ああッぼっちゃま…!

aa bocchama

ああッぼっちゃま…!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神18
  • 萌×227
  • 萌9
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
13
得点
228
評価数
59
平均
3.9 / 5
神率
30.5%
著者
月之瀬まろ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
価格
¥679(税抜)  
ISBN
9784781615493

あらすじ

黒田楓ことセバスチャンは、
日本屈指の貿易商・須賀崎家の執事として
充実した日々を過ごしていた。

だがそんな彼を悩ますのは、
引きこもりのゲーム廃人(ぽっちゃり)の
須賀崎家長男・富之介。

次期社長の彼がいつまでもこんな調子ではいけないと思いつつも、
セバスチャンは可愛いぼっちゃまにほだされて甘やかしてばかりいた。

そんなある日のこと、旦那様に呼ばれたセバスチャンは
「100万円貯めるまで帰ってくるな」と
富之介とともに屋敷から追い出されてしまい……! ?

表題作ああッぼっちゃま…!

須賀崎富之介、引きこもりのゲーム廃人、22
黒田セバスチャンこと黒田楓、須賀崎家執事、30

その他の収録作品

  • あとがき
  • 描き下ろし番外編
  • カバー下:4コマ漫画

レビュー投稿数13

すごく楽しかった!

前コミクッスから著者様のファンなのですが、シリアスとコメディのバランスが絶妙なんです。
そしてイケメンを描かせたら半端ないという、まさにデビルゲームの主人公並の美しさ。
ぴれーね様の仰るとおり、表紙から見るに想像できそうにない深さが感じられる作品かと思われますので気になったら是非おすすめです。
セバスチャンからしてみれば、この表紙がある程度物語っているかと思われますが…。
サブキャラも魅力たっぷりですので、スピンオフでもかまいませんので何卒続編をお願いしたいです。
私個人としては、もう文句なしの神評価です。

4

意外とシリアスだった。

引きこもり歴8年のぽっちゃりおぼっちゃまと、健気で可愛い三十路の執事が、家を追い出されて100万稼ぐ為にホストになるというストーリーです。

表紙の印象からコメディかと思いきや、ヒューマンドラマ的な要素もありすっごく面白かったです。
太い客を捕まえながらも、信念を貫きセバスチャンだけを愛する富之介は見た目だけでなく心まで男前でした。
ホスト業界の物語というのも楽しめました。欲を言うならもっとホスト業界の闇も見たかったが。倉科遼さんのマンガ(BLじゃない)とかよく読んでたので、夜の世界でのし上がっていくけど、真実の愛は貫く!!みたいなBLをもっと読みたくなりました。

潤とか八神のスピンオフとかあればぜひともみたいです。

3

(いい意味で)表紙詐欺です

引きこもりで頼りないお坊ちゃまと、ドジっ子執事のドタバタコメディかと思いきや、深くていい話でした。
この表紙で、こんな心を打たれる話を想像できましょうか。+゚(゚´Д`゚)゚+。

引きこもりでゲーム廃人のお坊ちゃま(ぽっちゃり)と、そのお坊ちゃまを甘やかしてばかりの過保護な母親のような執事。業を煮やした当主に「100万円稼いでくるまで帰ってくるな」と二人揃って屋敷から追い出されるという、どこかの番組のようなムチャぶりです。
テンポよくお話が進み、この始めの方はギャグ色が強いです。
こんな感じのドタバタコメディで進むと思っていると、どんどん深くなるのです。

ミステリアスなホームレスの八神、パワフルなオネエのねね子、ナンバー1ホストの潤、それぞれ個性的な人物との出逢いによって、お坊ちゃまは成長していきます。
このサブキャラ達が非常に魅力的。サブキャラなのに、一人一人が生き生きとしていて、しっかり作り込まれてます。

世間知らずでズレているお坊ちゃまなのに、セバスチャンの為だけに頑張る富之介。
富之介の事を思えばこそ、身を引こうとするセバスチャン。
二人の気持ちが丁寧に描かれているので、とてももどかしくて切ない(´;ω;`)
ほんと、表紙からこんな切ない展開を誰が予想出来たでしょうか・・・。
(あらすじから、簡単に予想出来た方はすみません(^^ゞ )

一途なお坊ちゃまのキャラクターも魅力的でしたが、これまたセバスチャンも素敵でした。天然でおっとり、そして親バカ。富之介が初めて働いている所を木の陰から見つめ、「ご立派になられて…!」と感涙しているのには笑えました。
彼の癒しオーラがハンパないので、悲惨な状況の時でも重苦しくなく楽しく読めました。

エロも濃厚、こちらは「坊ちゃま、いけません…!!」というセバスチャンの、罪悪感に苦しみつつもついつい流されちゃう感じがとても萌えました!

