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とある軍人の平凡ならざる日常

toaru gunjin no heibon narazaru nichijo

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表題作とある軍人の平凡ならざる日常

ロバート・J・レイウッド 司令官
ジーン・サガミ 一等兵

あらすじ

司令官からの変態的な愛なんて、誰得だよ!?
平穏大好きな一兵士と彼を狂愛する上官の軍隊ラブファンタジー!

徴兵制のあるヴェルダ星域連邦王国で一兵士としてのほほんと過ごしていた青年ジーン。
彼はどしゃぶりの雨の日、敵に襲撃されて重傷を負った、とある将校と遭遇してしまった。
その将校は、陸軍の英雄であり、敵から“冥界の番犬(ケルベロス)"と恐れられる軍神レイウッド少将だったのだが……。
彼と知らずに助けてしまったせいで、なぜか猛烈に迫られるようになってしまって!?

作品情報

作品名
とある軍人の平凡ならざる日常
著者
有須薫 
イラスト
いずみ椎乃 
媒体
小説
出版社
一迅社
レーベル
ロワ・ブラン
発売日
ISBN
9784758090384
3.5

(6)

(1)

萌々

(3)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
20
評価数
6
平均
3.5 / 5
神率
16.7%

レビュー投稿数2

続きを熱望

このまま終わってしまうのはひどく惜しい、そんな作品です。
アクション、戦略、因縁、そして二人の関係、どれをとってもこのままでは中途半端になってしまう…!どうしてもこの先二人がどうなるかとても気になります。ウェブ掲載では続きも読めますが私は書籍になったこの作品を完結までよみたいです。

ジーンを兄さんと呼びたい!

3

ジーンは犬に好かれるんだなぁ。

久しぶりに日常物じゃないのを読みたいなと思って手に取りました。

攻めは冥界の番犬という異名を持ち、軍神とも呼ばれる陸軍の司令官、受けは入隊一年の一等兵。攻めは軍人なので華奢ではないですが細身で中背で年上、受けの方が背も高くがっしりとした体格をしておりますが年下です。

雨の日に基地内で襲撃を受け重症を負った攻めを受けがたまたま見つけ、助ける所から物語が始まりますが、受けのジーンは厄介事は面倒だと上官である攻めのジェイをわりと雑に扱います。ひどい雨で、助けた相手が上官らしいとは分かっても、基地内の最高司令官だとは気付かなかったせいもあるのですが、そんなジーンの態度と頭を撫でてくれた大きな手をジェイは気に入ります。
物語はジーンとジェイ両方の視点で進むので、ジェイがどんな風にジーンに惹かれているか分かり、個人的に執着攻めが好きなので萌えました。でも、物語自体は敵軍の宇宙艦隊が攻めてきたりジーンの一族に纏わる因縁などが絡んだりと、恋愛以外の要素が多く、エロも後半にちょっとあるくらいで挿入までは至りません。
ジェイが一方的にジーンに矢印を出してて、ジーンからはまったく無いまま終わるので、そういう意味では不完全燃焼な感じが残りました。
世界観の細かな説明も多くはないのでよく分からないところも多々あり、どんな世界なのかもう少し知りたいなーと思いつつ、この2人が無事(?)にカップルになるのを読んでみたいです。
大らかで優しく、焼酎をこよなく愛すジーンが、なんだか変態っぽいけどその強さ故に孤独だった軍神を愛す日は来るのか。
思う存分、ジーンになでなでして貰ってるジェイを見てみたいです。

5

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