10年ぶりに再会した彼は男娼になっていた――

野アザミの恋

noazami no koi

野アザミの恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×210
  • 萌11
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
119
評価数
31
平均
3.9 / 5
神率
29%
著者
きゆひこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
Dariaコミックス
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784866570365

あらすじ

「幸せになれるわけない――」入社して3年、人付き合いが苦手な本谷は会社でも孤立している。
ある日、10年前に突然消えた友人・朔弥と再会。
朔弥は男娼として働いていて、家がなく泊めてほしいと頼まれる。
一緒に暮らし始めた当初、距離を取っていた二人だが、少しずつ過去の関係を取り戻していく。
しかし、傷だらけで泣いている朔弥に抱いてほしいと言われ…。

表題作野アザミの恋

本谷響紀,25歳,人付き合いが苦手な会社員
薊朔弥,25歳,中学時代に消えた同級生

その他の収録作品

  • 二人分の日常
  • あとがき

レビュー投稿数2

サラリーマン×売り専

人付き合いが好きではないサラリーマン×売り専。中学時代の同級生。
受けは親の借金返済と生活のために身体を売っているだけで根っからのビッチというわけではないため、ごくごくふつうの男の子の雰囲気を残しながら、ときどき無意識裡にかプロっぽい振る舞いをするのがなんとも言えず気の毒でエロいです。
攻めは……この作品は攻めがおもしろいなと思います。人とのコミュニケーションを可能な限り避けてひとりで都会生活を送る凪の心のサラリーマン。そんな彼が、町中で10年ぶりに再会した中学時代の同級生をなんのためらいもなく自宅に上げるところから物語がはじまります。
彼は早い段階で受けが売り専であることを知るのですが、結局最後まで「売春をやめろ」とは言いませんし、客に嫉妬する様子もなく、受けとのデートの帰りに平然と「(事務所まで)送っていこうか」と言い放ちます。彼は、受けのことを「違う世界に住んでいる」と認識しながら、決してその世界との境界線を跨ごうとはしないのです。違う世界から越境してくる受けをそのときどきに愛でつつ、違う世界へ戻っていくのを引き留めることなく笑顔で見守っている感じが、家に寄りつく野良猫に餌をやる人のようで、なんとなく不穏な感じがしました。
受けの身を過ぎていった出来事はハードに描こうと思えばいくらでもハードにできるところ、絵柄も相俟って全体として優しい物語に落ち着いています。ただ、攻めの人格のわずかなゆがみ、そしてそのゆがみにまったく気が付いていないらしい受けのすなおな笑顔が、この作品を単なるほのぼのBLに終わらせていないように思います。
売り専受けBLとしては教科書のようなきれいな流れでとても良いですし、うがった読み方も可能なおもしろい作品だと思います。

2

仄暗くて切ない気持ちにさせられる

お互いにたった一人の忘れられない存在ーーという感じでしょうか。 
10年ぶりに再会した同級生同士のお話です。

人付き合いが苦手なサラリーマン×ワケありデリヘル

友だちが一人もいない本谷の唯一の友だち・朔弥。
本谷の人嫌いが半端なくて、サラリーマンなのに一度も飲み会に参加したことがないとか、一人も友人がいないとかーー
孤独すぎて見ているだけでなんだか辛い気持ちになりました。
朔弥も恵まれない家庭環境、借金返済のために捧げた青春ーー
こちらもとても辛くて、不憫すぎる二人が肩を寄せ合うように生活する姿が嬉しくもあり、切なくもありました。

0

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