とりあえず、表紙でギャグのみと思ってスルーされた方には、深いですよとお知らせしたいです。



6

純愛ピュアラブ

レビュー評価が高かったので購入!
そんな上手くいかないだろー!と突っ込みどころは多々ありますが、攻めのぼっちゃまが擦れてなくて、受けの執事もぼっちゃま一筋なので、とにかくピュアラブでキュンキュンします。
お互いを思えばこその切ない展開もあり。。
サブキャラの存在感もなかなかでした。
ホストの仕事のくだりは、ちょっとモヤっと感が残る部分もあったのですが、ハッピーエンドだったので何より!
ぼっちゃまと間違えて旦那様に頬っぺたすりすりしちゃったのは笑えました!

3

ただのギャグ一辺倒な作品かと思いきや

してやられた感、大。
こんなヒューマンドラマが潜んでいたとは。

ぼっちゃまに仕えて15年の執事セバスチャン。
あんなに可愛らしかったぼっちゃまも、今や立派な引きこもりニートのゲーム廃人。

見るに見かねた当主である攻め父に、100万貯めるまで帰ってくるな!と二人揃って屋敷を追い出され、ホームレスから始まり、やがてホストをすることに……。

「セバスチャンとピザとゲームがあればそれでいい」と言っていたニートぼっちゃまが、「ピザとゲームはいらない。セバスチャンがいればそれでいい。」となり、慣れないホスト業を頑張り、初給料で二人で寝るお布団を買ったりと少しずつ成長していくんです。

セバスチャンじゃないけど、うううっ……!!ぼっちゃま、ご立派になられて……と感涙しそうになる(笑)

序盤はギャグっぽいスタートだけど、ホスト業のハードさとか闇みたいなちょいシリアスを散りばめつつ、身分差を絡めた純愛路線になるというこの予測不可能さが良かったです。


3

月之瀬作品はクセになる!

おぉぉ!月之瀬作品がちるちるアワードのディープ部門にノミネートされてる!
電子単話で読んだ『好きなんだもん!!』で月之瀬作品にハマりました。
ぶっとびまくったギャグテイストなのに、せつない気持ちとかまでギュッと詰め込まれている濃さがクセになるんです。
本作も表紙はコミカルですが、ストーリーは想いあってる二人が切なくて、なかなかシリアスです。

8年ニートしてきたお坊ちゃまの富之介は、執事のセバスチャン(本名は楓なのになぜセバスチャン???)とともに、父親から「100万円貯まるまで帰ってくるな」と家を追い出されてしまう…
学校にもまともに行ってなかったニートと、忠誠心しかない健気な執事がどうやって100万円を?って展開ですが、腹黒い情報屋兼ホストに見出され、二人はホストをすることに。

富之介がニートになったのは学校を休むとセバスチャンが側に居てくれるから。
そしてセバスチャンもは富之介から求められまま、恋と肉欲に溺れてしまうけれど、富之介のために失踪する。そうなるとまた富之介は抜け殻になってしまって…

ギャグもいっぱいだけど、共依存してるお坊ちゃまと執事が自立して先に進もうと頑張る真剣さがある物語。情報屋のダークさ、女性客が落ちていく様など、脇役部分もダークさがチラついて、表紙のノリからは想像できないシリアスさです。
今作もやっぱりクセになります!

