アナタの『澱み』を、癒やします。

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癒やし系妖怪と淫居生活

iyashikeiyoukai to inkyoseikatsu

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表題作癒やし系妖怪と淫居生活

菅原尚臣,官能小説家,バイセクシャル,33歳
白玉,大人になってしまった座敷童子,年齢不詳

その他の収録作品

  • あんこ日記①~④(描き下ろし)
  • 後日談(描き下ろし)
  • カバー下:キャラ説明・漫画「見えるものたち」

あらすじ

小説家・尚臣の家に住み憑いているのは、座敷童子の妖怪・白玉。
掃除や洗濯、飼い猫のブラッシング……献身的に働いてくれる白玉は、
その上尚臣の『澱み』を浄化してくれるが、その対価は尚臣の『精気』…または『精液』。
無垢な目をしながら、毎夜襲ってくる白玉を、今日も尚臣は愛し尽くす…♪
非日常な日常系!? 妖怪たらしなスパダリ×尽くし系妖怪の甘い同居BL!

作品情報

作品名
癒やし系妖怪と淫居生活
著者
麻倉カムイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
ISBN
9784040684017
4

(115)

(41)

萌々

(44)

(21)

中立

(7)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
16
得点
451
評価数
115
平均
4 / 5
神率
35.7%

レビュー投稿数16

可愛くて健気でたまんない

座敷わらしの白玉さんが、ただただ可愛くて、綺麗で、尚臣に健気に尽くして、もうたまんないです。大きい白玉さんはすごく美人ですが、小さい白玉さんはとにかく可愛い。

久しぶりに再読したのですが、目頭が熱くなったし、やっぱりいいお話ですね〜。

2

可愛くて健気で癒されて、エロ補給も◎

麻倉カムイさんの2冊目のコミックスです。
「ちいさな島のやさしい恋」でカムイさん作品の魅力にノックアウト!
だった わたしは、先に同人誌「白玉日和」を読んでいたのもあって、
首をながーーーくしてコチラの単行本化を待っていました~~

今回も受けが健気でほのぼの路線、だけどエロも結構しっかりです。
ちょっと受けが女性っぽく見えて好みが分かれるかもですが、
癒し系で可愛いファンタジーで、わたしは大好きな1冊になりました♪


官能小説家のバイの攻め(表紙右)は、ある夜、
チビッコ姿の座敷童子に後をつけられていることに気付きます。
本当は、普通の人には姿が見えないはずなのに、
なぜかその座敷童子(受け)の姿がしっかりと見える、攻め。
抱えている 澱み を浄化させてほしいと言われて、
小説のネタになるかも…と、そのチビ座敷童子を家に連れて帰ったら、
真の姿の長髪美人(表紙左)になった座敷童子に、
寝ている間に乗っかられて、精液を食されていて~~~
そんな感じで、お話は始まっていきます。

座敷童子の受けにとっては、キスやエッチはお食事なんですね、
ということで、必然的に?エッチシーンは多めです☆

好奇心 & 好みのタイプだったから…ということで、
受けの座敷童子を家に住まわせる攻めですが、
それを受けはすごく恩義に感じて、
とにかく健気に純粋に慎ましく、攻めに尽くす尽す。
(部屋の前で、ちょこんと座って じっ…と待っている姿にキュン)
だけど、天然なところも多々あったり、
攻めの精気が美味しすぎて時々歯止めが利かなくなったり。
(すごく おっとり しているのに、実は襲い受けでもあります)
こんな、
無垢で健気なのにエロには積極的~という可愛い子、
堕ちない男はいないと思うーーー
古風な話し方も癖になるし、わたしはもうメロメロですw

ふたりとも、ちょっと自分を抑えられない時もあるけれど、
ちゃんと冷静になって相手の立場に立って反省したり、
自分が悪かった…と許しを乞えるところとか、
気持ちがまっすぐで、見ていてとても心があたたかくなりました。
こういうところ、わたしも見倣いたいなぁ。

後半の、受けが攻めの言葉にずっと傷ついたまま、
無理をしているのに攻めは気づかずに忙しくしていて…なんて、
リアルでも似た状況がよくありそうなすれ違いで、
なんだかすごくグッときちゃったな。

攻めの家に来る前は、受けはどうやって食事をしていたのかとか、
若干、不透明で気になるところもありましたが、
とても楽しくて、癒された1冊でした。
猫の あんこ も、地味~なところがすごく可愛かった♪
神寄りです☆☆☆

10

白玉可愛い、白玉可愛い、そしてあんこ殿!

