二月のエデン

nigatsu no Eden

二月のエデン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×212
  • 萌6
  • 中立6
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
6
得点
92
評価数
33
平均
3.1 / 5
神率
12.1%
著者
きゆひこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
価格
¥679(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784758076470

あらすじ

雪の降る二月。美大生の榛名は傷だらけの青年・四季を拾う。肩に入った大きな刺青を見つけワケアリだと悟るも、家におく事にした榛名は四季の絵を描き、体を重ねるうちに手離せなくなっていった。どこから来たのか、怪我の理由も知らない——
不安をまといながらも、穏やかな日々は続いていくように思えた。しかし四季には“ヤクザの愛人”という大きな秘密があって…。

表題作二月のエデン

榛名恵一 卒業制作作成中の美大生(20代前半)
四季 怪我をして倒れていた若い男(10代後半〜?)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数6

物悲しい雰囲気…ストーリーに涙

【神】評価の方のレビューがなかったため。
素敵な作品でしたよ。とおすすめしたくレビュー投稿。
【ニ月のエデン】タイトル通りのお話でした。
終始物悲しい雰囲気が漂い、胸がしめつけられながら読みました。
1ページ、1ページ丁寧にめくり、物語を楽しみました。
しっとりと悲しい日本の映画のようなストーリーで…。絵は他の方からのレビューにもあります通り、荒削りな感じもあると思います。ただ、個人的にはそれが逆に良いなと感じました。
イメージとしては草間さかえさん等お好きな方におすすめしたいなと感じる作品です。

当方、blはエロ!!でしょ!!!!!な気分のときもある為、そういう気分のときには読まないお話だなという印象。エロや色気重視な方にはあまりおすすめできません。
でもとっても素敵な作品です。
また見返しますとともに、初読み作家さんでしたので、これから他の作品もチェックしようと思います。

1

拾った野良猫は迷い猫だった

まず言いたいのは、この作品はBLと言ってはいけないのかもしれないということです。
萌2評価にしましたが、萌ではなく涙2に代えたい。

2月の雪の日に、美大生の榛名はぼろ雑巾のような少年を拾います。
名前は四季。名字はありません。
怪我だらけの四季を看病して、外に出さない榛名。
そこには榛名の孤独な過去が暗い影を落としていました。
両親との関係が希薄で、救いを求めて拾った黒猫も出て行ってしまった。
四季にはずっとそばにいてほしい。
何度も何度も、榛名は「一緒にいて」「どこにも行かないで」と言うのです。
でも四季には四季の事情があって…。

風景はすごくきれいなのですが、人物は上手いとは言えないような独特な描き方です。
榛名と四季が抱き合うシーンが何度か出てきますが、その絵柄のせいか色気はありません。
ただ痛いのです。
恋愛とか劣情とかそういうものではなく、そうすることで繋ぎとめよう、離れないようにする方法がそれしかない、というような痛々しさでした。

水族館で四季が発した台詞がすごく印象的で、「ここにいるはずのないもの」という言葉が胸に刺さりました。

ひとつだけ、四季が戻ってから龍三が榛名を連れ去って暴行したのはちょっとよく分かりませんでした。
姿を消してそのまま、あそこで最後に会えない方が良かったんじゃないかなあ。
それでのちにギャラリーに飾られた四季を描いた榛名の絵を、何かのきっかけで龍三のお供で出かけていた四季が見かける、みたいなラストだとベタすぎますか?
ベタすぎますね、てへ。

たった一か月の思い出を胸に、この先の長い人生を送る四季と、
からっぽの容れ物だけを手に入れた龍三。
あの一か月はきっとそれぞれの人生に大きな意味があったんだろうな、と本を閉じた後も考えてしまうほど、じんわり余韻が残る作品でした。

