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表題作恋愛少年/星の彼方のラヴマシン

リュウガ・レオーク/ジャド・カミュラーン
ユイン・ラブエル、13歳→17歳

あらすじ

ユインはラブエル財閥の後継者ながら宙レースのレーサーに憧れる少年。だが誕生日の夜、両親を殺されて全てを失い、辺境の惑星ギャガに転落する。そこはレーサーを養成する場所だったが、同時に少年たちの無法地帯でもあった。黒の谷のリュウガに拾われたユインは、体も心も蹂躙され屈辱の日々を送りながらも、リュウガの調整するマシンによりレーサーとしての才能を開花させていくが―。

作品情報

作品名
恋愛少年/星の彼方のラヴマシン
著者
花衣沙久羅 
イラスト
極楽院櫻子 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784086001984
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

急転する展開にドキドキします

人々は人口移動星に住み、男の子は宙レースのレーサーに憧れる未来(?)の世界での話になります。

財閥の子息が、両親の殺人事件から波乱万丈な日々に巻き込まれていきます。世界観もしっかりしてるし、急転する展開にハラハラしっぱなしで、最後までドキドキしながら読みました。

何不自由なく暮らしていた13歳のユインは、両親が殺されたことで、自分と両親には血の繋がりがないことを知ります。
そして、両親の財産を狙う親戚の人達から追い出され、連れて行かれたのはレーサーを養成する惑星で。
その惑星は、養成する場所というのは表の顔で、裏の顔はいらない子供を捨てる場所だったのです。だからか、少年たちの無法地帯になっていて。
綺麗な美貌のユインは、狙われて凌辱されかけます。

結局、誰よりも強かった「黒の谷」のリーダーのリョウガに、凌辱されてしまうのですが…。
そんな始まりだったけど、だんだん強くなっていく2人の絆に萌えます。マシンのメカニックとしてのリョウガの資質や、レーサーとして一流の腕を持っていたユインが、運命の歯車の一部として明らかになる事実の数々が驚きの連続でした。
ユインもリョウガも共に孤独な出生の秘密があって、出会い惹かれ合ったのも必然だとキュンとなって…。
リョウガの異父兄弟とのユインを巡っての争いは切なくなったけど、最後のリョウガとの和解のシーンでは感動してジ~ンとなります。
てんこ盛りな設定だったけど、ちゃんと全部が繋がって活かされてて面白かったです。この作品、続編もあるそうなので読んでみようと思います。

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