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オチがわかりやすいぞ〜
書き下ろし含め6本収録されてました。絵柄はスッキリしていて、話もページ数が少ないのに分かりやすく読みやすかったです。
《僕はエッチができない⁉︎》
優と潤は恋人同士なのに何故か潤にHを拒まれて‥優くん悩んでおります、自分の何がいけないか？友人に相談すると『シモ事情』ではないか？と‥実は潤くん可愛い顔に似合わずご立派な物をお持ちで、昔からそのことで揶揄されていてズボンを脱ぐのに抵抗があったみたい、潤が受けだからいいけど、攻めだったら相手は痔だね。
《涙の先には恋がある》
モテモテの月生田が後輩の鮎川をからかって遊んでる話
いちいち反応が楽しい鮎川は月生田の玩具。泣き顔見てたらHな気持ちになったみたいだけど、挿入はまだ無い、まぁ時間の問題の様な気がする。
《よいどれセフレ初体験⁉︎》
中江（受け）は親友の池田（攻め）とルームシェアをしている、仕事をミスした夜、酔うほど飲酒して池田と一線を超えてしまい、中江が正気に戻った時、池田は出張で留守、出張から戻ってきた時、中江は池田のシャツを嗅いで自慰してる最中、再びH突入‥なんだかんだで結局両想いでハッピーエンド。
《人はなぜ恋に落ちるのか》
彼女に振られ酔い潰れたところを助けてくれた男の子を美少女と勘違い！再会した時、その美少女からホテルに誘われホイホイついて行った話
まぁ男の子と分かっても関係を持ってしまう、王道といえば王道の話でした。
《恋は媚薬フレーバー⁉︎》
好きになった同級生を媚薬を使って両想いになろうとした話
媚薬を勧めたのも作ったのも、オカルト研究部の後輩だから受けは何にもしてないんだけどね。結局、攻めも受けの事を可愛いって思ってたという、こちらも王道でした。
全体的にオチがわかるぞ！という感じだったかな。
読みやすい
短編集です、サラリと読みやすく、どれも重くなくて可愛い感じの作品でした。
表題作は付き合っても全然してくれない彼氏との関係を描いた作品。なんでＨしてくれないのか？という理由をややライトに描いています。
短いのでどっぷりのめり込むほどの内容ではないのですが、カップルが可愛かった。
お話がいくつか入っていますが、カップルがけっこうどれも個性的な組み合わせだと思います。それが飽きずに最後まで楽しめた要素かな～と。
「人はなぜ恋に落ちるのか」
これが1番楽しめました。
小悪魔系の売りボーイと真面目な？おじさんのお話です。
短いのにテンポがよくて面白い。この後2人がどうなったのか知りたいと思います。
短編集なのでどうしてもほぼＨして終わりという流れになっているのが残念なので、次はもう少しストーリーが長く読める長編を読んで見たいです。
どのキャラもいいね
初めて読んだ作家さんでした。あとがきによると、ちょっと古いものもあるそうですが絵もストーリーもそれほど古さも拙さも感じられず、どれも面白かったです。
短編ばかりなので、評価はそれほど高くつけていませんが、表題作とかはどちらのキャラも好きですね。攻めの優さんはずっとモテ人生だったらしく、それを堂々と語っちゃうようなちょっぴり残念なところも愛すべきキャラだし、受けの潤くんも可愛くて、THE後輩！という雰囲気なのに、脱いだらギャップがあるキャラで、それをコンプレックスに感じているところがまたなんとも初々しいんです。
他の作品も面白かったので、仕方ないのですが、欲を言えばもう少しこの二人でドタバタしてほしかったかな。と言うか、どの作品も短くて、これからと言うときに終わってしまって残念でした。
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