チ●ポついてるよ……見る? 気持ちいいのに男も女も関係ないよね

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表題作運命の男

ロミオ,カフェのオーナー,無類の女好き
廣﨑浅彦,高級車メーカーの営業

あらすじ

お互い男と付き合うのは初めてなのに、こんなにうまくいくなんて・・・!?色男オーナーと、ヒミツの性癖がある美人リーマン★カフェのオーナーをしているロミオは、大の女好きだ。そんな彼が、友人に連れられたゲイバーで出会った浅彦に一目惚れをしてしまう。その夜、浅彦の部屋で激しく燃え上がったふたりはカラダの相性もばっちり★だけど、遊び人に見えた浅彦はカフェの常連客で、しかもヒミツの性癖があって!?

作品情報

作品名
運命の男
著者
大槻ミゥ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784864368865
3.3

(34)

(6)

萌々

(9)

(14)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
9
得点
109
評価数
34
平均
3.3 / 5
神率
17.6%

レビュー投稿数9

切なく・エロく・コミカルで読後感◎

1冊丸ごとひとつのお話で、
女好きのノンケのカフェオーナー × 美人リーマン(表紙の人)
明確に年齢については触れられていないけれど、多分年下攻めです。

前作の「生徒会長のジジョウ」も好きでしたが、
こっちの方がより好み、ここ数年の作品では一番好きだなぁ。
ここをもうちょっと詳しく描いてほしかった!
とモヤモヤすることのない、キレイにまとまった1冊だと感じました。
あ、エロは結構多めで、グチュグチュでなかなかエロいです☆
乳首や亀頭に貼ってあるトーンが、ぷるんと見えて美味しそう☆


攻めがオーナーをしているカフェによく来る、
眼鏡リーマン(表紙の受け)を女性店員達は美人~~と騒いでいるけれど、
攻めは男になんて興味なし。
なのに、
親友に頼まれて付き合いで行ったゲイバーで偶然出会った、
超美人の男性には目を奪われてしまう。
その美人は、実は眼鏡を外していつもと雰囲気の違う受け。
そうだと気付かずに、攻めはそのまま受けの家へ行って飲んで、
男相手なのに惹かれる気持ちを抑えられず、体を触って、
そのままセックス。
女の人としか付き合ったことがないと言っていた受けが、
乗っかってきて、挿入まで。

翌朝、受けがよく来るカフェの客だと分かってビックリ!
でもそのままふたりはお付き合い。
お互い男と付き合うのは初めてなのに、
こんなに関係もエッチも上手くいって気持ちいいなんて、運命的!!
そう思っていたのだけれど、そのスムーズさが逆に段々気になってきて…


女性大好き~だったチャラめの攻めが、
男の受けが愛しくてたまらなくて、何か秘密を持たれているようだけど、
遊びでもいいから…と切に受けを想う姿や、表情にグッときました。

で、その秘密、なんですが、
分かってみると、すごく可笑しいのです☆
(自重してナイショ、分からないで読んだ方が面白いですよー)

切なさ・エロさ・コミカルさの融合がすごくよかったな♪

これはラブコメかなと思うのですが、
まっすぐな相手への想いがキラキラして見えて、
相手をリスペクトする気持ちも感じられて、読後感のよい1冊でした。

10

ヒゲの攻め

大槻さんの作品は『TRAP』に続いてこれで2作目なのですが、キャラクターがオシャレで読んでて楽しかったです。
攻めもツーブロックの長髪&口ヒゲで、BLではあまり見ないタイプでいいですね。
表紙の印象だと特に受けの目元がまつげバサバサで癖のある絵柄だと感じると思いますが、白黒だとそこまで派手な感じではないです。

ストーリー的には大きな山も谷もなく安心して読める部類ですが、逆にちょっと物足りなかったのは、1話目でゲイバーで意気投合してから体の関係になるまでがあっさりすぎたところ。拍子抜けしてしまいました。
あと、受けの家のクローゼットに隠されているものが簡単に予想出来てしまってオチに意外性がなかったのも残念。

面食いな攻めと(一般的に見れば)特殊な性癖を持つ受けとの組み合わせは好きですが、お互いの性格とか気持ちの描写をもっと読んでみたかったです。

でもそんなマイナスを上回る萌えも十分ありました。
攻めがスーツ姿を好んでないと受けが勘違いして、青姦に誘い込む流れ、ここだけ取り上げれば神評価。これが読めただけでも買って良かった。

1

いつもの大槻先生

大槻ミゥ先生ファンの方は安心してください。いつもの大槻ミゥ先生作品ですよ。(キリッ)

いつもどおりキラキラしていていつもどおりちょっぴりえっち!で、いつもどおりオシャレです。

ここからネタバレします。↓

受けの浅彦さんの秘密の性癖というのが、アナニー趣味なわけですが、とは言えやはり肉棒がいいわけです。
アナニーをもっとフューチャーしたら突き抜けた作品になった気がします…正直アナニー要素が多くはないのでちょっと残念です笑

ちなみに無類の女好きだというロミオさんですが、普通のモテオトコって感じです。

ロミオに片思い時期の浅彦さんももっと見てみたかったです。続編に期待です。


5

乙女だなあ

大槻さんの受けは段々体型はごっつくなっている気がしますが、基本キラキラで乙女ですよね。
今回もそういう感じでした。
なんかもう色々、感覚や行動が乙女だ!(笑)
いや、悪い意味でなく。
リーマン時とプライベートのギャップのあるキャラって話ですが、最後にはリーマンでもかなり乙女だったような。
ノンケだったけれど包容力のある攻めで、受けの秘密も結局たいした事ない(?)なので最初から最後まであまあまでございました。
ごちそうさま。

読後感がよいので、こじれたり悩んだりしない平和なBLが読みたい時にはオススメです。

3

ノンケ同士の割に葛藤もなくあっさり

女好きのカフェ店長・ロミオ(攻め)は、ゲイの友人に頼まれ付き添ったゲイバーで、やたらと顔が好みな浅彦(受け)と知り合う。同じくノンケだという浅彦になぜか心惹かれるロミオ。そのまま意気投合して浅彦の家に行き、本当に男なのか確かめているうちに成り行きで寝てしまうが、実は浅彦がカフェの常連客だということが判明し…。


攻めがロミオと名乗ってるんですが、本名なのかな? キラキラネーム甚だしいですけど。
それはさて置き、女好きノンケのカフェ店長攻め、カフェの常連客のキラキラエリートサラリーマンが受けです。顔が好みなあまり、酔った勢いで本当に男なのか確かめているうち、「ち○ぽついてるよ、…見てみる?」的な流れになり、お互い男は初めてだったのにあっさり初体験。
でも、初めてという割にあっさり挿ったのはなぜ? もしや男が初めてって嘘だったの? 俺遊ばれてるの? と攻めが面倒くさいことを言い出し、すれ違いモードに。

面倒くさい攻めにも萌えなかったし、あっさり挿った理由もすごくありがちな理由だったし、攻めが女好きすぎて生暖かい気持ちになっちゃったしで、あまり読んでてテンション上がりませんでした。意外性も萌えもなかった気がします。

でも受けは可愛いし、キラキラしてるし、そういう点では楽しめました。1冊まるまる同じカプの割には読みごたえもなく、さらっと読めちゃう感じです。

2

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