1

優しい羊たちが越えられない壁を乗り越える話

この1冊しか読んでないのでどんなタイプの作家さんなのか判断できませんでした。
プロの作家さんは1冊読めば大抵はその作家さんの色が大まかに分かると思うのですが、この作家さんはギャグ方向なのか哲学方向なのかイタイ方向なのか惚れた晴れたがメインで他がどうでもいい作家さんなのかわかりませんでした。
でもこの作家さんはまた買うと思います。

・DMCのダンテみたいな攻めという設定で表紙も白髪ですが、日本人で白髪という設定でフツーにいいの?細かいこと気にしない設定の割には人物描写が深い。
・浮浪者暮らしのホストに痛いストーリーの予感がする。痛いというのは厨二とかではなくて虐待とか脅迫とか凌辱とか嘲笑とかそっち系の。私はそういうのが異常に苦手なので嫌な予感。怖い。
・受け30歳、攻め22歳。この人たちの今までの性欲解消がどうなっていたのか気になる。オール自家発電?膝枕とかやってもらってて受けをヤッちまいたいとか思ったこともないの?
・攻めの不器用すぎて強引で可愛すぎる初セックスの誘いが異常に可愛い。BL小説漫画合わせて今までに千冊以上、どれだけ読んだかもう全然わからない真性腐女子の自分から見て、この攻めの不器用さにノックアウトされた。
・攻めも受けも優しい。2人とも羊属性。大人しい。世の荒波に飛び込みながらも最後まで2人とも羊属性のまま優しい人なのがとても素晴らしかった。
・優しい人たちの隙間にチラチラと挟まれる世の毒も良かった。

というわけで次が出たらまた買います。
浮浪者ホストやナンバーワンの話が読みたいけど、どうか!どうか痛い方向には行きませんように!行っても幸せなストーリーでありますように!

1

笑う準備はできていた…のにぃ!!

表紙からコメディだと思い込み、笑う準備は万端だったのに…
ちっくしょぉお!めちゃくちゃいい話でした!

笑いも期待通りでしたが、それ以上に登場人物の成長や葛藤を通じて
人間味までしっかり描かれ、哲学的な思索にまで踏み込み、予想以上に
ずっしりとした読後感を味わってしまいました。

8年の引きこもり生活ですっかり肥えたゲーム廃人と化し、
見かねた父(社長)から遂に家から放り出されてしまった
〝ぼっちゃま〟こと須賀崎富之介(社長子息)。

けれど、その傍らには幼い頃から彼の世話をしてきた
須賀崎家の執事〝セバスチャン〟こと黒田楓がいました。

「100万円貯めるまで帰ってくるな」という父の鬼畜指令を達成するべく
外の世界へ歩み出す二人でしたが、金なし・世間知らず・思春期以降ニート
という最悪の三拍子により即効路頭に迷い、公園でのホームレス生活へ。

しかし、皮肉にも質素な路上生活と過酷な強制就活が富之介のタプついた
贅肉をそぎ落とし、みるみるうちにイケメンへ変貌を遂げてゆきます(笑)

体格の変化をきっかけに初めての仕事、家、お給料を手にしたことで
富之介自身、そして、二人の関係にも少しずつ変化が生まれ始めます。

それまで聖母のごとく富之介に愛情を注いできた楓ですが、
突然の富之介からキスで一人の男として意識するようになり…

普段は無表情で思考の読めない富之介ですが、
ただ一つ、楓への愛だけはだだ漏れでした。
けれど、鈍感な楓は富之介がゲイであることも
彼の好意にも気づいていませんでした。

そして、ある日、長年の一途な想いを告げてきた富之介を
拒み切ることもできず、二人は遂に体を繋げてしまいます。
そのときの富之介の切羽詰まった、切なげな表情ったらもう…
痛い程に胸を締め付けてくるのです。

はじめは必死な富之介に流され、抱かれた楓。
けれど、そこに主従以上の情が生まれ、富之介への恋を自覚してしまうと、
彼の将来を壊してしまうこと・主家への裏切りの罪悪感が楓を苛みます。

対して、富之介には全く迷いはありません。
いつだって彼が欲したのは楓だけでした。
ゆえに楓が姿を消すと、それまで築き上げてきたものをいとも簡単に
投げ出し、楓を探し彷徨い、痛々しい程にボロボロになってゆきます。

まだ富之介がニートライフを満喫していた頃に言っていた
「セバスチャンとゲームとピザがあればそれでいい」は
生活の変化の中で〝ゲーム〟と〝ピザ〟が消え、
「セバスチャンさえいればそれでいい」に変わり、
けれど、最後までセバスチャンだけは消えることはありませんでした。
富之介の人生において楓は全てであり、唯一の拠り所でした。

