チ○コもないくせにセックスできるわけないでしょう!

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作色悪幽霊、○○がありません!

土方雄之助、一生の祖母の家に住み着いている幽霊
安田一生、売れない小説家、27

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

先祖代々の屋敷を相続したら、
性欲漲る昭和の不良オヤジの幽霊に取り憑かれてしまった――!

そんな荒唐無稽な災難に見舞われた
売れない小説家の安田。

きっかけは祖母の家にいた土方という幽霊に、
なくしたモノを探して欲しいと頼まれたことだった。

だが、日に日にパワーを増し、
実体化さえするようになった土方が安田にお願いしたコトは! ?

世話の焼ける幽霊に翻弄される
安田の受難の日々が始まった。

作品情報

作品名
色悪幽霊、○○がありません!
著者
中原一也 
イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splush文庫
発売日
ISBN
9784781686103
3.6

(36)

(11)

萌々

(11)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
7
得点
125
評価数
36
平均
3.6 / 5
神率
30.6%

レビュー投稿数7

ネタとしては面白いv

作者買い!
これはホントにアホな(失礼)中原さん!w

あまりの突拍子のなさに、
読みながら呆れてしまうのですが、
それでもしっかり楽しく
最後まで読ませて頂きました!

途中も最後も、
なんだか調子良すぎだなぉと思いつつ、
笑い飛ばしながら読破。

欲を言うならば、
親友の尾形君がもう少しキャラが立ってたら
面白かったかなとかとか……

ネタ小説としては面白かったのですが、
私の中で、
イマイチ土方さんの存在が処理出来ず……
彼は幽霊のままでいいんかい?とか、
安田くんは最後
友達は黒猫だけでいいんかい?とか、
多少のモヤリを感じて、
評価は少し厳し目の「萌☓1」で。

1

最高のエンタメ、スーパーエロオヤジ攻め(自社比)現る!

最高すぎるオヤジ攻めがここに!
斑目以来私にとっては最強のエロオヤジ攻めです。
「あなた本当に死んでるんですか?」と聞きたくなるくらい、おおらかで心が広く懐が深く、逞しく粋で色悪で。幽霊なのが勿体ない!

男も女も虜にしてきた土方。
安田のご先祖様に殺されアソコを切り取られ無くしてしまい未練を残して地縛霊に。

安田と一緒に暮らしながらアソコを探すことに。
子供みたいにヤンチャで、恨みも悲壮感もなく、やりたい放題な土方。

安田の不思議な力で実体化できるようになると、勝手に居酒屋に行っちゃったり、ムラムラしたと安田に手を出そうとしたり。

チンコないのにどうやってするんですか!と怒られると、えー!さすが中原さん。そんなハイパーミラクルが。しかもどんどん大物に使いわけて。
キュウリはいやー!から大根、筍、松茸とすごすぎる!

安田の葛藤に切なくも土方のオヤジぶりにもう笑えるやらハラハラするやら。

安田の友人除霊師の尾形が安田への想いを募らせ土方を妬み禁断の道具を手に行方をくらまし、とうとう消されちゃうの?とドキドキして。

お別れにこちらまで泣けて泣けて。もう本当にお別れなんだ。残りのページには何が書いてあるのかな?と読み進めると…。

ええ!良かったね安田!もう何が何でも離さないで!

お人好しの安田が土方にキュンドキして好きになっちゃうのも、体を開発されて欲しがりになっちゃうのも、エロオヤジな攻めも、安定の中原さんですね。

社会派ではないですが、振り切れたノリノリなお話に笑ってツッコんで泣けて大満足です!

3

笑って元気になれる本

大事な部分を切除されてしまったがために、成仏できずにいた幽霊と、特殊能力ありのちょっとトボけた小説家のお話。大事なところがない、しかも幽霊…それなのに受けの都合のいい特殊能力で、ちゃんとBL的展開になるところが素晴らしい。あまりにも都合が良すぎて、ついつい笑ってしまう。

受けの能力で、いろんなお野菜が攻めの失われた攻め自身となり、攻め本人と一体化するというイリュージョン。致す時には都合よく実体化できて、体温も感じられるという素敵仕様。けど朝には魔法が解けたかのように、野菜は元通り、攻めも幽霊らしくスケスケに。
初手のキュウリはわからなくもないけど、さすがに大根はやめたげて~!とか心配になりつつも、小山田先生の描く着流し姿の攻めがセクシーすぎて、なんかもうそのへんもどうでもよくなってくる。BLはファンタジーなので大丈夫。受けのアナルは宇宙ですよ~。

受けの友人であり当て馬となった尾形くんが、少々可哀想ではある。彼は彼なりに幽霊に取り憑かれてる受けを助けたいと思ってたのに、まったく報われずいいとこなし…。
除霊されそうになり、クライマックスはどうなるのかと心配したけど、甘々ハピエンで大満足。明るいエロで、最後まで気楽に読めるので、元気が出ない時なんかに読み返したい一冊。

1

アホエロトンチキですね。

何が無くなったの?と思ってたら、まさにナニ。
痴情のもつれで殺害&チンコを切断されてしまい成仏できない不良おやじ・土方の霊の頼みで、失われたチンコ探しをする羽目になる安田……。

チンコがないんじゃエロはできないよねぇ?道具に頼るのかなぁ?と思ってたんだけど、結論として「やりまくり」です。

受けは無自覚だけど、特殊能力がありそのおかげで幽霊なのに実体化できちゃう土方。
おまけにそのパワーのせいなのか手近にあったキュウリが……なんということでしょう!みるみるうちに吸い寄せられて土方の仮チンコへと変身☆

ここら辺まで読み進めたときに、この作品は「トンチキ」と言って差し支えないよね?これってかなりのトンチキ作品よね?と、ちょい不安になってしまったのですが、読後に拝見したみなさんのレビューに「アホエロトンチキ」と書かれてあり、ですよねーと。

ヤりたい放題です。

キュウリはまぁいいとして、中にはそれってフィストよりもデカすぎるんじゃ?受けの括約筋大丈夫?と心配したくなるようなブツまでチンコ化してしまう……。
大根くらいまでは楽しかったんだけど、全部で5回もエロシーンがあるので、こいつらまたやってら〜……という気持ちになり、途中で微妙に中弛み感が。

ただ土方がなんとも魅力あるキャラで良かった。
下ネタ全開な猥雑さと懐が深い漢っぷりが混在してて、彼の魅力で楽しくさらっと読めました。

1

小道具のキセルにやられた

電子書籍で読了。挿絵有り。

昭和初期の色悪なオヤジに着流しはまあ定石として、キセルですよ、キセル!
渋い。
お話は皆さんが書いているように『アホエロトンチキ』なのですが、攻めの土方は普段のC調(死語?)ぶりに反して頼りがいがある『中原さんのオヤジ』で惚れ惚れするほど格好いいし、受けの安田くんは『いい人過ぎるうっかり君』という、これまた中原さんの定番の組み合わせ。
初めてのお店に入るほどの元気がない時に、馴染みの所でいつものお気に入りを注文して「あー、幸せ」という感じの一冊でした。
中原さんファンは外しちゃいけない本なんじゃないかしら。

6

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP