黒竜の花嫁~異世界で王太子サマに寵愛されてます~

kokuryu no hanayome

黒竜の花嫁~異世界で王太子サマに寵愛されてます~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×26
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

236

レビュー数
3
得点
27
評価数
7
平均
3.9 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
シリーズ
カクテルキス文庫(小説・Jパブリッシング)
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784908757808

あらすじ

竜の血を引く王族が治める龍鸞国に不思議な力で飛ばされてしまった昴。腕の痣が「つがい」の印と跪かれて……!?
★初回限定★特別SSペーパー封入!!

表題作黒竜の花嫁~異世界で王太子サマに寵愛されてます~

鸞(ラン)・王太子・27歳
藤島昴・大学生・20歳

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レビュー投稿数3

異世界召喚もの



普通の大学生が異世界召喚される話で魔術師や竜のいる世界です。
時代的には中世ヨーロッパで牧歌的な雰囲気の漂うのんびりした世界の話でおとぎ話のようなでした。
お家騒動が発端ですが、あまりどろどろしすぎておらず、登場人物も嫌悪するようなの悪人はいなかったので気分が悪くなることもなく楽しく読めました。

大学生の昴(受け)は山歩きをしている最中、足を踏み外して落ちたと思った先は何故か異世界でした。黒竜のつがいと勘違いされた昴は龍蘭国の王太子、鸞(攻め)と儀式の後、無理やり契らされてしまいます。
昴の召喚が兄王子一派の策略で王位継承争いが事の発端だと思われたため、この世界のことを勉強し、表向きはつがいとしての行動を取りながら、元の世界に帰る策を探ることになります。

昴は初めこそ言葉が通じなくて周りに流される形を取っていましたが、言葉が通じるようになってからは、鸞に説明を求めこれからのことを話し合います。
誰に対しても忌憚なく自分の意見を言うことができ、誰もが鸞の威圧に気圧される中、一人平然としていられる豪胆さも持ち合わせています。身分差のない平等な態度が周りの人を心酔続きさせていっているのではないかと思いました。
あまり深く考えないタイプでうじうじ思い悩むこともなく、つがいだと勘違いされ強姦された後でも呆然としたり嘆いたりせず怒りを露わにし、状況がわかってからは冷静に話し合いをし前向きな姿勢で自分の今後を考えることができる人物でした。あまり危機感をもつことがないので危ない目にもあいますが、疲れてるとは言え慣れないところでもすぐに眠れてしまったり、冷静になれないと思ったら寝てしまえるというところも深く考えない性格を表しているようでちょっと笑ってしまいました。

黒竜が始祖の龍蘭国の王家は何代かごとに黒竜の力を持った子が顕現し無条件で王となります。竜に変化できるその王は力も強く国を繁栄が約束されています。
ただ、黒竜となると本能が理性を凌駕してしまうのでそれを抑えるつがいが必ず存在します。が、鸞にはつがいが見つからず国中がつがいを求めていました。それを兄王子一派に利用されたのです。鸞は傲慢なところもありますが、王太子として責任感もあり、為政者としてのオーラもあり優しさも持ち合わせています。
また、鸞の体液を定期的に取り込まないと昴が生活に困るのですが、一度目が合意でなかったこともあり、持続時間は少ないが抵抗の少ないキスでなんとかもたせようとして忙しいなか時間を捻出したり、自分たちが昴に協力を求めている立場とはいえ、昴の気持ちを優先させるなど誠意を感じました。
育った環境が違うこともあり、デリカシーの無さで仲違いもするものの、ずっと昴を守ろうとする態度はかっこいいし、昴は知り合った人みなと仲良くなるので嫉妬したり、自分は優しいとアピールしたりするところは可愛かったです。

最後は怒涛の展開で終わってしまったのがちょっと残念でした。
王位継承争いに決着がついたのはよかったのですが、つがいについてはご都合主義的なところがあった気がしました。つがいという黒竜にとっての安全装置はきちんとした法則あって欲しかった。
後出しのような設定よりは、どうせなら昴は本当にもともとつがいで、間違って異世界で生まれていてなかなか発見できなかったとしたほうが運命的な感じで良かったんじゃないかと思いました。

他にもちょろちょろ気になる点がありましたが、攻めが受けを溺愛する話でとても楽しめました。兄王子はちょっと気の毒でしたが、気分の悪くなる人はいないし、昴はうじうじしないのでいらいらすることもないし、ちょっと天然で鸞を無意識に嫉妬させるのも楽しいし良かったと思います。

イラストもとても綺麗でした。鸞と昴はもちろんのこと特に衣装が。黒と白のお披露目衣装に儀式の衣装どちらもとても素敵でした。

0

ライトに楽しめる異世界

突然異世界へ飛ばされてしまった受けと、受けの腕にできた竜の形のアザにより受けをつがいとして手込めにしてしまう異世界の王太子の話です。

神託系の異世界トリップかと思いきや、運が悪かっただけみたいな感じでえらい目に遭う受けですが、この受けの順能力の高さがすごく面白かったです。最初は言葉も通じず、何を言ってるかさえわからない攻めに無理やりヤられちゃう気の毒な展開なのですが、攻めの体液を体内に取り込むことにより(お約束)言葉がわかるようになってからは、生来の気の強さと正義感の強さで色々伝説を作っていきます。いわば世直しもの的な面白さで、受けの行動によって事態が急転したり、歯に絹着せぬ物言い+優しさという飴ムチで敵味方種属問わずたらしまくったり。攻めの敵位置の兄王子に対する「いい年してブラブラ」発言には思わず噴いてしまいました。

BL展開より通常パートの方が楽しめたのですが、萌えもちゃんとありました。受けの視点なのに、攻めがどんどん受けに惹かれていくのがわかるし、定期的に体液を取り込まないといけないお約束展開もナイス。受けが召喚された理由や悪役の思惑などの設定も、やや無理やり感はあり続きましたが一応きっちり描写されていたのは良かったです。
ただ、異世界ものには必要不可欠な、元の世界と決別するか戻るか交流を持つかの選択が、ちょっとご都合主義的すぎてええっと思いました。これならまだ「元の世界と決別してでも攻めと一緒にいたい」ルートの方が良かったな。

1

表紙買い。キレイなあ、稲荷家先生・・・
カラー口絵は表紙とおんなじで、ちと残念。
中の挿絵は全部で6枚、イタしているところ2、キス1、暴れる竜1.
竜と和む受けの図なんかも見てみたかった。。。先生、また竜描いてくださいー


****** 以下 ネタバレ

お話は王道。
橘先生らしい、軽妙な語り口のお話。

登場人物
藤島昴:20歳、イケメン大学生。ものおじしない現代っ子。
鸞(ラン):27歳、王太子。立派。独占欲やや強し?
漣(レン):29歳、鸞の兄。天然ぽやぽや系?
燎(リョウ):鸞の幼馴染。近衛竜騎隊隊長=護衛。
あと側仕えの女官、小姓、家庭教師なんかがでてきます。

最初 異世界難易度高し ですが、むちゃくちゃハードな
環境に追い込まれることはありませんでした。
イタイ系もないし、最初は合意の上 ではなかったですけど
あっさり休戦状態になって折り合いつけようとしますので
あまり地雷要素はないと思います。

一番好きだったのは、竜との和みシーンかな。竜可愛い。
エッチシーンはそこそこありますが、そんなにドロドロしくなく
変態でも続きなく・・・と感じました。
最後らへんで、えー と思うシーンもありましたが、
さらっと異世界トリップ 竜ファンタジーを読まれるのには
よいのでは と思いました。

5

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