とにかくひたすら癒されました*´Д`*
電子の試し読みを読んだ時からチビverの白玉の可愛さにノックアウト寸前だったんですが、コミックスを読んで完全にノックダウンされました☆
健気に頑張るチビ白玉に何回萌え転がったことか≧▽≦
私的にチビ白玉のビジュアルがドツボだったようで、若干興奮度合が過剰かもしれませんがお許しください(笑)


メインは、官能小説家の尚臣と、その家に住み着いた座敷童子の白玉。
尚臣の『澱み』を浄化してくれる白玉ですが、その対価が尚臣の『精気』または『精液』!
この時点で淫靡な雰囲気が漂いますよねぇ(笑)
確かに、尚臣の精気を求めてスイッチの入った白玉は妖艶且つ淫靡で、時折自分を抑えられず暴走してしまうんですが、本来の白玉は健気で純粋な慎ましいウブな子なんです。
そのギャップがまた萌えポイントだったりするんですよねぇ☆

一方、尚臣の方はというと、最初は座敷童子という存在への好奇心で白玉を家に住まわせ、浄化の対価が精液ということを知り、好みの男が抱けるラッキー♪くらいの感覚なんです。
でも、白玉が住み着いてからは仕事も順調で、自分のためだけにひたすらつくしてくれる白玉の存在は尚臣の中で日に日に大きくなり、手放したくないと思うようになるんですね。
私が尚臣でもね、同じ気持ちになりますよ!
だって、白玉可愛すぎるもの!!
普段はぬいぐるみサイズの小さい体で健気に頑張る白玉。
大きい体の方が家事も楽なのに、敢えて消耗の少ないチビverで献身的に頑張る姿に萌えずにはいられない☆
尚臣殿、尚臣殿、と言って無邪気に笑う白玉は癒し以外の何物でもないのです!

白玉を愛しく思い、優しく大切にする尚臣。
そんな尚臣に対して、本来の座敷童子では持ち得ない感情が白玉の中に沸き起こります。
それは愛情。
本来の座敷童子は、主の繁栄を望み、ただそばで見守り、足早に過ぎる人の生を眺めているだけの存在でした。
でも、尚臣を失う日が来ると思うだけで胸が苦しくなり、ずっと尚臣のそばで過ごしたいと願う白玉の気持ちがとても切ないのです。
尚臣への愛情に気付くまでは、尚臣から精気をもらうためだけのセックスという行為が、愛情を認識することによって尚臣を受け入れることに喜び満たされる行為に変わっていくんです。
仕事が増えて働きづめの尚臣の状況を自分のせいだと思ったり、尚臣を求めすぎて負担をかけてはいけないと痩せ細るまで尚臣を拒否したり、白玉の尚臣を思う気持ちの一つ一つが、余りにも健気で純粋でもう。。
白玉が泣くと私も泣きたくなる、尚臣の白玉に対する真っ直ぐな言葉には私も満たされる…そんなお話でした。

人と妖怪という異なる存在であっても、愛おしく大切に思い合う気持ちは同じ。
白玉の純粋さと可愛らしさに癒される、まさに癒やし系BLでした☆
それと、最後になってしまいましたが、猫のあんこ!!
この子のすごく良い味出してるんですよ!
もふもふぶさかわ系?のあんこ殿。
チビ白玉との触れ合いがたまらなく可愛いし、実は誰よりも真実を見抜く力を持ってるのがあんこだったり(笑)
間に挟まれる、あんこ目線の4コマ「あんこ日記」の癒し効果は抜群でした♪

日々の生活に疲れ、癒しを求める皆様にお勧めの作品ですよ!
そして、麻倉先生の描かれる攻め様は相変わらず良いカラダをしていらっしゃる(笑)

9

白玉の可愛さにKO

ちるちるさんの作家インタビューで紹介されていて、ちょっとおもしろそうだなと思ったのですが表紙がいまいちツボに入らず。で、購入をためらっていましたが『COMICフルール』で中身を読んでみて、白玉の可愛さに思わず購入。内容はすでに書いてくださっているの感想を。


座敷童が大人になってしまった。
という斬新な設定が非常に面白かった。で、その座敷童の「食事」が人の精気であり精液、というのも。
座敷童って「穢れのない子ども」というイメージだったので、それらを覆す設定をもしかしたら受け入れられない方もいるのかなとは思いましたが、個人的にはとてもツボでした。