3

同じ気持ちを胸に

1ヶ月だけ自由にして欲しい…囲われている身でありながら、そう言って飛び出した四季(受)は、怪我をして倒れているところを美大生の榛名(攻)に助けられます。体には刺青のある、ボロボロな四季に、かつての"いなくなった"飼い猫を重ねる榛名。もうどこにも行って欲しくない…最初は自身の寂しさのためだけに見えた榛名でしたが、刺青に似合わぬ優しい笑顔や穏やかな彼との生活に居心地の良さを感じて、特別な感情を抱くように。四季もまた、榛名には伝えていない"期限付きの生活"を楽しみ、榛名との幸せな時間を過ごしていました。互いを思い合い、深い関係になるも、最後は残念ながら真実を知ることになる榛名。2人は引き裂かれ、榛名は榛名の道を、四季は四季の道を行くのでした。
まだ2人の気持ちが一つでない頃から、榛名は四季の事を描いていました。何枚も何枚も描き、無造作に置かれた中で、たった1枚だけ、こちらを向いて穏やかな表情を見せる四季の姿が。お気に入りだった榛名は、四季がいなくなった後、その1枚だけが無いことに気がつきます。"これがあれば生きていける。榛名を思い出せる。"そんな思いを抱く四季が持って行ったたった1枚の絵こそ、榛名がお気に入りの絵だったのです。離れていても、思いは一つ。悲しい結末になってしまったかもしれないけど、悲しい気持ちを引きずるよりも、生きている中で一番輝いていたと思える"1ヶ月"を大切に生きていこうと前を向く2人が素敵だなと思いました(^^)

全体的に切ない感じがして、幸せな時間であっても、長くはないと思える2人の時間に、少し影を感じる作品でした。どこというわけではなく、自然と涙が出ていました。

2

1ヶ月だけの恋

思ってたのと違う……かな。といっても別に失望したとかそういう感じではないのですが。
電子の試し読みで「刺青」!もうこれだけで読まねば!モードに突入しました。
物語は、美大生が怪我をした男の子を拾って世話してるうちにどんどん執着して…というストーリーが一応あるんだけど、この男の子・四季の正体というか存在というか、そういうものがはっきりしない。
顔も、登場のページは鋭い目つきなのにどんどんほんわかした絵柄になっていく。
四季は左肩から腕全体にびっしり和彫りが入っているのだけれど、同じ刺青が背中全面に入っている男性が登場したり、段々不穏な空気になってくる。それは別れの日の予感。
なぜ四季は龍三に1ヶ月の自由をねだったのか、その根本が明かされないから、物語にはっきりした理由や筋書きが欲しい人には向かないかもしれません。

1

切ない短期間の恋

どことなく退廃的で、2月の冷たい海がよく似合っていた作品でした。
四季くんに入っている刺青に美を見出す榛名くんに、なんとも切ない気持ちになりました。
水族館のシーンは綺麗で、心にぐっときました。
少し不安げな表情や、幸せそうな表情。その差がなんとも辛い…。
少し荒削りな絵柄が、作風によくマッチしていたと思います。
報われない1ヶ月の恋愛が儚い。
ハッピーエンドではないので、苦手な方にはあまり向いていないかもしれないです。

0

表紙が素敵。

電子分冊売りで見掛けていて、表紙やタイトルのセンスがずっと気になっていた作家さまでした。期待していたイメージとは違ったかな…。

主人公は美大生の榛名。怪我をして道端に倒れていた四季という名の若い男を家に連れ帰り、一カ月だけ同居する。その間に生まれた二人の親密な関係を描いた物語。

榛名が昔飼っていた猫を彷彿とさせる四季の左腕には、不似合いな龍の刺青があった。四季は初めのうちこそ榛名を警戒していたけれども、次第に邪気がなくいじらしいところが見えてくるにつれ、榛名はそんな彼に惹かれていく。四季に絵のモデルを頼んだり、経験がなさそうな料理を手伝ってもらったり。しかし二人に訪れた平凡なようで得難い日々には期限があった。

四季がワケありなのは端から予想できます。たとえ狙ったとしてもやはりそこは描き方が薄いなーという感じです。絵のタッチのせいかもしれないし、好みもあるかと思うけれど、うーん、個人的にはコマ割りの単調さも含め、多方面で初々しさというかたどたどしさが拭えなかったというか…。

メインカプに生まれた関係性の一部分を抽出し、切り取って見せるというのが今の流行りなのかな。にしても、本作は短編でこそ発揮されそうな手法を丸々一冊かけて行われた印象です。あとがきによると、作家さまとしてはもっと情報を盛り込みたかったとのことですが…。むしろ、この内容を短編扱いにさせなかったというのは、相当期待をかけられていらっしゃるんだなと感じました。

カバーイラストは作中のワンシーン。海が出てくるBLが好きな者としては嬉しい演出でしたが、なんなのだろう、この読後のモヤモヤ感は…

3

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