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表題作唇はワザワイのもと

韮沢正純・会社員・営業
片桐通哉・会社員・営業

あらすじ

「おまえだってまだ足りてないだろう?」「後ろだけでイッたりして、恥知らずにもほどがある」出会ったその日に反発しながらも抱きあった通哉と正純は仕事上もライバル。黙っていれば綺麗な男・通哉は強引な色男・正純の挑発に乗って、2人の躰だけの関係は毎週末繰り返されることに。淫らな言葉で貶められながらも深い陶酔を感じ、正純の熱い欲望を待ち望んでいる自分に気づいた通哉。しかし想いとは裏腹に……。仕事も恋も負けたくない躰からはじまる不器用な2人の大人気ない恋!?

作品情報

作品名
唇はワザワイのもと
著者
遠野春日 
イラスト
山田ユギ 
媒体
小説
出版社
ムービック
レーベル
GENKI NOVELS
発売日
ISBN
9784896016093
3.5

(8)

(0)

萌々

(4)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
28
評価数
8
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

三度目の出会い

帯『おまえでだってまだ足りてないだろう?』

しょっぱなからエロシーンで始まります。
そこから過去にちょっと戻って、彼らの出会いが書かれるのですな。
よくある展開パターンではあるけど、自分はこういうの好きです。

ライバル会社の営業マン同士な、正純〔攻〕と通哉〔受〕
彼らの最初の出会いは3回、1度目は駅通路でぶつかり通哉の書類がぶちまけられ、2度目は取引先相手で正純に先を越されてしまう、と2度の出会いは通哉にとって最悪。
3度目の出会いで通哉は正純が彼女にふられている所を目撃してしまうのですな。
そんな正純に、何気なしに通哉が慰めてやろうかと言ってしまったのが運のつき、そのまま通哉は正純にホテルへと連れ込まれてしまう。
しかしそんな流れでしてしまったセックスがとびきり良かった為に、セフレ関係へと発展していきます。
でも先に己の感情が恋だと気付いたのは通哉の方で。
相手が遊びなのに、自分が溺れたら最悪だと思い自分も遊びだと言い聞かせようとする通哉。
仕事上はライバルでありながら、週末になればセフレ、そんな関係から恋愛に発展していく2人の描写と展開が読んでいて気持ちが良かったです。

2

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