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表題作純情かれん(1)

五百木紀之,白坂の先輩で芸能人/田宮,高校2年生
白坂,高校教師

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

高校教師の白坂(しらさか)は、教え子の田宮(たみや)に恋していた。 物怖じしない、明るくまっすぐな田宮をただ見つめるだけ、 想うだけの一方的な恋──。なぜなら白坂には、 罪を償うべき体だけの恋人・五百木(いおぎ)がいるからだ。 ところが、想いを封印し、五百木に抱かれる白坂に、 田宮が突然、告白と同時にキスしてきて!? トライアングル・ラブ。

作品情報

作品名
純情かれん(1)
著者
こいでみえこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199602429
3

(5)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
14
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

対等な三角関係

もう一人の攻め押しが見え見えな出来レースな三角関係では萌えないので、この話は対等な三角関係ですごくよかったです。
攻め2人が揺れに足るどちらも魅力的な男で、クール目な有名俳優攻めVSワンコ攻めな高校生の生徒で、三度位美味しかったです。

俳優・五百木紀之 クール執着攻め×陸上部の顧問で高校教師・白坂 真面目受け
五百木とは贖罪の為に身体だけの関係を続けていて、担当の生徒で明るくて素直な田宮豪士を見て、一時の癒しを見ていた。
万引き犯と疑わなかった事から白坂のことを意識し始めた田宮は、嫉妬から白坂宛の女子のプレゼントを捨てて、キスを迫る。
なんとかその場は誤魔化すが、田宮の熱はおさまる事がなくて、白坂も応えてはいけない身なのに、益々意識してしまって。

とにかく、どちらの攻めも魅力的なので、どちらに惹かれるかでも楽しさが変わるかも。
私は、大学生の時に白坂の先輩だった五百木派です!
身体だけは手にいれられても、白坂の心を求められないことに焦れる姿がもう切ない。
それでいて、命令すれば従う白坂に足の爪を切らせたりと、アダルティーなエロが実によかったです。大人にしか出せない魅力がかもし出されています。
最近の白坂の反応が違うのが気になって、白坂の高校まで視察に来て、目をつけた田宮に牽制したりと、余裕のない所ももうたまりません!
それだけ、白坂を好きなんだって事がよく伝わってきます。

もちろん、ワンコ攻めな田宮が初めて男に恋して、純で可愛い反応も捨てがたいですが。
一途でまっすぐで駆け引き無しなのが潔くて、若者らしいです。初々しいが愛情たっぷりなHも、中々でした。
その迷いのない明るさに、白坂が惹かれてしまうのもわかる。
わかるのだけれども、五百木派にこの展開は辛かったです。

正式につきあってはいないので、1巻では一応、五百木×白坂です。
まだ決着が着いたと言うわけではないので、2巻までハラハラドキドキが続きます。

2

田宮の明るさが印象的

こいでさんお得意の三角関係モノです。
お話は受け様視点メインで語られています。
高校教師の白坂と白坂の大学で部活の先輩だった五百木と白坂が副担を受け持つクラスの生徒田宮が主な登場人物。
白坂は五百木と既に体の関係があるのですが、恋人という関係ではない。でもこの関係を断ち切れない理由があって、五百木が望む時にはそれに応じるという状況。
そんなことを知らない田宮は純粋に白坂に惹かれていくのですが…。
一歩間違えればかなりシリアスにもなり得る状況なのですが、田宮の真っ直ぐで純粋な性格で救われるな~という感じです。
1巻の段階では白坂がどちらと結ばれるか分からないので、今後の展開が楽しみです。

1

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