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電子書籍で読了。紙の本と発売日が同じです。嬉しいです!挿絵もあとがきも、著者近況(よくカバーの折り返し部分にある3~4行のものですね)もあり、更に嬉しいです。無いのは裏表紙と帯だけ。ラヴァーズさん、頑張っています。
『妖精ハンター×童貞』シリーズ第二弾です。前作を未読の方はそちらを読んでからの方が良いと思います。相変わらず、阿久津は男前で、犬山は健気かつ変態でした。
会社員の阿久津は悪徳妖精を捕獲する妖精ハンター。阿久津は童貞のまま40歳を過ぎると『妖精』になる特殊な家系の生まれで、小さい頃から仲が悪かった兄の策略によって妖精化することとなってしまい(これについては前作をご覧ください)、ハンター不足のため、阿久津にベタ惚れの部下、犬山と共に会社員と妖精ハンターの二足のわらじを履いています。今回のメインの悪徳妖精の特殊能力は、なんと『女体化』!幾人かが既にその犠牲となっているらしく、かなりの強敵らしいとの情報。それと並行して、妖精ハンターの道具を使っていないのに、犬山が阿久津への執着を滾らせると狼に変身してしまう事が何度か続き、阿久津は「自分と関わっているからではないか」と不安になります。そんな仲で『女体化悪徳妖精』の潜伏先を突き止めるのですが、闘いの中で阿久津の剣は折れてしまいます。阿久津は女性に変えられてしまうのか?また、犬山が狼に変身するのは?いくつかの謎を孕みながらも、暴走する犬山の妄想と、妄想を拒みきれない阿久津の運命や如何に!(笑)
もう、最初から最後までニヤニヤが止まりません。
相変わらず「官能小説用語表現辞典を暗記しとるのか?」と言いたい様な、犬山の妄想表現が凄い。
流石にインパクトは薄れていますが、頭に浮かぶ「主任にこんなことやあんな事をしたい。あんな事をしたら主任はきっとこんな素晴らしい反応をするだろう(鼻血)」を、いちいち言葉に置き換えたい欲望の強さに、笑っちゃうんです。
で、思ったのは「ひょっとして犬山って、文字萌え?」ということ。
萌えを言葉で吐き出す。その吐き出した言葉でまた萌える。萌えちゃったから、また言葉を手繰る。
「これって……私らと大差ないのでは?」
そう思った瞬間に、もう犬山が愛し可笑しくて!
もう一つのニヤニヤは阿久津がデロ甘になっちゃっていること。
犬山に対して「かわいい」を連発。無茶な妄想にも付き合ってあげています。
優しい。
いや、以前から男の優しさを持っていた人ですがね、それがとっても解りやすい優しさになっています。そして、絆されているのではなく「自分もしたいのだ」ってはっきり言っちゃっているんです。
潔くてかっこいいと思うの、こういう受けって。
他にも阿久津の『新しい道具(表紙イラストで想像つきますね)』とか『お道具(ハンターの道具じゃない方の。プレイとしての)』とか、色々盛りだくさんあるのですが、今回の私的山場は、攻め受け変わっていないのに『ネトラレ』プレイがあるということです。
いやー、中原さん考えたねぇ。
万人が許せるネトラレなのではないかと思うのですよ。
(あ、何が何でも女性とはダメな方には地雷なのか?でも女性じゃないしなぁ)
これは必見!
多くの姐さま方にお読みいただき、犬山と共に『ネトラレの醍醐味』を感じていただきたい、と鼻息荒くお薦めするのであります。
前作を読んだ時にシリーズ化、あるかもと思っていたら出ました!
「妖精ハンター☓DT」の第二弾!!
妄想ワンコがパワーアップしての大暴走!
阿久津は新しい武器(表紙に注目)でメンタルダウン……。
あらすじにもある通り、今度の悪徳妖精の能力は「女体化」。
おそらく地雷の方も多いだろう展開を、見事に打ち砕いた犬山の妄想パワーと、この作品を書き上げた中原先生には頭が上がりません。
被害者も同情できない人達ばっかりだったし。
そして、今回は犬山の秘密が明らかに。なんと絶滅したニホンオオカミの血を引く一族で、神格化した犬山は「お犬様」と崇め祀られ、外界から切り離される危機におちいりますが、阿久津の愛のパワーで無事に解決。
てか、それってもうプロポーズよね? もうラブラブよね?
読んでるこっちが照れますわ。
そして意外な人物が再登場。中身はアレだけど、次作があるなら活躍も見たいなあ。
それから、やっぱり斗真と青海の関係はアヤシイ。スピンオフを希望したいけれども二人共40オーバーだし、難しいかな? でもラヴァーズさんなら可能かも。期待しています。
しかしこのシリーズはなんでもアリで面白い。
楽しんで読めるシリーズです。
蛇足ですが。
一卵性双生児で産まれる男女はかなりレアですが、存在しますよ。
シリアスだったり感動的なシーンのハズなのに、爆笑しちゃうのはコレ如何に?
