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表題作3カクカンケイ

清野 高校生~
森下/柏木薫 高校生~

あらすじ

不器用な性格で本当は優しいのに怖い顔立ちの清野。 イケメンでいつもみんなの中心にいてリア充な森下。 綺麗な顔立ちだけど不登校でマイペースな性格の柏木。
今まで関わり合いがなかった3人の関係が始まる。自己紹介で一発芸を強いられた清野は、勇気を出してクラスの人気者・森下に相談。そこから二 人の関係が始まった。
友達として一緒にいるうちに、清野はいつも明るい森下を好きになっていて... 森下も清野のことを好きなっていたが清野の気持ちが見えず、友達としてのポジションを維持。
そんなある日清野は不登校の柏木にプリントを届けるように先生に頼まれ、家に行くと出てきた のは柏木本人で!?
それから柏木にプリントを届ける日々が始まり、清野と柏木の距離は徐々に縮まっていった。そんな中森下と一緒に柏木の家に行くことになり、三人が対面。
それぞれの想いが動き出した。二人のことが気になりながらも、森下は柏木が好きなんだと思い込んでいる清野。清野は柏木が好きなんだと思い込み、柏木の気持ちに気づき焦る森下。清野のことが好きで森下の気持ちに気づくが譲らない柏木。
それぞれの想いが複雑に絡まり合い、最終的に三人が出した答えは!?

作品情報

作品名
3カクカンケイ
著者
靴川 
媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
発売日
ISBN
9784537136425
3.1

(40)

(14)

萌々

(7)

(2)

中立

(4)

趣味じゃない

(13)

レビュー数
8
得点
108
評価数
40
平均
3.1 / 5
神率
35%

レビュー投稿数8

新しい三角関係!!

新しい三角関係の形かと!!
途中まで、ああ、こことここがくっつくのかな?と予想しながら読んでたら
まさかのそこか!!!!
とびっくりしました!!
それぞれの想いが切ない!!

絵も繊細なタッチでオススメです!

最初切なさでくるしいのですが
描き下ろしで大満足できます!!

3

ネタバレあり 注意

靴川先生待望の新刊です。もう今日を楽しみに生きてきました発売日を知った日から。
電子コミックサイトにの配信予定に載ってなかったので仕事終わってから本屋に買いに行こうと思ってたら日付変わってから念のため確認したら配信されてて即購入しました。やったー!

靴川先生のコミックでパンチキックラブシックときみのチクビをみせてくれ両方読破してまして(きみのチクビ~はまだ未レビューでしたので、時間のある時にさせて頂きます)、すっかり靴川先生のファンだったので、新刊の発売を知って本当に嬉しかったです。

では今作についてですが、タイトル通り三角関係というテーマで描かれています。話の流れで矢印があっちだと思ってたらこっちだったり、こっちもあっちだと思ってたのにこっちだったりと方向の剥き方が面白かったです。あと毎回思うんですけど靴川先生の描くキャラクターがすごく良いですね。それぞれ個性があって魅力的です。特に柏木が可愛い。思い込み激しくて自己中で何も出来ないしめんどくさい奴なのに可愛い。森下の気持ちの強さも読み進めていくとどんどん強い事がわかって来るのも、柏木のコミュ障ならではのドストレートな気持ちの伝え方も可愛くて良かったです。ただ清野がどっちも好きって言ってどっちにも良い顔するのがもやっとはしました。清野はどっちも好きでどっちにも好かれてるからいいけど、森下と柏木はそうじゃないわけで、お互いこれからも嫉妬を抱えて暮らしていくだろう未来はそう長くはないだろうなと思いましたが、終わり方はあくまで清野主観の終わり方なのでハッピーエンドっぽくはなってますけど、そうじゃないといえばそうじゃない。もうとにかく森下と柏木が常に嫉妬しまくりなので 笑 ちなみに三角関係で3Pを想像しましたが、みんなで一緒にというより清野がそれぞれをそれぞれのまえで相手してるって感じでした。独特!でも私、嫉妬描写好きなので嫉妬のオンパレードで楽しかったです。清野はっきりしろよとは思いましたが 笑

5

三角関係ものの結末は賛否両論

たまに無性に読みたくなる三角関係もの。いいぞ3P!誰かがあぶれないかハラハラしちゃう3P!
そして三角関係ものの結末は常に賛否両論ですね。
うまくいくいかない、受け入れられるられない、三角関係の醍醐味!

