叛獄の王子

hangoku no ouji

叛獄の王子
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神34
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

170

レビュー数
5
得点
205
評価数
47
平均
4.5 / 5
神率
72.3%
著者
C.S.パキャット 

作家さんの新作発表
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イラスト
倉花千夏 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
モノクローム・ロマンス文庫
シリーズ
叛獄の王子
発売日
価格
¥900(税抜)  ¥972(税込)
ISBN
9784403560262

あらすじ

享楽の園、ヴェーレの宮廷で日々繰り広げられる響宴。
隣国アキエロスの世継ぎの王子デイメンは、腹違いの兄に陥れられ、ヴェーレの王子ローレントの前に奴隷として差し出された。
手枷と首枷をはめられ、氷の心をもったローレントから屈辱的な扱いを受けるデイメン。
しかし彼は心の自由を失ってはいなかった。

そんなある日、己のうかつさから鞭打ちという罰を与えられ、ローレントにさらなる憎悪を抱くデイメン。
しかし自国の民を救うため、彼はローレントの前に跪くのだった――。

宮廷内で蠢く陰謀と愛憎。ふたりの王子の戦いが、幕を開ける。

表題作叛獄の王子

同時収録作品エラスムスの調練

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数5

素晴らしいです!!

原書で3巻+番外編3篇読んでからのレビューです。
本の感想を書くのは初めてなのですが、あまりにも素晴らしいシリーズなので、
想いたけをぶつけたくて書いています。

現時点で、日本語ではまだこの一巻目しか翻訳されていないのですね。
一巻ではあまり話は進まず、BL的要素もあまりないです。

2人が話す度、緊張感があってハラハラします。
王子ローレントと奴隷デイメン(元王子ですが)という立場で、
ローレントは美しいけど、氷のように冷たくそして高慢です。1巻ではデイメンを理不尽に虐げます。デイメンは真っ直ぐで正義感があってたくましい人。全く正反対の二人です。

1巻目ではローレントのデレはほとんどありませんし、デイメンもローレントから逃れることを考えていて、ラブには程遠いです。(デイメン視点で語られていて、ローレントの金髪碧眼の容姿が好みのことは明らかですが。)

2巻目以降に、本当に少しずつ2人の関係が良いものへ変化していきます。変化の過程がゆっくりでじれじれします・・・!
世界観がしっかりしており、中世を舞台にした壮大な映画を見ているような気分になります。
ファンタジー好きにはたまらないですし、ドラマのゲームオブスローズを見て以来の興奮でした。

英語力がほとんどないですが、それでもこのシリーズが面白すぎて、余暇を全てこのシリーズに費やして一気に読みました。それくらい好きです!!一番好きなBLかもしれません!!
2人の関係性が大好きです♪
日本語で3巻目まで出たら、ぜひ日本語で読み返したいです!!

8

一大スペクタクルの予感

三部作のシリーズ、第一冊目の邦訳(原題"Captive Prince")。

作者のC.S. Pacat氏はメルボルン出身。
本作は2013年に自費出版されたもので、それが話題になったことでPenguin Randum House社から出版され、現在翻訳版も続々刊行中とのこと。
完結巻となる三冊目は今年の二月に出たばかりというかなり新しい作品です。

あらすじ:
アキエロス国王の正嫡・デイメン(デイミアノス)は、腹違いの兄・カストールに陥れられ、奴隷として隣国ヴェーレの王子・ローレントに差し出される。
王子に忠誠を誓いつつ、脱出の機会を狙うデイメンの運命は…

デイメン(表紙手前)は、褐色の肌に鍛えられた肉体を持つ戦士。
奴隷の境遇にあっても反逆心と自国の民への想いを失わないバイタリティに満ちた人物です。
その腕一つで強姦の危機を乗り越えたり、年下の主であるローレントを挑発したり諭したりと、心身共に非常に強い主人公。
果たして彼は国に帰り、王座奪還を果たすことができるのか。
続編の展開に注目です。

ローレント(表紙奥)は、金髪碧眼の美青年。
デイメンを殴ったり鞭で打たせたりする残忍な一面もあれば、
奴隷である彼の言葉に耳を傾ける聡明さもある、謎に満ちた孤高の王子です。

身分を隠し(デイミアノス王子は死んだことになっている)、奴隷としてローレントに接するデイメンですが、内心は同じ王子として彼にシンパシーも感じており、そこここで彼をフォロー。 
王宮内で孤立無援のローレントもそんなデイメンを信用し始めているようで、今後の彼らの関係の変化が気になります。

