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なびかないにもほどがある

nabikanai nimo hodo ga aru

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表題作なびかないにもほどがある

蒲原 チャラい高校生
沓間 高校生 地学部部長

同時収録作品この花は神様にだってあげない

三橋康生 義弟 高校生
三橋一太 義兄

あらすじ

バイトと遊びで留年危機の俺は、廃部寸前の地学部に島送りになった。
そこで、いけ好かない部長の沓間が、顧問をオカズにオナる姿を目撃し
興味本位で脅して何度もセックスした。

────────求められれば応じるくせに絶対なびかない
クソ真面目で、一途で………不器用すぎる沓間。
気づくと俺は本気の恋におちていたのだ。
クズ問題児×堅物優等生「なびかないにもほどがある」

義兄弟の絶対言えない片恋事情「この花は神様にだってあげない」
問い合わせ殺到「ここのつヒロ」鮮烈デビューコミックス!
大量描き下ろし24ページ

作品情報

作品名
なびかないにもほどがある
著者
ここのつヒロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
この犬はまだ甘い毒を知らない
発売日
ISBN
9784832290044
3.9

(121)

(41)

萌々

(50)

(21)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
15
得点
473
評価数
121
平均
3.9 / 5
神率
33.9%

レビュー投稿数15

表紙とのギャップ

評価が高くて購入したけど、表紙の絵柄が、すごくシリアスな話っぽいなと思って積読状態だったんです。
でも表紙をめくってみると、キモ可愛い3頭身のキャラクターが!!
読み進めると、沓間がぽっちゃりしたおじさん先生に恋焦がれている。
なんだか羽生山へび子先生みたいだなと思いました。
ギャグがメインのようなシリアスがメインのような。
この絶妙なバランスがとても良かったです。
石に関して熱く語るシーンも良いですね。読んでる私も石に興味を持ちました。
バラ輝石、よく旅館とかに飾ってありますよね。
今度見かけたらじっくり堪能したいと思います。

もうひとつの兄弟の話も良かった。
イケてない義兄に一途に惚れるイケメン弟。それも同じ年。
魅力的な設定、なのにヒロマジックで笑いもあり、で楽しかったです。
素敵な先生に出会えて、すごく嬉しいです。

0

色気のある絵柄と個性的な作風に惚れ!

色使いの綺麗な表紙に思わず目が止まってお試し読みしたら、中は中で色気たっぷりの綺麗な絵!
そしていざ読んでみると青年誌ノリのデフォルメ絵もお得意そうで、絵柄の幅が広いです。
すてき╰(*´︶`*)╯♡
この絵柄の綺麗さと幅を活かして王道からギャグまでオールマイティーに活躍されてほしい!

2カプ入りです。
ページの割合は半々くらい。
表題作は、沓間(受)の顔と身体がエロいわ、蒲原(攻)の顔がカッコいいわで、眼福の1作。
特に沓間の造形素晴らしいぷっくり乳首は時間を忘れて魅入れるレベルです!
しかしここに先生(沓間が元々片想いしていた人物)が加わると、一瞬にして画面がギャグ漫画化してしまう不思議。なんなのこれw 先生の存在感恐るべし。
同時収録作は、同い年設定の義兄弟モノなのにお兄ちゃんがちみっ子過ぎておにショタにしか見えないミラクル体格差カプ。
しかもお兄ちゃんはちみキャラ化もするので、最終的には「幼児(兄)と年の離れた兄(弟)だったかな?」とMy脳混乱。
これなに、読者の目を眩ましながらショタ描く新たな手法?笑

表題作も同時収録作も、ストーリーだけなら高校生モノらしく甘酸っぱくて可愛らしい王道な感じのお話なんですが、ここのつさんの個性的な作風がタダでは終わらせてくれない、なかなか今までにない読後感を得られる1冊でした。
ギャグ漫画では決してないですよ。お話のトーン的にはどっちかというとシリアス寄りです。
好き嫌いは分かれそうな気もしますが、面白かったです。

個性的な作家様の誕生ですね!今後もチェック決定です!

【電子】シーモア版:修正○、カバー下○(漫画等ではなく柄模様です)、裏表紙○
電子限定特典(1p)+シーモア限定特典(1p)付き(どちらもお礼メッセージ付きイラスト)

6

ayaayac

みみみ。様

こんにちは。みみみ。さんのレビューをキッカケに読みたいリストに入れてました。
表紙の絵が好みじゃないので、みみみ。さんのレビューがなかったら、萌えが詰まったこんな良作品を見逃すところでした。
沓間くんのぷっくり乳首の造形美いいですよね~♪
出会わせてくれたこと感謝してます。
ありがとうございました。

ゲスいはじまりが、だんだんピュアな恋愛に…

表紙の絵が好きじゃないので、自ら進んで読むことはなかったと思う。
でも、みみみ。さんのレビューをキッカケに試し読みをしたら、中の絵は色気ある綺麗さで、話も二編とも攻め視点で描かれてるのが新鮮で読めてよかった!
(意外なところから萌えを引っ張り出してくれるレビュアー様に感謝です)

