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表題作わかちあいたい、ね

塩川 栄多
生徒
長澤心
高校教師

その他の収録作品

  • こころの、まにま
  • あいしあいたい、ね(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

高校教師の長澤心は、ある雨の日に傘が無くて困っていたひとりの生徒を自分の傘に入れてあげた。
その生徒、塩川栄多はモデルをしていて目立つ存在だ。
彼の活動を陰ながら応援する長澤だったがある日、塩川に「俺のこと好きでしょ」と試すように唇を奪われてしまう。
立場や年齢の違いに戸惑うふたりが、全てを分かち合い、満たされていく物語。

作品情報

作品名
わかちあいたい、ね
著者
夏江夢子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032816
3.8

(89)

(33)

萌々

(28)

(16)

中立

(7)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
16
得点
332
評価数
89
平均
3.8 / 5
神率
37.1%

レビュー投稿数16

わかちあうことの幸せ

夏江夢子先生のデビューコミックスとなる「わかちあいたい、ね」。モデルをしている学校の生徒に惹かれている先生と、そんな先生の想いに気づき初恋を自覚した生徒2人のお話。
長澤先生は影で生徒の塩川くんを見守りながら密かに想っていましたが、雨の日に傘のない塩川くんと出会い、傘に入れてあげたことから始まるピュアな恋の展開にキュンとしました。
優しくて、包容力があるのに時折かわいい行動や笑顔をみせる長澤先生がとても魅力的です。モデルをしている塩川くんもまたかっこよくて、積極的で先生のことを大切に想うところがこの2人の愛らしいところです。

先生と生徒という関係ながら、苦悩や葛藤に衝突しますが、お互いの気持ちに向き合って共有していく中で、もっとお互いを尊重したいと思う場面にグッときました。お互いを大切に思うからこそ、難しく考えてしまうこともあるけれど、少しずつ歩み寄っていく長澤先生と塩川くんの距離感にとても癒されました。
塩川くんが将来のことで悩んでいる時、素直に「会いたい」と先生に告げたこと、そんな塩川くんの悩んでいる気持ちにただ寄り添い、塩川くん自身がどうしたいのか意思を聞く先生の姿にあたたかい気持ちになりました。

お互いの気持ちを分かち合うことで、しあわせに満ち溢れていく2人の姿に胸を打たれます。ストーリーと、繊細でお話にぴったりの夏江先生の綺麗なイラストも相まって宝石箱のようなキラキラしたお話です。たくさんの人に読んでいただきたい一冊です。あたたかくて優しい気持ちになれる、素敵な作品をありがとうございました。

5

初コミックス!

画力・ストーリー・表紙デザインと、三拍子揃った実力派作家さんのデビューが数冊あり、今後の期待感も込めて神評価にしました。
この春はBLを読むのが楽しかったです。

良い作品なのであらすじは省略しますが、
少し残念な点がありました。
先生が躊躇いもなく生徒に手を出し、
何の葛藤もなく関係を続けてること。
かつて自分も未成年の時に、
家庭教師と身体の関係があったから、
その辺の倫理観がないのかな。
そして評価が伸びないのは、
少し古臭いタイトルのせいでしょうか…。

4

心に沁みるようなお話

生徒と教師のお話だけど、その関係の危うさよりも
1人と1人が人として惹かれ合う
心の結び付きに重きを置いた作品だなと思う。

表紙から漂う雰囲気からも分かるように
内容も本当に繊細で優しさに溢れてた。

劇的な展開がある訳では無いけれど、この先何度も読み返す作品だと思う。

1

美しいBL

電子版の発売日を楽しみにしていました。
pixivでもずっと拝見していた作家さまです

品のあるとても素敵なBLで、絵もストーリーも丁寧…設定もかなり好みで大事に読ませてもらいました。

BLをこれから読む方にもおすすめします。

0

生徒×先生 禁断の恋…?

生徒×先生のBLというと“禁断の恋”って印象がありますが、今作ではあまりその印象を受けませんでした。(序盤の方に多少あったくらい?)
そういった意味で特殊な作品かもしれないです。
また、メインキャラはこの2人のみで、作中で大きなトラブルも起こりません。
それでも最後まで楽しむことができました。
塩川くんと長澤先生のやり取りや感情が丁寧に描かれていて、言葉選びが上手いからかなと思いました。

高校3年生というと、これまでの自分を振り返りながら将来のことを考える、人生の分岐点の1つだと思います。そんな大切な時期に長澤先生は、塩川くんに全力で寄り添うことを選びました。常識的に考えれば、塩川くんの将来のために先生の方から身を引いてあげるのが正しいと思いますが・・・そうしなかったのは過去に似た経験をした時に酷く傷ついたからかもしれないし(その先生も長澤先生のことを想って敢えて突き放したと思えなくもない…)、塩川くんが好きすぎて突き放せなかったのかもしれないです。
結果的に長澤先生が側にいてくれたおかげで、塩川くんがいい方向へ進んでくれてよかったのかなと思います。

読み終わったあと穏やかな気持ちになりました(*´ω`*)

0

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