ちなみに、本書にデイメンとローレントの絡みはなし。
デイメンが浴場でローレントの裸体に欲情したり、ローレントが媚薬を盛られたりといったトラブルはあるものの、未だ二人の間には王子と奴隷としての線がハッキリ引かれています。
互いの立場上、本来敵同士である二人の腹の探り合いや騙し合い、そして心の交流等が今後のシリーズの焦点となってくるのかなと思います。

古代ギリシアを思わせる世界観にも魅力があり、歴史ファンタジーとしても読み応えある作品となる予感。
続編の邦訳も楽しみです。

10

忍耐の1巻。

本日完結の3巻が出ていますが、その前に2冊読もう~と思っていたら。なんとまあ読み応えのある事。1冊読み終わるのが精一杯。息詰まる思いの国の攻防戦、王子たちの頭脳戦、ああめんどくさい謀略うずまく宮廷もの・・・(´;ω;`)1巻終わって、BL的萌はまーーーーーーったく無かったです。お話としては凄いと思うし、2巻は手元にあるし3巻はもうすぐ届くので、頑張って読もう。本編320P+本編に出てきた美人さん視点のお話27P。

お話はヴェーレ(金髪王子ローレントの国)とアキエロス(黒髪王子デイメンの国)の攻防戦に加えて、各々の国の中での王座をめぐる争いもあり。1巻は、黒髪王子が謀略に負けて金髪王子の国に奴隷として送り込まれ、金髪王子ときゃんきゃんやりあった後、叔父との確執で国境近くに送り込まれることになった金髪王子を守るべく、一緒に旅立つところまで。

登場人物多いし(表紙折り返しに一覧あり)、地名多いし(冒頭に地図あり)大変。
でも3巻で「お?」な人物出てくるらしいって漏れ聞いたから、しっかり読んどかなきゃです。
ということで、登場人物コメント。

ローレント:頭いいのか?720度ぐらい回り回って結局自分の首絞めることにならないのかと、思わず心配してしまう。美人さんでS傾向あるんじゃね?という印象。(可愛くはない。個人的には苦手)

デイメン:ローレントよりよっぽど分かりやすい。恋人だったジョカステに裏切られ、腹違いの兄(カストール)に国を乗っ取られる。祖国を一生懸命思っている。

執政:ローレントの叔父。このおっさんもよく分からん・・・とにかく怪しい。ローレントとはひたすら仲悪い。狐と狸の化かしあいと感じる。

ニケイス:ほぼ少年な色子。これも怪しすぎる。どうやら執政の色子らしい。

エラスムス:デイメンに仕える予定だったアキエロスの奴隷だがデイメンの顔は知らない。ヴェーレに送られていたが、そこからパトラスの王子に気に入ってもらい、仕えるべくパトラスへ。アキエロスの奴隷は忠犬のように主人に従うことに喜びを見出すタイプらしい。この人気になるんだよな。

どいつもこいつも怪しい奴ばっかりで、甘い感じがまーったく無かった1巻でした。2巻は怒涛の展開と漏れ聞いている・・いつ3巻に到達するやら。

0

BL展開や萌え要素がカナリ薄め

あらすじだけ読むとカナリ好みのストーリーだったのですが、翻訳物のためか、とにかく読みづらいと感じました。
主人公やお相手の感情が読めず、淡々と行動の描写のみが続いているため、何が言いたいのか、全く感情移入ができず。
個人的な理解力の問題かもしれませんが。。
登場人物名が多くて途中から誰だか分からなくなってきて読むのを諦めてしまいました。。
あらすじからBL展開を勝手に期待し過ぎてしまっていたため、エロシーンもほとんどなく残念でした。
読み応えはあるのだと思います。

6

緞帳

一読して考えたのは、この作品がメンズロマンスである事の必然性。
一読者として率直に申し上げれば、ロマンス抜きでも充分語り得る
だろうと。
ロマンスと言う部分に執着して性を入れ替えればどうにかなるかと
言えば確実に破綻する世界観であるし。

或いはこの一冊は起承転結の内の起の部分に過ぎないのかも知れない。
だとしたら読者側は期待を抱きつつ付き合うのが礼儀なのだろう。
挿絵と外伝から醸し出されるわずかなデレを支えにしながら。

2

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