• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作君からの逃げ道

佐久間俊樹 高校2年生
森宮勇太 高校2年生

あらすじ

高校生の勇太は、親友の俊樹から思いがけなく告白される。それは女の子にするような告白だった。男として見られていなかったのか、また対等な友達ではなかったのかとショックを受ける勇太と、報われない恋心を殺そうと勇太を避ける俊樹。すれちがう二人の想いが向かう先は――?

作品情報

作品名
君からの逃げ道
著者
鹿住槇 
イラスト
高城リョウ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829653708
2.5

(4)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
2
得点
8
評価数
4
平均
2.5 / 5
神率
25%

レビュー投稿数2

鹿住槇さんの中で今一番好きな作品です!

鹿住槇さんは僕がとても好きな作家さんで、お気に入りの作品もいっぱいあるのですが、その中で最近何度も読み返してしまうのがこれです!

キュンキュンしまくる学園もの。

いきなり攻めからの告白シーンで始まってしまうので、くっつくまでの葛藤が好きな自分としては一見躊躇しそうだったのですが、この作品は違う!
受けくんのキャラがとても面白いw
王道の可愛い子ちゃんキャラなのですが、かなり突っ張っていて、男前のところもあり、それでいて怖ろしく鈍感なのがいい(笑)。

可愛い鈍感な受けっていうのは、嫌味になったりわざとらしくなったりする危険性をはらんでいるんですが、この受けくんはちがう^^
受けくんがおバカなせいで攻めくんがもっのっすごく苦しまされるハメになるのですがw、それがまたいい♪

当て馬の先輩もすごく優しいキャラだし、親友の相談役も――っていうかこの親友がいないとハッピーエンドは確実に無理なのですが(笑)、一人として無駄なキャラがいないというか、全員に大きな見せ場があります^^
もう一人の当て馬の女の子も、若干性格悪そうな感じが逆に可愛らしくて、退場後もさわやか~みたいな印象を受けました(笑)。

いきなり告白シーンから始まるけど、両想いになるまでが超グルグルするので楽しめますw
「お姫さまと下僕」って言われちゃうシーンが何気に萌えたw

1

こういうお話を書いてる鹿住さんが好きだ!

素直に面白かったです。
高校生同士の可愛い恋。
こういうお話を書いてくれる鹿住さんが一番好きです。
新装版で、もともとは古い作品なんだけど(たとえば携帯の影も形もない)、古臭い感じもしなかったな。

いきなり攻めが受けに告白するところから話がはじまる。
ずっと親友だと思ってた相手に告白された受けはショックをうける。
この攻めがさー、かっこよさとかっこ悪さ、器用さと不器用さのバランスが絶妙で、やたら可愛かった。
とくにはじめてエッチなことをする場面が最高。
受けの言葉を信じられず、でも欲望はおさえられず、矛盾した言葉を吐きながら猪突猛進→でも受けに懇願されると言うことを聞いてしまう。
どんだけ必死なんだよ!w
初エッチでの早漏っぷりにも萌えました。

脇役もみんな魅力的。二人の親友はいいやつだし、当て馬の先輩もいい人だし。
どうせなら女性キャラももうちょい魅力的にしてあげても良かったのになと思いましたが。ここはBLのセオリーですかね。

キュンキュンニヤニヤしながら読みました。
可愛いなーもう。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP