セックス漬けの残酷なプログラム、始動

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表題作アダムの献身 イヴの恍惚

軍司志狼、教師/軍司遊馬、未尋の幼馴染みで生徒会の後輩/軍司鷹臣、未尋の天敵同然の同級生
塔野未尋、「イブ」だと分かったばかりの高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

神にも等しいずば抜けた身体能力と頭脳・容姿を持つが、子供をなし辛い希少種「アダム」と、アダムを産むことができる「イヴ」、その他圧倒的多数を占める「セト」によって構成された世界。自分をセトの男だと信じていた高校生の塔野は、ある日、呼び出された教室で教師から「君はイヴだ」と告げられる。同時に伴侶となるべきアダムを選別するための特別プログラムへの参加を命じられた塔野の前に現れたのは、幼馴染みである後輩と、天敵同然の同級生だった。教師を含む彼ら最上位のアダム男性三人と、繁殖を目的としたセックスの実技実習を迫られて…!?

作品情報

作品名
アダムの献身 イヴの恍惚
著者
篠崎一夜 
イラスト
香坂透 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344841697
3.8

(5)

(1)

萌々

(2)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
19
評価数
5
平均
3.8 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

コミコミ特典SSペーパー内容

コミコミ特典SSペーパーについてのみネタバレします。

内容を簡単に言うと
3人がかりで好き勝手に扱われ疲労困憊している事後の未尋が、遊馬の「誰が一番よかったすか?」との言葉にキレて、いつもなら無視する莫迦な質問に答えたことによって墓穴を掘ることになってしまう、という話。

問いに対する未尋の答えは
遊馬はがつがつしすぎる。
鷹臣はしつこすぎる。
志狼の変態なのはお断り。
ゆえに3人の良い部分を評価するのは難しいので誰が一番かという問いには答えられない。
ということでした。

しかし、その答えを聞いた3人はそれぞれが自分に都合良く解釈。
鷹臣は、一番夫にふさわしいのは持久力のある俺って話だった。
遊馬は、未尋ちゃんがまだ満足してないって話だった。
志狼は、最高のセックスを目指すためには問題点を真剣に検討する必要があるという話だった。

そして結局、ゆっくり休みたかった未尋の思惑とは異なる実技実習の続行へと…。

新書本編は篠崎さんらしい雰囲気で流血シーンも出てきます。
キャラの方は強気で男らしさを失わない受が良いです。

3

古き良き王道4Pもの

初読み作家さんです。設定に惹かれて手にとってみました。

ちょっとオメガバースっぽい設定でして、一部の選ばれしエリート・アダムと、大多数のセト、そして生きた宝石と言われる妊娠可能なイブ-。この3種類に人間は分かれていてという設定です。

アダムとイブから分かる通り、神話がベースになっておりまして、随所でその雰囲気が感じられるのも特徴です。
内容としましては、自分がセトだと信じて生きてきた優等生・塔野がイブだと判明した所からスタート。「イブ」保護プログラムの一環として、選ばれた3人のアダムと実習と称してセックスをし、最終的にパートナーを選ぶ-・・・といった感じになります。
要は、エロエロな4P学園ものになります。

まず、個人的に引っかかる部分から書かせてもらいます。
なんか、あれなんですよ・・・。すごく文章が昔風。
設定自体は最近の流行りを組んでいるのに、文章やストーリー運びが「古き良き」て感じで、30年くらい前の作品を読んでいる気分になってくる。
なんでしょうね・・・。ストーリーの流れ自体も時代を感じさせますが、会話なんかもすごく懐かしい印象なのです。
不良っぽい生徒が、「風紀委員長様の命令だぜ」て風で。こうゆうセリフ、小学生の時に古いなぁと思いながら少女マンガで読んだ気がする。

あと、ツッコミどころが満載です。
セックスの実習(ちゃんとした授業です!)だったり、学園内で凶器を持ってのバトルだったり。どう考えたってこいつら高校生の言動じゃない・・・。

と、引っかかる部分はございますが、王道のエロエロ4Pを楽しむにはとてもいい作品。
大人のキケンな魅力を漂わせる教師の志狼に、天敵同然で傲慢な同級生・鷹臣、自分を慕う幼馴染みで後輩の遊馬と、攻め3人のキャラ付けもしっかりされており、それぞれの魅力で楽しませてくれます。
また、清廉で強気な塔野がいきなり強姦、しかも複数でエッチをさせられ、苦悩する様も気の毒ながら萌える!!
4Pのみならず、それぞれ他の3人とも単独で絡みシーンがあり、もうこれでもかとエロエロでもあります。複数プレイではお約束(?)の二輪差しもしっかり楽しめます。

そんなわけで、変わった設定でエロエロを楽しむにはとてもいい作品なんじゃないでしょうか。文章さえ気にならなければ。
個人的にはツッコミを入れながらも楽しく読めました!

6

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