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繊細で緻密な絵柄の作家さんです。
温かみのある少女漫画な絵柄なのに、性描写は濃厚です。
エロス大好物なので、私は大変有難いです。
全てのコマが丁寧で美しいです。
表情やしぐさなどのディテールまで、本当に丁寧に描かれています。
かなり大胆な性描写をされていると思うのですが、不思議と下品にならないんですね。
作風もあるのでしょうが、描かれる身体の曲線などが美しいからでしょうか。
本当に絵が好きで、相当本格的に描いて来られた方なのかなと思います。
作画が本当にクオリティが高い為か、読み終わった後は短い映画でも見た後のような感じでした。
本当に三人がこの世界のどこかにいるような。
主人公の幸輝は、優しくて流されやすい男の子です。
幼馴染の年下の二人に流されるように身体を繋げてしまいます。
漫画の主人公にしてはパンチがないかもしれないですが、それがリアルでした。
若い彼の優しさ、葛藤、困惑。
(何も確たることは言えないけど、)それぞれの道に進んでもまたかえってくると言うシーンは、
今の彼なりの三人の関係に対する答えで、前向きで嬉しかったです。
受の子二人が可愛くて、私は特に伊織が可愛かったです!
他に二作品収録されていますが、特筆すべきは「星の花」でしょうか。
良い作品です。素敵な作品です。
ですが私はこの作品を読む時は心を強く持っておかないと、泣いてしまいます。
動物好きな方や、人生の経験をある程度積んできた年代の方には、少し切なすぎるかもしれません。
総じてクオリティが高い作品を描いて頂ける作家さんですので、
これからもご活躍に期待しています。
荒井よしみ先生の漫画の大ファンです。
ショタ受けが性癖な方なら買って損はありません。
まず、表題にもなっているユピテルにおねがいは、ショタ2人に大学生の攻め1人という最高のシチュエーション。荒井先生はショタを描く神です。画力がすさまじい。なのにストーリーもシッカリ萌えます。
エロシーンの描写も最高です。デッサンがお上手な方のエロシーンは安心して物語に入り込めます。
そして、私が一番感動したのは、最後に掲載されている「星の花」という短編です。
ぜひ、ネタバレ無しで読んでもらいたいです。途中まではおじさん×ショタという普通の売春ものかな?と思いきや、濃厚エロシーンのあと、まさかの号泣しました。
何度も何度も繰り返し読んでいます。そのくらい素晴らしい漫画でした。伏線の回収も素晴らしい。
何度も言いますが、ショタ受けが性癖な方は荒井よしみ先生の漫画を買って損しません。
素晴らしい作品を世に送り出してくださったことに心から感謝致します。
表題作は幼なじみもの3P。
大学生の幸輝には2人の幼なじみがいる。ある日、風邪を引いた幸輝のアパートに2人が看病に来てくれたが、泊まることになった2人がキスしているところを目撃してしまい…。
攻め1人に受け2人という、珍しい組み合わせの3Pでした。
攻めは大学一年生、受け2人は年齢表記はないのですが、高校生攻めとランドセル背負った低学年ぽい受け2人というエピソードがあったので、多分中学生になりたてくらいかな。小中学生設定を「中学生」と書けないとは世知辛い世の中です…。
まあそういうわけで、ショタ風味の楽しめるお話です。ショタ2人は、1人はおっとりふわふわ系、もう1人は関西弁の八重歯くん。どちらも可愛くていい感じです。半ズボン履いてたりして萌えました。
受け2人に比べて攻めはややインパクトに欠ける印象でした。もうちょっとしっかりしてくれないと、不幸な未来しか見えない…。まあ受けくんたちを末長く愛してくれそうな良い子ではありましたけど。
エロは、ショタ風なためか背徳感が強く、個人的にはグッときました。
同時収録の短編が2編。
ひとつは特撮ヒーローに憧れている高校生受けと、その幼なじみの不良くん攻めの話。こちらは面白い設定ではありましたが、受けと攻めが久しぶりに会った感じで、なのにお互いすごく執着があるような設定なのが少々疑問でした。
もうひとつは大きな屋敷にたくさんの犬と住むお金持ちが、花火の夜に謎めいた少年と出会う話。ファンタジックなメリバ話で、不思議な雰囲気の作品でした。
個人的には表題作が萌×2、あとの収録作が萌というところです。
三人の関係がばれてめんどくさくなったりしません
三人が幸せ噛み締めるだけです
だから安心して読めます
でも3Pにつられて買ったらあんまり3Pぽくはなかったです
あと残念なところは普通の厚さなのに三本作品が入ってるため 続きくれっ て感じになります笑
幸せな三人に萌えますあったかくなります
続きでてほしい
最後の話は悲しいけどほんわかって感じで表紙とはテイストがちがいます
迷ったら買うべき一冊です
今まで電子書籍の1話完結のお話で読んだことはあったのですが、単行本で読むのはこれが初めてです。
表紙を見てショタかな?と思ったのですが…ショタはショタでしたが、攻め様が大学1年生というのにはびっくりしました(中学生くらいにしか見えなかったので…汗)。
その位、表題作の3人はみんな可愛いです。
3人は家が隣同士で幼馴染なのですが、和人と伊織は同級生、幸輝は年の離れた近所のお兄さんという関係です。
最初、伊織と和人が兄弟なのかと思ったのですが違いました…(汗)。
3人の中では伊織が一番お気に入りでした。置かれた状況がかなりシビアなせいか、外見とは裏腹にとても内気で言いたい事が言えずにかなり無理していそうな子です。
そういう我慢をしている時の表情がとても可愛くて愛しくて、もうギュッと抱きしめたくなっちゃう子でした。
同時収録作品は子供の頃にヒーローになると約束したヤンキーといじめられっ子のお話と、ファンタジーでちょっと不思議な感じのするお話です。
ヤンキーのお話も良かったですが、何と言ってもちょっと耽美な雰囲気のファンタジーのお話『星の花』が印象深かったです。
これは現実なのか、それとも死後の世界のお話なのか、どちらにも取れるようなお話で、個人的には死後の世界のお話ならいいな~と思った作品でした。
☆ここからは私の妄想ネタになります。
読後に色々妄想してしまったのですが、もしこの2人が輪廻のような体験を繰り返しているとしたら、ラストは幸せなシーンだなと。
決して体は強くなさそうな男、冒頭の4匹の犬と4つの犬のお墓とそれを見ている男とボーダーコリーに似た犬。
犬のお墓を見ていることは既に起こった出来事のように思われるのに、ではなぜ今4匹の犬がいる?
男が言う「最後」とは、男自身の最後なのか、それともボーダーコリーに似た犬の最後なのか?
少年が言う「こっち」とは?人間になれたという事なのか?それとも生の世界?死の世界?
ここの世界の人達は実はみんな死んだ人たちで、4匹の犬も男も最後の犬(少年になってるけど)もこれからはここでみんなずっと一緒に暮らすんだよっていうお話だと幸せだな~と延々と想像してしまいました。
切ないけど心も暖かくなる素敵なお話でした。