もうとにかく白玉の可愛さにKOされました。
この作家さんの絵柄の特徴なのか、時々頭と体の比率がおかしい時があって、そのせいもあってか大人の大きさの時の白玉はビジュアル的にはちょい微妙。表紙の白玉がなぜツボに入らなかったかと言ったら、彼の眉毛のせいだと思うんですよね。ちょっと麿っぽいというか。
でも、チビ白玉の可愛さは半端ない。もう可愛いのなんのって。
で、中身も非常に健気で可愛らしいんです。尚臣のために、誠心誠意尽くす姿になんともほっこりします。

白玉が可愛すぎたせいか、尚臣の存在がちょっとかすんでしまったのがちょっぴり残念でした。
白玉に優しくするのはカッコよかったけれど、でも、相手が白玉でなくても尚臣はああいう態度をとっていたと思うし。「白玉だから」こその対応がもう少し見れたらなおよかったと思いました。

時々入る、飼い猫の「あんこ」の日記風の話もかわいくてよかったし、尚臣の甥っ子の誠吾の持ってきた妖怪のでーぶいでー(by白玉)もよかった。

白玉の切ない恋心あり、所々出てくるギャグもよかったし、あんこ・白玉の可愛さもよかったし、何だかとてもほっこりするお話でした。

7

ちびもふの癒し効果vv

実寸大白玉(受)のノペっと感がどうだろう…と思って購入を躊躇してましたが、やっぱりちび白玉が気になって気になってしょーがなくて、
煩悩のままにゲットしました~。ヾ(≧▽≦)ノイェイ

はーーーーーーーーっ。ちび白玉かわいすぎだぁぁぁぁぁ。(嬉)

もふもふも癒しですが、ちびも癒し効果絶大です。
ちびで健気!!!
あぁ、かわいくてぐりぐりしたくなります。笑

表紙の実寸大白玉は微妙…と、思ってましたが、口絵を見た瞬間に
前言撤回!!!っです。笑
何だこの桃色らぶりーな白玉はっ!!
上半身露わで跪き+両手を足の間に挟んだ格好で後ろから差出される
尚臣(攻)の手を舐めてるってどんだけえろいんだよっ
このかわい子ちゃんわっ。
と、口絵の白玉にメロメロにさせられました。笑

イケメン小説家×健気淫乱座敷童(+もっふり猫)の出会いから恋愛に至るまでのお話が描かれておりました~。

最初は尚臣の魅力的な精気に抗えずにのっかちゃう誘い受けな白玉が
実は超絶ぴゅあっぴゅあという王道パターンなんですが、
一つ一つのセリフが本当に純粋に尚臣を慕っていて、素直でほんとぉに
かわいい。
淫乱になっちゃうのはお食事のときだけですし。笑

基本的にのぽ~んと癒しを振りまくってる白玉が、尚臣を想って家を去ろうとしたり、恋愛感情として尚臣を意識しすぎて嫌われないように精気を食べることを極限まで我慢したりする姿に不覚にもはらはら、うるうるっとさせられちゃいました。(*^^*)テレッ

白玉のキャラが強烈にかわいーので、正直尚臣のキャラは若干掠れがち…
かな。苦笑
白玉のキャラを立てるためのキャラというか。
あっさり白玉を手放せなくなってる気持ちはすごく分かるけど(笑)、
もうちょっと尚臣の心情とか描かれているとすれ違う感じが際立ってなお
萌えたかなー。
ぜひとも次巻で描いてほしいですっ。

あとはやっぱりあんこ姐さん(猫)のもふっぷりも好きーvv
ちび白玉よりちょっとあんこ姐さんの方が大きい…と思うのですが、
コマによってはちび白玉の方がでかく見えたりするのはご愛嬌です。笑
二人がくっついて寝こけてるシーンが激萌えっすヾ(≧∇≦*)〃キャーv
もふもふとちびっこのコラボレーションですよ!最強に決まってます。笑

終始やわらかい空気に満たされているけど、ちょこっとだけ切ないシーンも織り交ぜた癒し効果満点の作品でした~♪ヾ(≧▽≦)ノ
いやー、ずっと口角が上がりっぱなしでしたよ。笑
お疲れの姐さんにお勧めしますー。

4

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