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表題作いじっぱりなマーメイド

海棠夏津哉
海棠グループの御曹司
葉山湊
伯母夫妻経営プチホテルで手伝い

作品情報

作品名
いじっぱりなマーメイド
著者
真船るのあ 
イラスト
こうじま奈月 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
ISBN
9784592873686
1.6

(3)

(0)

萌々

(0)

(0)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
2
評価数
3
平均
1.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

傷を深めあってる?

20年前の作品です。白泉社花丸文庫。
昔の作品ってこうじま奈月さんのイラストが多いですよね。

うーん、内容はBLなのですが…。もう二人とも見てらんないよ〜ってくらいすれ違うわ湊は意地っ張りだわ見えすいた嘘をつくわで。
しかも湊はまだ高校一年生。うーん。
色々とおばさんにはちょっとキツかったです。

絶対服従命令。湊が嘘つくから意地をはるからどんどんややこしくなっちゃって。
傲慢俺様の夏津哉もなんとか必死なんですけどね。

0

人魚姫をモチーフに。

タイトル通り人魚姫をモチーフにしたストーリーです。同じ花丸文庫の前作『うそつきなシンデレラ』に続く童話シリーズ(?)。

両親を亡くしたあと、湘南でプチホテルを営む伯母夫婦に引き取られた湊(受)は、子どもの頃近くの別荘に遊びに来ていた名士の息子・夏津哉(攻)と仲良くなり、それから毎年夏には一緒に過ごすようになりますが、ある年喧嘩別れしてそれっきりに・・・

5年後、湊は水上バイクで事故に遭った夏津哉を助けるんですが、夏津哉は助けてくれたのは姉同然の(湊そっくりの)彼の従姉・真理だと勘違いしています。←これも『人魚姫』ですね。

怪我のため叔母夫婦のプチホテルに滞在することになった夏津哉の世話をするように言われた湊。夏津哉は湊に自分の言うとおりにしろと命令し、意地の悪いことを言ったりしたり・・・

う~ん、これ以上何を書こうか悩むくらいに中身のない・薄いストーリーでした。その上キャラクターも薄っぺらい。ホントいいとこなかったです。

結局は両片想いで、気持ちがすれ違っているのは読み手には丸わかりなんですが、そこはまあいいんですよ。

『いじっぱりなマーメイド』というのは湊を指しているんでしょうが、それほど意地っ張りだとは感じませんでしたね。
むしろ夏津哉の方が、意地悪したりプチホテルのことを盾にとって脅したりするんですが、それもなんとも半端というか幼稚すぎてげんなりしました。

申し訳ないけどただつまんなかったです。『うそつきな~』ほどキャラクターが(決して好みじゃないけど)イヤじゃなかった分『中立』で。

そしてやっぱり(昔の)こうじまさんの絵柄は苦手です。

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