半グレ花婿と鬼畜な罠

hangure hanamuko to kitikuna wana

半グレ花婿と鬼畜な罠
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
三季貴夜(しほろ丸夏) 

作家さんの新作発表
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イラスト
有馬道後 
媒体
BL小説
出版社
いるかネットブックス
レーベル
bijou
発売日
価格
ISBN

あらすじ

大手サラ金(実は暴力団菱和会のフロント企業)に勤める亮司はブラック客の漣の元へ回収に向かう。少し調教して「ウリ」でもしてもらおうと考えた。が、逆に自分が餌食になる。
その時ハメ撮り写真を取った漣は亮司を脅迫し何故か一緒に住むことに。家事までこなし、自分を犯すくせに「妻」のような漣。それに天然なくせにどこか暗い影がある漣から次第に目が離せなくなる。
ある日菱和会のお家騒動抗争に巻き込まれ、漣は亮司のためにギャンブルに身を投じる。

表題作半グレ花婿と鬼畜な罠

甲斐漣・無職・25歳
真崎亮司・金融会社(フロント企業)支店長・31歳

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レビュー投稿数1

とても癖のある、変に(笑)心に残る一冊

『電子専門』の書籍って冒険しやすいんですかね?
いや、このお話もかなり変わっていたんですよ。
「ここが好きだーっ」と、空に向かって大声で叫びたいっていうタイプのお話じゃないんですけれどね、何か気になってズルズル付き合ってしまったら、最後に「思っていたのとは違う処に連れて行かれちゃった」的な、どんでん返し、どんでん返し、どんでん返しが続きます。
萌えは少なかったんですけれど、あまりにも予測が裏切られ続けて、変な快感が生まれてしまいました。
『爆発しないトンチキ』とでも言うか。
これ、ちょっと癖になりそうな感覚です。

暴力団のフロントの金貸しをやっている亮司(元族)が、返済が滞っている客である漣の所に回収に行く訳です。「返せなかったらウリに落としてやる」という気持ちで。ところが逆に、亮司がハメ撮り画像をネタに脅される羽目になっちゃう。仕方がないので部下に「俺のオンナにする」と宣言して漣を軟禁するのですが、こいつ、新婚気分丸出しで朝に味噌汁を作るわ、お弁当を持たせるわ、お掃除ロボットを欲しがるわで、亮司としてはどんどん気が抜けて行ってしまうんです。そして、ちょっと目を離すと、マンションのベランダから飛び降りるんじゃないか、とか、手首切るんじゃないかとか、やたら危なっかしいマネをして、放っておけない。おまけに、ギャンブルで身を持ち崩したはずなのに、他のシマにある雀荘で馬鹿勝ちをしたりするので、亮司は彼に振り回されっぱなしです。そうこうするうちに、上部団体の勢力争いに巻き込まれて、亮司に絶体絶命のピンチが訪れるのですが……

『漣の不安定さ』が、次々と読んでいるこちらを裏切って行くのがこのお話の面白さなんだと思います。暴力団のケツ持ちのはずの亮司が、思いもかけず『真面目ないい男』なものだから、余計に。
見た目や性格が、所謂テンプレ的な作品とは受け攻め逆なのも『据わりが悪い』形で書かれているのもそう。
この不安定さを、種明かしのラストまで引っ張っていったのは、まさしく力業。
私、このお話は「決して内容を忘れないだろうなぁ」と思います。

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