「なびかないにもほどがある」
イケメンヤリチンの蒲原は留年危機で、担任が顧問をしている地学部に放り込まれ、そこで唯一の部員・沓間(くつま)と出会うが、睨んでくるし感じが悪い。
沓間は顧問のことが好きで、部室で一人でシちゃってるのを目撃した蒲原は最初は強引に、それからはセフレのような関係に。
ヤリチンの蒲原にとって、先生を一途に想ってる沓間は新鮮で、自分を見ないことが悔しくて…でも悔しいと思うのは恋しちゃったからなんだよね。
沓間も蒲原と一緒にいるのが心地よくなってきて、新しい恋というより、カラダだけじゃなく心も触れあおうとする初めての恋に踏み出す。

蒲原は「俺が持ちうる優しさの全てはお前にやる」ってヤリチンが愛を知るイイ男に、沓間も面倒くさがって人を避けてきた自分に気付いて、出会ったことによって二人とも良い方向に変わってるのがすごくイイ!
始まりはゲスかったのに、だんだんピュアな恋愛になっていくからドキドキ感も倍増です。

沓間が恋してた先生はオニギリみたいなモッサリ男なのがおかしいやら癒されるやら。ギャグも入ってくるけど、本筋を邪魔しない絶妙なバランスで、展開の見せ方がうまい!

あとね、学校エッチが多いのに、沓間が全部脱がされちゃってる率が高いんです。
みみみ。さんもぷっくり乳首を褒めてますが、大げさじゃないのにツンとして、なまめかしいカラダだから、全裸がすごくイイです♪

「この花は神様にだってあげない」
同い年のイケメン義弟・コウと、ダサチビ義兄・一太。
コウは親を亡くして親戚をたらい回しにされ、三橋家に引きとられてやっと家族の温もりを知る。とくに一太の優しさに救われてから一太ひとすじ。でも仲間同士の抜き合いはアタリマエと嘘をついて、一太とエッチなことをしてるのに罪悪感が…
一太もコウみたいな出来る男が自分と一緒にいてくれるのは、引き取ってもらった恩があるからだって引け目があって、お互い想いあっててエッチなこともしてるくせに、気持ちが相手に伝わってないもどかしさったら!

目元涼やかなコウはひねてるくせに一太にだけは一途で、一太も太い下がり眉で自信無さげだけどコウを大好きなのがかわいくて、こちらの話もおもしろかった!

デビューコミックスなのに、巧みさしか感じられない仕上がり。
最近の作家さんは、同人活動で経験積んでるのかもしれないけど、これが初コミックスだなんて!って嬉しい驚きが増えました。
ここのつ先生も次回作が楽しみな作家さんの一人になりました。

6

みみみ。

ayaayacさん

コメントありがとうございました!読まれましたか〜♪
意外性がいい作家さんですよね。次いつ出るかなーって楽しみにしてる方です^^

沓間くんの乳首の造形の素晴らしさに共感得られて嬉しいです!笑
いいぷっくり感ですよねー( ´艸`)

これが初コミックス…だと?!

先にレビューされている方が詳しく解説されているので感じた事だけ。
帯にあった「問い合わせ殺到の鮮烈デビューコミックス!」という文を見て
購入してみました。
私はよく表紙買いして後悔する事があるのですが
この本は中身も表紙と同様綺麗で、背景までちゃんと手を掛け
どのページも手を抜いてない感じがすごいです。
中身を読まずめくった時には“エロ少な目?”と思いましたが
読みだすと“これはこの量で合ってるな”と思い直しました。
まぁその代りチューはいろんな所でしています(笑)

表題作・同時収録作共、攻めがカッコ良く
受けの事をすごく好きで、真っ直ぐに向き合っているのに好感が持てましたし
受けもピュアで可愛い部分があるんだけど芯は強いという印象を受けました。
でもどちらの作品も共学の設定なので
モブで話しが広がらなさそうなのが残念かも…。
今後続きがあるとしたら、進学か就職でもめるとか
やっぱり女の子がいいんじゃないか、とかしか浮かばない…。

掲載された雑誌に合わせての内容だと思うのですが
私は何回も読み返す位好きな1冊です。
たまに出てくる三頭身のキャラも可愛かったです。



5

攻めの顔がカッコ良すぎる!!

絵がとってもお上手でデビュー作とは思えないほどです!!
表題作は、なびかないにもほどがある、というほどではないかなーと思いました。
確かに最初に受けが想いを寄せていたのはギャグ漫画のようなただのおじさん先生ですが、ちゃんと攻めになびいてましたよ。
受けが好きな鉱物の世界の奥深さも興味深かったです。

同時収録の同い年の義兄弟のお話の方が切なかったかも。
大人と子どものような体格差で、ちんちくりんで地味な受けのことを、長身イケメンの弟が兄と慕って大切に大切にしてる姿に萌え萌えです!
親族にたらい回しにされて冷め切ってしまった攻めが受けの優しさや温かさにどれだけ救われたかと思うと、ホロリと来ます。
お互いがお互いを想い合って恩返しがしたいと思っている姿がほろ甘い。
受けが攻めのために運ポイントを貯めたい!と葛藤してるのも可愛かったです。
ただ、お守りのくだりで、なぜか攻めが大好きなハズの受けに意地悪してて、その意図だけ??でした。
気怠げな色気のあるイケメンな攻め達を楽しめる1冊です!!

4

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