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してほしいこと、おしえてあげる。

shitehoshii koto oshiete ageru

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表題作してほしいこと、おしえてあげる。

倉科一哉,美容師,姉の彼氏
芳川廉 ,高校生

その他の収録作品

  • bonus track
  • 電子限定おまけマンガ 1P

あらすじ

廉の悩みの種は、男遊びの激しい姉。
今朝なんて、最近のお相手・倉科に姉と間違えて押し倒されて憂鬱。

そんな廉の癒しは、優しくて明るい憧れの先輩・白尾。
男同士で付き合いたいとかじゃない、笑いかけて貰えるだけで毎日幸せだと思ってた。けどーー。

あるきっかけで先輩への想いを倉科に知られた廉は、ウブな反応を面白がった倉科に巧みな手つきで身体を弄られ、すぐに達してしまう。
初めての快感と先輩を汚してしまった罪悪感で泣き出す廉に、ますます興味を持つ倉科だったが……?

描きおろし漫画 6ページ収録!

作品情報

作品名
してほしいこと、おしえてあげる。
著者
白松 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
ISBN
9784801962019
3.1

(42)

(6)

萌々

(12)

(12)

中立

(6)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
8
得点
120
評価数
42
平均
3.1 / 5
神率
14.3%

レビュー投稿数8

作者買い!

姉の彼氏が寝ぼけてベッドに入り込みキスして来るところから始まります。
完全に作者買いなのですが、さすが白松先生、えっちの描写がすごい上手い方で...!たくさん萌えました。

元々は姉の彼氏ですし、セフレのような関係から始まるですが、徐々にお互い本気になってしまう...そんな2人がたまらなく可愛かったです。
受ももちろん快楽に弱くぐずぐずで可愛いのですが、攻が意外と可愛いのです.....!「姉も弟もなんて滅多にできないし」と弟に手を出すのでヤリチンの酷いヤツかと思いきや…意外と可愛いのです!

1

表紙と中身の違和感…


あらすじや登場人物の表記にはありませんが、苦手なリバ要素がありました…。

受けの姉のセフレである攻め倉科が、弟に手を出すことですべてが始まります。
受けで弟の廉は、同じ学校の図書委員の同性の先輩に片思い。
それが倉科にバレて、初心なのをいいことに悪戯されて体を遊ばれます。

ただ、この攻めも訳アリの癖アリ。
学生の頃、先生に悪戯されたのがトラウマで自分も同じ過ちを受けにしてしまっていることに気づきます。
その先生は少ししか登場しませんが、ただただ悪い大人でした。

前半は余裕のある大人のようだった攻めが、後半では一気に不安定に…。
攻めは逃げて、受けの方がここぞという時は男前でした。

また、あとがきで受けが「挿れてみたいな…」と攻めの尻を撫でて、狙っているのを仄めかします。

今回の攻めは、やっぱりそういう要素あるんだ…と思い、もう一度表紙を見ると、どっちも受けに見えるな…と、やはり少し違和感があった作品でした。

0

過去に縛られる

男遊びが激しい姉を持つ廉と
姉の遊び相手の倉科のお話。

廉自身が男の先輩に恋しているからといって、倉科からかけられるちょっかいに堪えられるわけでもないだろうに…
いきなりあんな風に襲われたら普通はトラウマになっちゃうよ(汗)

倉科が学生時代に教師に依存していたようなシーンがありましたが、もう少し詳しく描いてほしかったです。
どんな経緯で関係を持ったかとか依存したのかがわからなければ、廉と昔の倉科を重ねてみることは難しいと思いました。

0

作画が好きなだけで乗り越えられるか!?

中立なのにレビューをさせていただきます。失礼します。

地雷というのはさまざまに存在するものです。
ごく一般的な地雷と言えば複数は無理というものですが、女性が出て来るだけで無理という方までいらっしゃる。

そんなわたしの地雷は、男女両方同時進行です。
ずっと女性としか付き合ってこなかったけど、という設定は全然OKです。
だけど既婚者攻めが愛人として男を抱くのは、イラッとしてしまう。
既婚者受けなら平気だし、「家の事情で結婚したけど、やっぱり女性は愛せない…」というのであれば攻め受け両方平気です。
単純に「興味本位」であったり、快楽主義や遊び心、都合が良いからみたいな理由で男女両方に手を出す、しかも同時進行という攻めが厳しい。

前置きが長くなりましたが、こちらの作品、そういう攻めが登場します。
姉の彼氏です。
姉と弟、兄弟どんぶりでござるよ…。
面白半分で弟に手を出した後も、姉とも関係持っていますよ…。

後半から姉とは切れて、それでも何故か弟にはちょっかいを出し続けたいんだよなあ的な流れになってくるものの、最初の段階で「無理ー!」となってしまったわたしの心の扉は開かず…。
しかも倉科の闇が深い。
この闇もわりと苦手な方面の闇でして。
トラウマ的なこの闇がすっきり解決したように見えないのも…、うぐぐぐ。
倉科の中では解決したのかな。無理に先生を懲らしめる必要もないのかな。廉が知っているか知らないかもはっきりしないままでいいのかな。いいんだろうな。

白松さんの作画が好きなんです。
だけどそれだけじゃ乗り切れない壁もあるのだと、読み直してみて再確認しました。

0

闇も欲も魅力的

先輩に片思い中の廉(受)が姉の恋人 倉科(攻)にちょっかいを出され、いつしかお互いが本気になるお話ですが、途中から、余裕そうだった倉科の暗い過去が明かされていきます。まさか倉科の過去が絡んでくるとは思わなかったので、予想外でそこが面白かったです!!なので"神"評価にさせていただきました(^^)
自分が廉にしていることは、かつて自分がされたこと…過去に未だに縛られていた倉科が悩む姿が痛々しく、読んでいて私も胸が痛くなりました。倉科の縛りを解いてくれたのは、真っ直ぐな廉の気持ちで、そこが光と闇のような対に感じました。人間だから闇を持つのは当たり前。笑顔の裏に隠れた闇を倉科から感じ、ゾクっとして、そこが倉科の魅力の一つに感じました。
廉も、先輩に抱く欲望が丸出しで、すごく良かったです!綺麗事の"好き"よりも、ずっと人間らしい(^^)次第に倉科に惹かれていき、彼への素直な気持ちをぶつける姿は健気で可愛らしいです。泣かせたくなります(…大丈夫です、泣いてますから笑)!!

萌えの要素も勿論あります(^^)エロ描写も、エロい(//∇//)でも、ドス黒い闇や欲深い2人を堪能していただきたいです!!

6

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