ほのぼのオフィス・ラブ♥

純情秘書の恋する気持ち

junjo hisho no koisuru kimochi

純情秘書の恋する気持ち
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×28
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
60
評価数
16
平均
3.8 / 5
神率
12.5%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784403524387

あらすじ

秘書室所属の葵は、憧れの経営企画部長の伊崎に、
ある日仕事のお礼に個人的な食事に誘われたことから……?

表題作純情秘書の恋する気持ち

伊崎惣真、経営企画部長、35
山田葵、秘書室所属で伊崎に憧れている青年、25

その他の収録作品

  • デキる部長の最後の恋
  • あとがき

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レビュー投稿数3

まさに割れ鍋に綴じ蓋

表題作+「デキる部長の最後の恋」の2本立て

表題作は新入社員の時先輩から虐められていた受けが一度だけ助けてくれた攻めに恋をし、転職先で偶然再会し恋人になるまで。

食品会社の秘書室勤務の山田葵(受け)はデータ分析を得意としています。ある日、いつも解析を依頼してくる経営企画部長の伊崎惣真(攻め)に礼をしたいからと食事に誘われます。女性だと勘違いされていたので、これで今まで通りの関係に戻るだろうと思っていたのですが、なぜか世間話のメールで交流が続け、再び食事に行くほど親しくなります。

葵は新卒で入社した会社で教育係から虐めにあい、身体を壊してしまいます。しばらく静養した後、伯父のつてで現在の会社に再就職することができます。
この会社では、優秀だというのも当然あるでしょうが、前の会社のように虐められることはなく秘書室長深石を筆頭に皆にかわいがられながら秘書として重宝されています。そこへ偶然ヘッドハンティングされてきたのが先輩にコーヒーを零された葵を助けてくれた伊崎でした。

酒に弱い葵はすぐに酔ってしまうのですが、寝ながら時々意識が浮上して会話を続けるらしく、酔って理性の無くした状態でいろいろ暴露してしまいます。
伊崎との食事で何度かやらかしてしまい、本人無自覚に告白してしまうという失態も犯してしまいます。なんて怖い酒癖なんでしょうか。

何度も食事に行き二人の仲が少しずつ深まってきたころ、伊崎を妬んだ古株の社員による陰謀が発覚します。葵は自分が昔された虐めで辛かったことを思い出し、伊崎を心配します。そして社内で調査が入っていることを知っていたにもかかわらず、伊崎のために何かしたいと我慢できずに勝手に動いてしまうのです。
この行動は少し社会人としてはどうかと思いました。

そして、目の前で部下と他の部の部長が告白合戦をしているのを見せられた上司の深石の気持ちはどんなだったのかと想像するとちょっと同情します。が、臆病な葵には会社で確固たる地位をもつ深石公認で、伊崎と付き合えるのはとても幸運だと思いました。


「デキる部長の最後の恋」では二人の蜜月が続く中、昔葵を虐めた教育係に再会します。

偶然元教育係の寺西と再会した葵はメールや電話で何度も連絡をよこしてくる寺西に昔の傷が呼び起こされ疲弊します。ここでの葵は以前と立場が違うというのもあるでしょうが、電話では聞き流すという技を使い、本気で誘われたときは毅然と断ることができたのでよかったです。

再会してからは他愛ない話や愚痴をこぼすために何度も連絡をよこし、飲みに誘う寺西。会社の同僚でもなくなった今、好きな子虐めだと伊崎がいっていたように、本当は親しく接したかったのについいじわるをしてしまっただけなのでしょうか。
結局は以前の虐めの理由はわからないままでしたし、普通に食事したいだけといいながらストーカー紛いな行為をしていた理由もわからないままでした。とはいえ、今仲良くしたいと思っていたことは事実なので、最初から優しくしていたら葵はすぐになついただろうと思うと馬鹿なことをしたものです。

この松中の接触により葵は疲弊しますが、真っ先に気が付いたのが出張の多い伊崎ではなくいつもそばで見守ってくれている深石室長というのも面白かったです。
そして、可愛がっている部下に手をだされ気に入らない深石と葵をり守ってくれると信頼している伊崎のちょっとしたいがみ合いも楽しいです。
葵の不調に先に気が付き相談を受けたことを伊崎にそれとなく自慢し、伊崎がまだ相談されてないことをうれしそうに慰めるところは、ブラコン兄か過保護父にしか見えなくててニヤニヤしてしまいました。
でも、こんなに心配してくれる人がそばにいるなら伊崎も安心して出張でかけられるというものです。
葵は、これからもきっと何かあるたびに両方から心配してもらうことでしょう。

葵視点なので、彼の伊崎に対する切ない想いとか、伊崎のことを心配したりしますが、恋人を甘やかして世話を焼きたい伊崎によって付き合う前から結構甘々です。
両想いになってからは同棲しようと何度も誘い掛ける伊崎と本当はしたいけど両親の事とか、他の人に知られるのを恐れて同意できない葵の攻防が続きます。
臆病な葵が決心するのは時間がかかると思いますが、伊崎はいつまでも待ってくれるから大丈夫でしょう。

虐めにあい会社を一度辞めますが、描写としては過去のことだし生々しいものはあまりないので苦手な方も大丈夫だと思います。

粘着質で過干渉な伊崎と構い倒されることが全く苦にならず逆に安心する葵は相性のよい相手に巡り合えて本当に良かったです。

2

超王道BL

超王道お仕事BL。溺愛系オフィスラブ。読んでいてなんだか懐かしくなりました。昔のBLってこんな感じだったよなぁと。ニヤニヤしてしまいます。

ストーリー展開もキャラも王道。仕事もちゃんとしてんのかとツッコミたくなりますが、それがまたいい所。読んでいてほっこり優しい気持ちになります。とにかくあらすじに間違いなし。溺愛でほのぼのが続きます。

ちょっと引っ込み思案な葵。バリバリ仕事のできるスパダリの伊崎。そんな葵が課長のために頑張る!みたいなところが凄く響きました。

伊崎の葵に対する気持ちもなんだかかわいい。恋愛に慣れてる伊崎は性技に長けていて、それを驚きつつ受け入れる葵が愛おしい。行為も濃いのにかなりピュア。お互いの気持ちが見えるような温かさがありました。スパダリの良さを余すとろこなく堪能した気がします。

終始、甘々。ラブラブ描写が延々と続きますが、疲れた時にスイーツのように読みたくなる安定の王道BLでした。
佳門サエコ先生のイラストも凄く素敵でしたよ。やっぱりオフィスラブ&スーツは最高です。

1

甘くてほのぼの(*´ω`*)

甘々ほのぼのお仕事BLです。
ストーリーとしては王道で、あんまり捻りなんかはありませんが、とにかく受けが攻めから大事に扱われ、愛されまくるというベタ甘作品がお好きならおすすめです。私は大好き(*´▽`*)

内容ですが、経営企画部長の伊崎に憧れている、秘書室所属の葵。彼の役に立ちたいと仕事を頑張る日々ですが、伊崎からお礼にと食事に誘われ-・・と言うものです。
2章に分かれていて、前半が二人がちょっとした事件なんかもありつつ結ばれるまで、後半が結ばれた二人の、これまたちょっとしたトラブルなんかも乗り越えつつのイチャラブ編。
今回も名倉作品お約束の健気で頑張り屋な受けと、スマートに見せかけて実は受けにメロメロ、そして絶倫攻めです。

葵が伊崎に憧れているのは、転職する前の会社でのある出来事がきっかけ。先輩社員のイジメにより現在の会社に転職した葵ですが、その1年後に伊崎がヘッドハンティングされて葵の会社にやって来て、という序章です、

伊崎が仕事でデータ持ち出しの犯人に仕立てあげられそうになったり、葵を苛めていた先輩社員が再び現れて葵に付きまとったりと、それなりに緊迫の展開はあるものの終始甘くてほのぼのムード。現在の会社では、葵は上司にも先輩社員にも可愛がられて大事にされており、仕事にも前向き。「伊崎部長の役に立ちたい」と健気に頑張り、伊崎とのプライベートな親交では乙女のように胸をときめかせています。ほんと、ほのぼのキュンキュン。

そして伊崎ですが、最初から包容力のあるスマートな男ながら、葵に惚れ込むにつけどんどんベタ甘に。10才年上という事もあり、表面上は余裕のある態度ですが、後半に進むに連れて恋する男モードで若干ヘタレ化します。

また、二人はくっつくまでも結構イチャイチャしてますが、くっついたあとは更にイチャイチャ。やたら甘くてほのぼのしてます。生真面目で伊崎の事を心から信頼している葵に、やや粘着質でジワジワ葵を囲い込もうとしている伊崎というのが終盤の二人ですが、もう二人が幸せいっぱいて感じなので、これでよろしいんじゃないかと・・・。
出来る部長設定なのに、一緒に居られるからと自分の部署に葵を誘ったりするのはどうかと思いますが。

とにかく、甘々ほのぼの気分に浸って楽しく読めました!

9

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