17 教師

17 kyoushi

17 教師
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神29
  • 萌×29
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

58

レビュー数
5
得点
190
評価数
41
平均
4.6 / 5
神率
70.7%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784813031741

あらすじ

冷たくされても 優しくされても どんどん好きになる
17歳、高校生 x 26歳、教師

有岡敬広。17歳。高校三年生。
初めて本気で人を好きになった。
先生を、どうしても
自分のものにしたかった。
だから、むりやり抱いた。

三島 真。26歳。高校教師。
ずっと密かに親友を想っている。
諦めるだけの恋でいいと思っていた。

身勝手な有岡を一度は拒否した三島だったが、傷ついても自分への想いを隠さない有岡に、自分の片想いを重ねて見るようになり…

『17 生徒』待望の続編、登場!

好きな人が好きなのは、自分じゃない
それでもーーー好きだ

表題作17 教師

有岡敬広、高校3年生、17歳
三島真、攻の通う高校の教師、26歳

その他の収録作品

  • 17歳の妄想
  • カバー下/三島のイラスト

評価・レビューする

レビュー投稿数5

言葉のヤイバがヤバイ

良かった〜。
1巻目に引き続きもうその言葉しか出てこない。
高校生×教師モノの"感想"のチェック欄に"神"をつけたのは初めてかもしれない。

今までは"いくら漫画でも
"'"そのシチュエーションに持込めないだろう、高校生!"'"とか
"'"いくら漫画でも先生が誘っちゃったり、決壊しちゃだめだろ'"'"
と高校生×教師モノではなかなか漫画ワールドに行けなくて。
「コレは年齢重ねちゃったからだな、このての作品は漫画というメガネをかけて見なければ」
と構えて見るクセがつき、なおかつ最近では高校生×教師モノと書いてあるモノは避けるようになっちゃって。

でも本作は木下先生だし、表紙も良いし〜と手にとってみたらあっという間に2巻完読。続けて読んだ理由は「1巻となってるから続き物だよ!気をつけてて!続きが気になって眠れないよ!」のレビューが散見されたんで、続けて読みたくて2巻が出るまで待ってたんです!

これが私的には大正解!有坂くんと三島先生の思いが1度でわかってこの年の私が実世界では決して使えない、言えない、キュンキュンでしたよ〜。
2人の思いとその変化がネジレモジレてジワジワ進んでいくのを読みたくて先に先にとページをめくってしまうのです。

ただ、ページはドンドンとめくりましたが、余白とコマ割りと必要最小限の飾らない言葉でズンズンとこちらの心にいろんなモノを残しておくので読み応え100パーセントです。

しかし本作中には真綿にもなり、刃(ヤイバ)にもなる短いセリフがありまくりです。
この刃にも〜う私はグッサグッサと刺されまくりです。ヤバイ!出血多量です!

エロもなく木下先生の絵なので初心者向きかなって思ってたんですが、この言葉の刃は上級者向きだな〜。

エロ耐性ありまくりの私ですが、1巻のたった1ページしかない哀しい場面を引きずったまま2巻に入ってるのでシンプルなセリフのやり取りなんですが、泣けて泣けて。初心者さんをこんなに泣かせてしまったらいけないのでは?まで思っちゃう。

これも有坂くんと三島先生に思いっきり私が同化してしまったせいだな〜。
木下先生!私を漫画ワールドにズッポリと浸らせてくれてありがとうございます!(`_´)ゞ。

だけど、もうほしがりやのアタイは次作が待ちきれない!
今度のタイトルは「17 友人」あたりかしら|( ̄3 ̄)|。

そして平成も終わりになり、法改正もあって違反行為ですがやっぱりチャリ2人乗りは永遠のドキドキアイテムですよね〜ψ(`∇´)ψ。
アオハルだな〜。

4

だから子供は

たとえ好きになってもらえなくても、ただただ自分が相手を好きなだけ。
それって、随分と傲慢なことだ。
17歳は本人が思うよりもずっとずっと子供で、傲慢も我儘も無自覚な子供の特権で、それを押し付けられる26歳の三島にしてみたら、17歳の有岡を子供としていなしてしまえる程26歳はまだ大人じゃないし、17歳の有岡と同じように我儘を張り合える程26歳はもう子供じゃない。
そして、生徒と教師という最大の壁がある。
この本一冊使っても、現状の二人の関係はこれ以上どうにもならないよねって、まあ、しょうがないとは思うけど、それにしても、さすがにこのペースでの展開では次が待てるかどうか自信がない。

2

暗い感じは薄まってきた

「17 生徒」続編。そしてまだ続く。
2巻で完結しないのは私にとって意外で、でもより深く物語を進めていく、じっくり心理描写を深める、そんなストーリー展開になるのだな?と思いながら読みました。
読んでみると、「17 生徒」での読後感から予感したような一種の「昏さ」は薄まって、「片想い」のよくある類型的な空気の方が強くなってきているように感じました。
ただ、明るくて軽かったはずの有岡が別人のように内省的になる様が以前の木下先生作品よりも静かに重く描かれ、物語全体に重く冷えた空気を感じました。
三島の方も頑なで、人の言葉や存在には少しも動かされない心の固さを感じさせます。
ひとつ感じたのは、津田は三島の気持ちを知っているのではないだろうか…
BL的には、ひたすら心理的な動きのみでエロ的なものは無し。
絵柄は少し白い印象。背景が省略されてる場面も多いような。
次巻は、タイトル含めどんな展開になるのか。逆に次で終わらないでほしい。津田がどう絡んでくるか、単なる片想い相手で終わるのか。
期待しつつ待ちます。