富之介と楓にとっての愛とは依存も執着も
狂気も優しさも慈しみも、全てが同義なのでした。

コメディだと思っていたら、富之介のゲイとして生きる葛藤や切なさ、
楓の富之介の愛を受け容れる覚悟にうっかり感動させられていました。

二人を見守る人々も個性的で味わいのある人たちばかりでした。
ゲイでNo.1ホストの潤は意外に真っ当で面倒見よく、八神もまた
どこか哲学者めいてはいるけれど、決して悪人というわけでもなく。
冷酷に見えた父親も実は息子の性癖をも受け容れる息子想いなパパでした。

書き下ろしでは楓のやらかしっぷりにいたたまれなすぎて爆笑でした。
普段は貞淑で落ち着いてるのに、浮かれると意外にもドジっ子で(笑)
眼鏡をはずすと息子そっくりな富之介パパの素顔も明らかに!

ぜひ次作も読んでみたいと思える1冊でした。
本書以降はまだ出ていないようなので気長に待ちたいと思います♬

1

一本筋の通った純愛

初読のとき、「こんな作品、待ってた」と思いました。
BL界の執事は真面目すぎか、傲慢の2択に分かれるものの、どちらのタイプにもほぼ共通しているのは揺るぎない主人愛。
先祖代々お仕えしているパターンでは真面目+溺愛が主流で、この場合の「生まれたときからあなただけと決めてました!」という主人一筋、主人が存在しているだけで愛おしいという愛情の深さが魅力的ですよね。

日本屈指の貿易商の長男として生まれながら、6年間引きこもり生活を送る富之介と、彼に仕える楓(セバスチャン)。
富之介の愚行を腹に据えかねた父親に「100万作るまで帰ってくるな」と放り出されるところから始まります。
悠々自適な生活から一変、住む場所もなく、あるのはリクルートスーツと2,000円だけという「最低限の生活」すら送れない条件で、2人が奮闘する物語です。

そこここに笑いが仕込まれていて、前半は世間知らずのぼっちゃまが大事なものを守るために奮闘する姿にたびたびきゅんとさせられたりしつつ、成長記として面白おかしく読むこともできます。
後半はシリアスさを増して切ない展開に突入していくので、1冊でいろいろな楽しみ方ができる作品でした。
前半後半通して言えるのは、ぼっちゃまの思いが一貫して揺るがないということです。
自堕落に甘えてばかりだったぼっちゃまが、極限状態で一切文句も言わず、ただ前を見て進み続けたのは愛する人のため。
「ゲームとピザとセバスチャンがいればいい」と言っていたぼっちゃまが、早い段階から「セバスチャンだけいればいい」と言うシーンがあるのですが、そこからぼっちゃまはセバスチャンがいる人生しか考えていません。
だから強くなれるし、強くなった自分がセバスチャンのためになにかをしてあげられることが嬉しくて仕方ないのもビシビシ伝わってきます。

その一方でセバスチャンは、ぼっちゃまのことだけを考えることができない。
ぼっちゃまのためと言いつつ、「家」をベースに考えるからぼっちゃまより複雑になって、拗れて、見失ってしまうわけですが、これもひとつの大きな愛なわけで。

脇キャラもきっちりと描かれているので、動かされている感もなく、すんなりその世界に入っていけるのも魅力ですが、笑いあり、陰謀ありに中でもぼっちゃまの揺るがない愛が一本筋の通った軸になっているから萌えまくりです。
初めての朝のぼっちゃまの台詞がかなり笑えるのですが、それと同じコマにセバスチャンの苦悩も描かれている。
笑いと切なさが絶妙に混在する、そんな素敵な作品でした。

0

22歳の坊ちゃん(無職)×30歳(に見えないけど)の執事CP

あとがきが一番面白かったです
「ある日、世界の名作文学を読まねばならないという謎の使命感にかられ
ただただ読書に明け暮れる日々を送った」ってどういうことなのw
不幸な太客・みさこちゃんの今後が気になるなぁ…

3

この作品が収納されている本棚

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