単行本版
心ごと、体ごと、慰めてあげる ピュアなノンケ男子×出張ホストのデリバリーラブ
2CP入ってます。どっちもなんか、かわいいなぁって感じでした。お花が飛んでるっていうか。思わず笑顔になっちゃう、みたいな。
1CP目は四股女に振られたリーマン保と、出張ホストのバイトをしている学生の詢。振られたショックでやけ酒して間違って電話しちゃう導入のアレです。最初は酔った勢いもあって関係を持った2人ですが、詢の「友達なろ!」発言からの付き合いを続けていくうちに…っていう展開のアレです。詢の明るさと押しの強さと、保のちょっとドジで押され弱いところとで上手くマッチングしているのですが、保は元ノンケなのに大丈夫か?という感じの心配があります…。まぁ詢が押しかけ女房しそうなくらいの押し強なんで、大丈夫か。あと詢は出張ホストでエッチもオッケーだったみたいだけど、その辺の緩さは大丈夫か?まぁ恋人には一途そうだから大丈夫か。
2CP目は前話で脇役として出ていたバーの店長こと原田と、金持ちボンボンすねかじりから家を追い出された自称もグズの悠馬。カプとしてはこちらの方が人気ありそう。原田はですねー、あれです。あげまんです。私、あげまん受けが結構好きなんですよね(笑)本人は若干不幸だったりするとなお良し。ちょっと悲しい過去があるとかね。あげまんでスパダリに成長した恋人に幸せにしてもらってほしい性癖。それで言うと悠馬の将来には可能性を感じる…!実家は金持ちだし、いずれは立身出世して原田の店を大きくしてあげてくれ…!
最後のオマケが『平和ーッ』で終わったのが良かったです。平和が一番。
表題作はノンケ会社員✕出張ホスト大学生のお話でした。
だいたい出張ホストが攻めになるパターンなのに、こちらは受けだったので驚きました。
ノンケ攻めが段々と受けを意識していくところが良かったです。
えっちは初回にあったきりで、あとは夢オチだけ。
最後に両想いになってからするのかな?と思ったら終わりになってしまって消化不良でした。
両想いえっち見たかった……!!
次は表題作に登場した店長のお話でした。
お調子者なパリピ✕真面目な店長で、店長は髭がありますが、あまり気になりませんでした。
攻めが段々と受けに本気になっていく様子が可愛かったです。
えっちは初回と職場で一回ずつ。
こちらも両想いになってからのえっちはなかったので消化不良でした……
シーモアは白抜き修正です。
お話自体はすごく好きなので、表題作ももう1つのお話も丸々一冊で読みたかったです。
両想いえっちがないことがすごく消化不良なので萌2評価です。
折にふれ読み返してしまう作品です。
表紙の半脱ぎ状態からみえるおちくびに惹かれて購入。本編ではほぼ小さい蕾は出てきません。が、しかし、何回読んでも楽しいし、発見があります。
こちらの物語、4またされていた人が良すぎる攻めの保くんがやけ酒煽ったあとベロベロで女の子呼ぶつもりでデリヘル電話したら、イケメンの受けさん詢くんがきたーーーーっていう、BLではよくある始まりですが、ちょっと違うのが、詢くんがすごい人懐っこい男子で友だちになること!!!!
保くんも女災に飽き飽きしていて、ふたりは焼肉にいったり、保くんのおうちでかわいいケチャップイラストいりオムライスを食べたり、急速に仲良しになっていきます。
えっちな場面は割と少なめなのですが、ひとつひとつの交流が微笑ましく、好きだからいっしょにいたい、好きだから喜ばせてあげたいっていう詢くんがかわいいくて、それを受ける保くんも感謝を忘れなくていいですよね。
今、わたしは、在宅勤務で、お客様とは話すものの、ほぼ人間らしい会話なく過ごしので、こいう優しさに溢れてるものにささくれだった心が癒される思いです。
恋愛って当たり前だけどコミュニケーションの最たるものだし、友だちあり恋人という関係最高だなーと改めて思いました。
優しい心に触れたい方に是非読んでいただきたいです。
那梧先生初商業本。ちょっと粗めの線ですが、やっぱり絵がお上手。このタッチでも全然好きです。
表紙の雰囲気と中身が結構違うので、素敵な絵ではあるのですが表紙で損をしているかも。
◾︎お試しデリバリーラヴァー
彼女に4股の挙句振られた韮山。デリヘルを呼んだと思いきや、電話のかけ間違いで現れたのは出張ホストの旭日だった。韮山は明るい旭日と友達になるが…というストーリー
苦手なノンケものでしたが、韮山が旭日を好きになる流れがすんなり受け入れられました。女の子と付き合えるチャンスがありながら、それでもやっぱり旭日がいいっていう展開が好きです。
◾︎身勝手わがまま かわいいクズ
原田(飲食店店長)は公園で野宿しようとしていた悠馬を見つける。あまりの怠惰ゆえ家を追い出された悠馬は、原田になんとか拾ってもらい同居生活が始まるが…というストーリー
悠馬が強引すぎて恐怖を感じるレベル。原田は可愛かっただけに惜しい。後半は悠馬の強引さにも慣れてきたけど、やっぱりどこか釈然としない。原田には悠馬ぐらいの強引さが良かったのかもしれないけれど。
初コミックスとは思えないほど絵がきれいで達者。
表題作と他の1作品で、中編が2つ。
彼女に振られてやけ酒の勢いで間違って読んでしまった男性のデリバリー。来たのは明るいいい子で、ぐちを聞いてくれ、せっかくだからとHも。
ここまでだったら、お仕事だからだね、で終わるんですが、出張ホストの旭日は、いったんじゃあ、と帰るもすぐに引き返してきて、「友達になろう!」と。そこから二人のつきあいが始まります。
一緒にご飯を食べたり、と気の合う二人。
でも、旭日が保にベタ惚れなのがかわいいですね。
そして、保がそれをすんなり受け入れられるくらい、かわいい。
表題作できになっていた、旭日のいきつけバーの店長が、2作目の主人公。おじさんなのにほだされ受けって言うのが最高。こちらも元気な攻めが登場しますが、いいとこのボンボンでちょっと非現実的なキャラなのが今ひとつだったかな。
あとがきのキャラ設定が一番萌えました。