2

まだ続きますよ

勝手に2冊目で完結すると思ってましたが、違いました。続きます。

高校生からの親友にずっと片思いしている(今でも親友としての付き合いあり)高校教師三島先生と、その先生に片思いする生徒有岡のお話


有岡はイケメン、先生は地味なタイプです

木下さんは登場人物の心模様の表情の書き方とかうまいなぁ、としみじみ思いました。



先生は親友をすきなまま、そして自分に好意を寄せる有岡に親友に対する自分の思いや過去を重ねてみる。だからこそわかるんだろうけど、有岡に実ることはないとはっきりいうし、ひどいな先生、て思う場面が多々あるある。けどはっきり言うのもやさしさかな。
何度傷ついてもあきらめないまっすぐな有岡。

先生に受け入れられる事はなく、有岡はかなり辛いはずなのに、先生の親友への片思いの辛さを和らげるために自分は何かできないかといえる有岡に私は結構感動してしまった。高校生なのに!なんて男前なんだと。あんなん言われたらほれますよ。

すこーし、なんで有岡が先生をそんなにすきなんかわからんけど、恋ってそんなもんかもな。



先生、有岡、どっちの立場にたっても切ないです。

個人的に思う見所は、表紙にもあるような、なんともいえん有岡の複雑な表情をする場面が多々あり、ぎゅーてなったところ。有岡の表情が、もう、、いたるところで切ない。。。よく表現できるなぁと、木下さんさすがだなぁ。

今回先生は、有岡と同情で体を許したのではなく実らない片思いの同士としてとはみとめます。あれは忘れるしお前も忘れろともいうけど。(やった事は酷いけど、この言葉もキツイ)
が、段々心動きはじめたかなぁ、先生。最後辺りに2人はキスしますが無自覚に受け入れかけてましたから

個人的に気になるのが有岡が最近先生に思考を全部もっていかれてる事になにやら複雑な心境を抱えた様子の親友君がこの後、どうなるのかも楽しみ。親友としてか、恋心的な物を含んだものなのか、どっちのヤキモチなんだろ。多分親友だろうけど。
この子結構個人的には好きなんで、この子と有岡くんでもよかったかな

先生の親友も無邪気な男友達!て感じでスキンシップするタイプ。ですが、本当に気持ちに気付いてないのか??と。いつか、気持ち気付いてたって先生に告白しまいかと勝手にひやひやしながよんでました。

ゆっくりな話ですけど、ご都合的なあっさり両想いにならず、すぐほだされてないし、無理やりグルグルさせてるわけではないし、それぞれ結構苦悩してて、なかなか良くできてると思います(一巻の無理やり致してしまうのだけはちょっとと思いますが)

次巻、有岡と先生、幸せなれますように
有岡の苦悩が報われますように
どうか、三島先生の親友は当て馬でなくそのまま無邪気な親友でいてください。



6

少しずつ近づく気持ち。

『17 生徒』の続編。続き物なので前作未読だと理解できません。前作未読の方は『17 生徒』を読んでからこちらを読むことをお勧めします。

もう、とにかく表紙が素敵すぎて悶えた…。
色遣いも素敵だし、有岡くんの表情が良いです。もっと泣かせたいです。

という事でレビューを。ネタバレ含んでいますのでご注意を。






『17 生徒』では有岡くん視点で描かれていることが多かった気がしましたが、『17 教師』はタイトル通り、教師である三島先生寄りの心情がより多く描かれています。

『17 生徒』で、自分の気持ちが先行し三島先生をレイプまがいに抱いてしまった有岡くん。有岡くんの将来や気持ちを慮ったわけではなく、単純に彼との行為をなかったことにしようと決めた三島先生の冷たさが非常にリアリティにあふれていたように思います。

好きでも、嫌いでもない。
ただの、一人の生徒でしかない。

三島先生がずっと好きなのは、学生時代からの友人・津田。
報われないと知りつつ彼への恋心を胸に抱いてきた三島先生。彼から友人(という名の彼女候補)を紹介され、ショックを受ける三島先生の恋心が胸に詰まる。

三島先生は、津田への想いに蓋をしてきた。叶うわけがないと知っていたから。

けれど、そんな三島先生にまっすぐぶつかってくるのが、有岡くん。
自分のした行為を反省し、それでも自分の想いをストレートにぶつけてくる。自分の想いを封印した三島先生と、まっすぐに三島先生にぶつかってくる有岡くん。年齢のせいだけではなく、性格も違うのだろうと思うのですが、この正反対の二人が紡いでいくであろう恋のゆくえはいかに。

三島先生は男に恋する切なさとか、友人に恋する不毛さを、自分自身が体験してきている。だからこそ、有岡くんの気持ちに寄り添える部分もある。少しずつ有岡くんにほだされていく三島先生だけれど。

この物語は生徒である有岡くんと、先生である三島先生の二人の恋のお話なのだけれど、重要なキーパーソンはこの二人だけにとどまらない。
有岡くんの友人である蓮。
そして、三島先生の想い人である津田。
彼らの存在が、今後ストーリーを大きく左右するのではと思う描写がいくつもあり、今後の展開が非常に気になります。

『17 生徒』では有岡くんが子どもすぎた感がありました。
欲しいものが手に入らず、駄々をこね、自分の気持ちだけを優先させて、力任せに奪った。そんな彼が、三島先生への恋を知り、少しずつ大人になっていく過程が、三島先生の目を通して描かれています。

彼らの気持ちの架け橋となる「星」が非常に効果的に使われているのも素敵でした。

で。
この巻ではまだ終わらず、完結編ではありません。まだまだ続きます。
次回のタイトルは何になるのかなあ、と思いつつ、首を長くして次巻を待ちたいと思います。

5

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