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作家買いです。
扇さんて芸能人ものが多いせいか表紙もきらびやかなものが多い気がしていますが、この作品はブラックを基調にしたちょっとダークな雰囲気。なんか、超カッコいいんですけど…。
という事で内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。
主人公は桂木澪。表紙で背中を向けている黒髪の彼です。
ほぼほぼ彼視点でストーリーは展開していきます。
澪は非合法すれすれの案件を請け負う調査員。かつて天才プログラマーと呼ばれた彼は、どんな情報も入手できるという優秀な調査員。
そんな彼がとある政治家の参謀である南雲から受けた依頼を調査することで、彼らは知り合うのですが…。
というお話。
目的達成のためならどんな手段も厭わない、冷徹、けれど有能な南雲。
10代で天才プログラマーとして世界中に名を轟かせるも、5年前に同姓の恋人に対する殺傷事件を起こしていた澪。
どちらも秘密を抱えていて、そして謎めいた存在。
実はこの巻で読み切りではなく、続き物。なのでこの巻はストーリーとしては序盤に過ぎず、多くの謎が残ったまま。
この巻で分かったのは、澪が、なぜ南雲に執着するのか、という点だけ。
有能な調査員だった澪ですが、南雲と出会い、彼のために南雲専属の調査員として働くことに。
報酬は金銭ではなく、南雲に触れてもらうこと。
それがなぜなのか。
が、この巻で明らかにされています。
澪は南雲についても調査していて、彼について詳しく知り過ぎた自分もいずれ南雲に消されるだろうと覚悟しています。それでもなお、南雲に尽くし、彼のためなら死ぬことさえ厭わない。そんな健気な澪の気持ちが南雲に届く日は来るのか…。
南雲の目的。
彼の持つオーラ。
そして、澪の過去の恋の話。
もうもう、続きが気になって仕方がないです。
扇さん作品なので、この作品中に漂う「男の色香」が半端なかった…。
南雲も澪も、めっちゃカッコいい…。
仕事中の彼らも、脱いでる時の彼らも、着衣の時でさえにじみ出る色香にKOされました。
南雲に抱かれるときには必ず後ろからしてもらうことをせがむ澪ですが、その理由がね…!すんごい可愛いんですけど!
カッコいいときの澪と、南雲が好きで好きで仕方がないときの澪。
このギャップもまたよかった。
扇さんてエロ甘なイメージが強いですが、この作品はそのイメージを覆すダークでシリアスな作品でした。
でもでも、続き物なら続き物ってわかるようにタイトルに(1)ってつけてほしいな。
っていつも思うのって私だけじゃないと思うんだけど。
でも、ダークでカッコいい、ナイスな作品でした。
キラキラのイメージが強いゆずはさんの作品ですが、この作品大好きです。
1話だけ読んでいたのですが、続いてたので大興奮でした。
スピリチュアルな理由で受が攻に尽くし倒す今作。
南雲も澪もまだまだ謎が多く、基本シリアスで危険な物語ですが・・
何と言っても、澪がエロかっこいいのに、南雲に一途で尽くしまくってメチャかわいいです。
南雲にとって自分なんか数あるコマの一つだと信じて疑わないところとか、命さえも差し出そうとするところとか、とにかくいじらしい。
体の関係はありますが、今のところ澪への報酬として、なので今後行為自体の意味合いも変わってくるのか、期待です。
話が進むに従って、ほとんど表情のなかった澪がとにかく可愛いらしくなってきます。
南雲も澪に興味を持ち出し、いろいろ探り出してきたところで終わるので、今後がとっても楽しみです。
ゴリゴリのシリアス展開だと面白そうだなあ。
南雲が、秘書(?)らしからぬイイ身体してます。
何度も読み返してしまうほど大好きです!
読めば読むほど2人の過去が気になるし、絶対的な服従にゾクゾクした。
何もかも軽く思えてしまうほど相手の存在が大きいのに、何かを与えて貰えることが恐れ多いのに幸せで…
神様に出会うってこういう事なのか!
と思えてしまう。
出会えた事が奇跡で、側にいる事があり得ないほどの幸福で、尽くす事だけが澪にとっては全て。
こんな片思い、切ないはずなのに、それでも多幸感で溢れてる。と、思える事が堪らない