無愛想たけど根は優しいクールな攻め1×かわいいけど超コミュ障&人気者だけど実は陰ありの受け2です。
実はこの本の良さを説明するの難しいです 笑
かなりモダモダだし、エロ少なめだし…でもなんか凄く好きです!
うーん、なんか好きになるきっかけも攻めのとりあいもラストも、全体的になんかゆるやかで、そこが良かった…気がします 笑
なんだろう、不思議な良さの本でした。

5

甘苦い

三角関係だけど三角じゃない。矢印が行ったり来たり、あらすじ読まなかったから予測外でした。強面不器用な清野と人気者森下が徐々に距離を深めてく過程が甘酸っぱい♡コミュ障柏木と森下が対面してからは三者三様、複雑に絡んで…苦味が増す!結末は賛否両論みたいだけど、じわじわきました。 3人ともピュアで必死なとこ、素直なぶつかり合いが可愛かった。柏木がコミュ障自己中とこが可愛くてみえるか、ムカつくかでこの作品の評価が分かれてるかも。斜め上すぎて、オモロ可愛かったよ。3カクのことを自分達は新婚でもう1人は姑って言うのとか。

3カクと言っても1辺はキャットファイトファイト。攻め1×受け2の3P、興味深かった!今はこっちの時間って待たせちゃうのもいいですね。ゆくゆくは2人一気に可愛がれたり、ネコちゃん達が絡むこともあるんだろうか…チャラくみえる森下は常識人だろうから苦労するだろうな…上手く言えないけど、ふわふわとどんよりと独特な読了感。Kindle、tnk修正が大きな〇にドット柄だったのも衝撃でいろんな意味で印象に残る作品でした。

2

三角関係より片想い描写にグッときちゃう

高校から大学にかけての三人の男の子たちの危うい関係を描いた作品。硬派で面倒見のよいイケメン清野、そんな清野が片想いしてる明るい人気者の森下、清野が毎日プリントや授業ノートを届けてる引きこもりの柏木。

森下が途中から柏木が可愛い、好きとか言い出すので、どういう展開になるのかとハラハラ。話に引き込まれてドンドン読んでしまうが、中盤あたりから、うっすら思ってしまう。これ…柏木いらなくね?

なぜって前半の、タイプの違う清野と森下が距離を縮めていく過程が、すごくいいから。遠足で同じグループになりたいのに勇気が出なくて声かけられないとか、他の友達とワイワイしてるのにも嫉妬しちゃうとか。同性への片想いって、こんな感じなのかもと思っちゃうような、じれったいような甘酸っぱさ。
この二人だけの話だったらスッキリ終わってたと思うのだが、三人は同じ大学に進むことになって、なんと柏木が清野のアパートに押しかけてきて同居することになる。
そこから実は森下も清野が好きだった、っていう事実が発覚するわけなのだが。

攻めを巡る受け二人の三角関係になるのは百歩譲って仕方ないにしても、柏木と森下の間には対立しかなくて、いちゃつこうとするとお互い邪魔し合う関係っていうのがしんどかったし、こんな不自然な状態がいつまでも続くわけないよと思ってしまう。特に柏木が、森下をめちゃくちゃ敵対視してるのが、読み手としてはキツい。
柏木への清野の想いは恋というよりか、庇護欲みたいに見えるし、高校生の時からあんなに想ってたんだからそこは、森下ひとりだけを選んでほしかった。エッチは3Pという感じではなく、それぞれと絡んで終わりなのであっさりしてるように思った。

3

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