特典

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「狐宝授かりました」発売記念ペーパー

kodakara sazukarimashita

商品説明

協力書店で購入すると貰える、共通書き下ろしSSペーパーです。

内容:家事をしながら、ついウトウトしてしまった和喜。子供の泣き声に驚いて飛び上がりますが-。

作品情報

作品名
「狐宝授かりました」発売記念ペーパー
著者
小中大豆 
イラスト
 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
狐宝授かりました
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

くーちゃんが!

発売記念ペーパーということでもしかしたらまたおめでた?と期待してしまいました。ありませんよね。

今回は三つ子が傀儡を引っ張りっこしたのか傀儡の手がもげてしまいます。
いつもの大丈夫の両腕で丸ができません。ううっ。

三つ子は泣いてごめんなさいの大合唱です。そこへ千寿が祖父の家から戻ってきて、上手にしつけして収めてくれます。
本当に夫婦の息もぴったりですね。

夜に夫婦でこっそり傀儡を治したり軟膏を塗って丈夫にしたり。メンテナンスをします。

くーちゃん達良かったね!三つ子の教育にも役に立ってます。

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小さくても頼もしい助っ人たち

本品は『狐宝授かりました』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、
子供たちのお世話係となった
傀儡のお話です。

温かな春の昼下がり、
和喜はリビングで洗濯物を畳みつつ
ぽかぽかな陽気に
うつらうつらしていました。

千寿は祖父の屋敷に蔵書を借りに
出かけていますがそろそろ戻る時間に
なりそうな頃だと思っていると

それまでソファで
バタバタ遊んでいた子供たちが
突然、泣き出しました。

最初に泣き出した夏が
えぐえぐと嗚咽交じりに
「クーちゃんが」と訴えますが
またわーと泣いてしまいます。

クーちゃんとは
千寿が使役している傀儡たちのことで
小さいながらも家事や育児を
手伝ってくれていたのです。

和喜が何があったのかと覗き込むと
ソファの上にいる傀儡のうちの1体の
手がもげてしまっていて
仲間の傀儡たちがそれを支えています。

おもちゃを引っ張りっこするのが
大好きな子供たちが1体の傀儡を
引っ張り合ったようで…

A4サイズ片面(書店により版違い)
ペーパーは傀儡が定期メンテナンス
されるようになったきっかけのお話です。

被害に遭った傀儡は健気にも
大丈夫という様に片腕を振って見せて
和喜は余計に気の毒になったしまいます。

子供たちもそんな傀儡を見て
みるみる目に涙をあふれさせ
傀儡にごめんねと繰り返し始めます。

ベソベソの子供たちと
クタれた傀儡に困っていた和喜でしたが
帰ってきた千寿が子供たちを諭して
傀儡の手入れをしてくれる終幕まで

子供たちと傀儡のやりとりや
和喜と千寿と子供たちのやりとりに
素敵な親子関係が見えて
とてもほっこりするお話でした。

おもちゃを引っ張りっこするのは
妖狐の習性らしく
子狐姿だとさらにヒートアップして
振り回すこともある模様(笑)

そんな子狐が3匹もいたら
ホントに手が足りないですよね。

皆が傀儡を大切な存在だと思っていて
傀儡がより丈夫になる「特製軟膏」で
お手入れしている様子も
すごくほのぼので良かったです。

※他特典(レビュー済)
アマゾン特典は
GWのある日曜日のお話、
コミコミ特典は
過去回想を含む後日談です。

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