と、タイトルや表紙からも想像が付く通り、今回もアホエロのトンチキ系です。
これだけ次々、アホエロネタが出て来るのが凄い!!
別の作品のあとがきにですが、アホエロネタはまだまだストックがあるとの頼もしいお言葉をいただいてるので、これからも楽しませてもらえるものと思います!
まずこちら「妖精ハンター×DT~四十歳童貞男の逆襲~」の続編です。
今作だけでも読めるように書かれてますが、前作も大変面白いので読まれる事をおすすめします。
相変わらず男前な阿久津と、そんな阿久津を好きすぎて妄想が暴走気味の犬山。
妖精ハンターと助手(?)として、悪徳妖精と戦う彼等の今回の敵は、なんと相手を女体化させる能力を持ち-・・・てトコでしょうか。
表紙からも分かる通り、今作では阿久津の武器がチェンジします。
そして神獣に変化する犬山の謎が解明されます。
が、基本的には前作と同じ、ちょっぴり口が悪くガサツながら、大変男前で包容力がある阿久津と、そんな彼を好きすぎて常に妄想過多、愛すべき変態な犬山。
そんな犬山が、阿久津への愛と彼の魅力を語りまくると言うものになってます。
「主任の可憐な蕾が・・・!」みたいな台詞を犬山が言い、「男の尻の孔が可憐なわけあるか!」と阿久津が冷静なツッコミを入れると言う具合ですかね。
ストーリー性もしっかりあり、手に汗握る緊迫のシーンだったり、感動的な場面もあるのです。
が、ここでも始まる犬山の暴走。
どれ程シリアスなシーンでも、彼が阿久津の魅力を語り出すと一気にギャグになっちゃうんですね。
また、自分の妄想だけで毎回勃起して鼻血。
う~ん・・・。前作より変態に磨きがかかってる気がする・・・。
この、犬山の過剰過ぎる程の愛が、この作品の見所だと思うんですよね。
なかなかここまで、受けへの(変態的な)愛情を開けっぴろげにする攻めて、お目にかかれないので。
あと、阿久津の犬山に対する深い愛情にも感動しました。
ほだされ感はありあり。ですが、阿久津の男前な性格と相まって、そのほだされぶりに男意気を感じる・・・。ホレボレしちゃいます。
他、悪徳妖精との戦い等、派手なアクションシーンにも楽しませてもらえました。
女体化に関しては、「そっちか!?」と意表を突かれたりして。私も犬山と同様の妄想をしておりました・・・。
そして今回もかなり活躍した斗真と青海。こっちのカップルもめちゃくちゃ気になる・・・!!
彼等のお話もぜひお願いしたいです。
続編ですね。
相変わらず平日はサラリーマン、週末は妖精ハンターの生活です。
今作では男を女体化させる悪い妖精が。まさか阿久津が女体化して犬山に?とこちらも妄想が暴走しそうになりました。
犬山の妄想過大もエスカレートし、愛情も阿久津が最優先で、阿久津のあそこを褒め称える形容詞も限りがありません。鼻血ばかり出して…。
阿久津もまだ男同士で恋人ということに納得できてなかったようですが、どんどん犬山を愛して可愛くてずっと傍にいる決意をしますね。
女体化はまずは犬山がされちゃって、ここでも妄想が暴走。してみたいことを散々試して主任が女に犯されてる~って興奮します。
そうなんです。どうも阿久津が危機に瀕したり犬山が性的に興奮するとお犬様になるようで。
霊力を持ったニホンオオカミと人間との子供の末裔だったのですね。
とにかく今回はエンターテイメント色が強く色んな要素がいっぱいです。正直頭が混乱してレビューが難しいです。
悪い妖精を捕まえたら今度はお犬様!と神主がワラワラ寄ってきて神社に連れていかれ、贄を用意するから神社に留まるように、そうしないと人間を襲うかもしれないなんて。
ここで犬山の阿久津への熱い想いと阿久津の犬山の傍を離れない決意を聞かされ、犬に変身した犬山を跳び蹴りで一発で人間に戻した阿久津に犬山を委ねることになりめでたしめでたしです。
とにかく盛りだくさんでレビューが難しい!てんこ盛りでした。
阿久津兄は容姿が変わっても中身は変わらなかったですね。
そして魔法の道具もまさか!しかもくるくる回してパッとしないと効かないなんて!
阿久津と犬山の愛も深まりずっと一緒と。良かったです。
前作よりもラブ増しましです。
官能語彙も増しましです。
女体化とサブタイトルにあるので、苦手な方はご注意を。
でも、それがメインではないので、とんちき設定なのでその部分も楽しめる範囲かな?とは思います。
(感じ方は個人差があるので、なんとも言えませんが・・・)
阿久津の心境が、犬山に絆されながらもちゃんとラブが育っててじわじわきました。
犬山家の秘密も明らかになり、阿久津の兄にもちょっとびっくり。
ただ、前作から気になってはいたのですが、青海と斗真については今回もはっきりはしませんでした。
匂わせレベルです。
この二人はとっても気になるのでぜひもっと読みたいです!