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兄弟モノスキーとしてはこれもはずせない作品の一つ。
連れ子で義兄弟になった2人だけれど、両親が直ぐに事故で亡くなって兄弟2人残されてしまう。
王道っちゃ王道のストーリーなんですが、山本小鉄子さんが描くとやっぱ王道なのに面白いなーーーとつくづく。
ちょっと捻りがあるのは弟が兄よりデカいのはよくあるパターンだけど、弟のワタル〔攻〕がイギリス人な点。
なので高校生ながらパッキンで美形でかっちょいい。
対する兄のくりすは、眼鏡で童顔で小柄ときてます。
くりすの勤務する高校に、ワタルが通う様になりワタルの友人やくりすの同僚も含めて割りと全体的に流れるのは優しい空気感。
スタンダードな話でも上手い漫画で描かれるとやっぱおもろいのだなーと再確認した一作でした。
兄弟モノ、特に義兄弟モノがお好きな方にはお薦めの作品です。
山本小鉄子さんの作品の、なんとなくほのぼのとした、優しい感じが好きなんですが、この作品にもそういう雰囲気が流れています。
ちょっと年の離れた年下攻め、しかも外国人、その上、義兄と同じ高校に通うことになるので、生徒x先生モノにもなるのかな?
私が結構気に入ったのは、弟のワタルのキャラ設定で、高校生なんですがしっかりしていて、しかも何を考えているのか分からないところがあって(これはムッツリということになるのかな・・・)、ちょっとミステリアスな所が良かったです。
ワタルの友人たちも個性的な子がいたりして、面白く、好感持てました。
面白かった~
親の再婚で義兄弟になった二人のお話です。しかも生徒×先生でイギリス人×日本人。山本小鉄子さん自身もおっしゃってますが、盛りだくさんですな!
ゆっくりストーリーが進むのが心地よかったです。
昨今のBLはえっちするまでがやたらと早いし、そうじゃなくても登場人物がひたすら恋愛脳だったりするから、こういうお話は本当に貴重だと思います。
まっとうでまっすぐな価値観を持つ受けが本当に魅力的でした。ただ真面目ってわけじゃなく、天然でおっちょこちょいで可愛くてさ。
対する攻めはクールでカッコいい!表情をなかなか変えないところが受けとは対照的で、それがまたイイんだよね。
でもでも、私がいちばん気に入ったのは
山田くん!
もうもう山田くんがひたすら可愛くて私好みでどうしようかと。
大好きだあああ!!
カラダでっかくて地味で不器用で優しくて一途で、欠点すらまるごと魅力的。
失恋する脇役が確定してるから、余計に魅力的に思えてたのかもですが…ああ、山田くんが失恋することを考えたら心が痛む…!
まるごと一冊ほぼ1つのストーリー。
最後の10ページ程度に番外編のようなストーリーが入ってます。
高校生の「ワタル」と24歳の「くりす」。
なかなか年の離れたカップルです。
でもワタルはクールでオトナ~。
くりす君の方がずっと子供っぽく見えますw
人間的にはもちろん大人ですけどね^^
この第1巻は、2人ともまだ自分の気持ちを
認識していない状態。
その状態で、くりす先生を好きな生徒の山田くんが出てきたり
ワタルくんを好きで、オカマ(とワタルが言っている)鬼龍院礼くんが
出てきたり・・・伏線いっぱい張った状態で終了します。
2巻を用意して読まないと、気になって苦しみますねwww
兄弟萌え満載な作品です。初期の作品だと思いますが絵は美しいですし、ワタルちょーイケメン!!
ワタルが完璧なだけに、受けのくりすが平凡受けすぎて、そこがどうにもこうにも…正直攻め受け逆のほうがキャラ的に映えるんじゃないかと…。
いえ、そんな個人的な趣味は差し置いて、ストーリー展開もキャラ設定もしっかりしていて、小鉄子さんの作品は安定していると思います。一巻は気になる終わり方をしているので二巻も同時購入をオススメします。