妖精ハンター×DT~四十歳童貞男の逆襲~

youseihunter×DT

妖精ハンター×DT~四十歳童貞男の逆襲~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×210
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

79

レビュー数
8
得点
72
評価数
18
平均
4 / 5
神率
22.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
竹書房
シリーズ
ラヴァーズ文庫(小説・竹書房)
発売日
価格
¥639(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784801910683

あらすじ

男は四十歳を過ぎても童貞だと妖精になる――。そんな秘密を持つ阿久津(あくつ)家次男・喜晴は、過去には地元のヤンキーを束ねた続の頭、現在は健康診断の数値が気になるお年頃のサラリーマンだ。だが、妖精化した兄に「男にモテる魔法」をかけられ、近所の老人にまでイヤらしい目で見られるはめに。しまいには部下の犬山から猛烈なアプローチを受けて…。
阿久津は、昼間はサラリーマン、週末の夜は妖精ハンターとして犬山と一緒に兄を捜し始めるが!?

表題作妖精ハンター×DT~四十歳童貞男の逆襲~

犬山大貴,リーマン,受の部下,26歳
阿久津喜晴,攻の上司のリーマン,37歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数8

表紙とタイトルのインパクトがすごかった

中原先生の作品はもともと好きなのですが、今回はまずタイトルにどうした?!と驚いて、表紙イラストでぐわっと掴まれました。

腕時計、スーツ、たばこ、といういかにも働くオヤジの背中に羽根というのが良かったです。あと小説で主人公のみの表紙って自分には珍しかったので。挿し絵では、メガネをかけた阿久津と弁当持ちの犬山が好きです。

こんなイケメンオヤジがどうしてDTに?!と思っていたら、妖精にはなりましたがDTじゃなかったです。そうですよね…うん。

阿久津(攻)の視点でストーリーは進みます。
犬山(受)の妄想に呆れつつも、料理上手でけなげな彼にほだされつつ、野性的な魅力にも気が付いて惹かれていく様が、テンポよく書かれていて楽しかったです。最初はほんとうに引いてしまうくらいの妄想変態なんですけど、そこから格好良さが表れていくのがうまいです。殺人者も登場しますがそうシリアスになりませんでした。

それにしても…官能小説って読んだことないのですが、ほんとうにこんな仰々しい表現なの?とちょっと興味を持ってしまったくらい犬山のセリフが面白かったです。

0

最初は戸惑う犬山の妄想も、読むほどに可愛くなってくる!

相変わらず三十七才をオヤジと言われると、多少抵抗を感じるのですが、
腰が痛くて夜にそうそう頑張れないとなると、オヤジの域なのかなと(笑)

多少くたびれた阿久津と、元気はつらつワンコの犬山。
好きな人を落とすなら、まず胃袋からと、
その見本のようにがっしりとホールドされていく阿久津。
でもそんなワンコで妄想暴走車で献身的な犬山が、
ひとたび目覚めるとすごいことになってしまうというギャップ萌え!

最初は唐突な設定と、犬山の妄想加減に取り残されそうだったのですが、
ストーリーのテンポの良さに、なんとか振り切られずについていけました。

まだまだ犬山にも秘密がありそうだし、
邪悪な妖精さん達はたくさんいそうなので、続編希望。
もう、妖精でもなんでも来い!……というか、もっと凄いのウェルカム!(笑)

もちろん、先輩組の青海と斗真も、そっちだけで一冊読みたい!

でも、なんだろう……もう普通に面白くて、
BL的に萌えたかというと、やはり私的には甘々が足りない。
けれど、続編切望‼︎なので、「萌×2」

1

先輩妖精ハンター組が気になる

お母ん系年下ワンコにガッツリ胃袋つかまれちゃって、ついついほだされて受け入れちゃった年上上司は、サラリーマンと妖精ハンターの二足の草鞋で忙しい。

先ずは、妖精ハンターってなんだよ!ってトンチキな設定の緩さがとっても夏向き。
あんまり難しいことは考えずに、胃袋方面からじわじわと落とされていくオジサンの葛藤を楽しめば充分。
とにかく、犬山が滔々と紡ぎだす妄想官能小説が楽しい。
そしてそれを完全に聞き流す阿久津のスルースキルも楽しい。
妄想の塊だった犬山だけに、エチシーンの爆発ぶりも、読んでるこっちがスルースキルを発動したくなるほどたっぷり。
退治される妖精については、なんだかなぁと思わなくもないが、これって、先輩妖精ハンター組の続編とか出たら読みたいな。

2

楽しいアホBL

あー、楽しかった。
童貞こじらせて悪い妖精になった輩を退治する妖精ハンターのお話。

妖精ハンターってなんだよ!? バンパイヤハンターDみたいなもん…?と思って読み始めたら、妖精ハンターは30代後半のサラリーマンでした。そこだけ聞くと、訳わかんないですけど、サラリーマン兼妖精ハンターってことで。

悪ノリのギャグ展開あり、上司と部下のリーマンラブあり、超常現象あり…お腹いっぱいになるくらいてんこもりで飽きさせない構成。
仕事のお昼休憩に電子書籍で読んでいたのですが、途中何度か噴き出しそうになりました。あっさりさくっと読めるので、気軽にどうぞ。

1

タイトルで勘違い注意

タイトルで、妖精ハンターが攻めでDTが受けのお話と勘違いしてました。
…全く違います!
妖精ハンター(主人公・表紙のカレ)は受けで、DTでもありません。
DTは受けでも攻めでもなく、捕獲対象者。
勘違いしまくりで、自分に苦笑。

攻めは部下の犬山。
料理上手で性格も良いイケメン。
この犬山の大型ワンコっぷりが好感もてるんだけど、犬山の阿久津への愛を語る内容がいちいち吹いてしまいます(笑)
「固く閉じた蕾が少しずつ拓かれてほんのりと甘い芳香を漂わせながら〜…」と熱弁されての阿久津の返しが一番笑いました。

悪事をはたらく妖精やら阿久津への兄の呪い、また終盤での犬山の変貌等盛りだくさんで少々ついていけない所がありました。
悪い妖精捕獲も、意外にアッサリのような。
萌えどころも私はイマイチだったけど、楽しく読めたので「萌」評価で。

1

女子の求めるオヤジ象がここに!

電子書籍で読了。挿絵有り。

中原さんと言えば「オヤジ」なわけですが、今回もステキでございました。
「オヤジ」って聞くと、どっちかって言えばマイナスイメージだと思うのですよ。「30歳過ぎてDTだと妖精に」っていう話が受けちゃうのも「オヤジ」と「妖精」のイメージギャップが面白いという(おまけにDTだしね)言葉遊び的な部分が大きいんじゃないかと思ったりするし。
このお話の阿久津氏も、普通の会社の中間管理職だし、独り身ってことでなんとなくだらしない処もありそうだし、側によると煙草の匂いがしそうだし、見た目はよろしいようですが寄る年波を意識して枯れ気味。
でもね、女子社員に優しいんです。からかってじゃれて来る女の子達(私はもてているんだと思うんですけどね。阿久津氏はそうは思わないのです。なぜなら「自分はオヤジだ」という自覚があるから)連続殺人事件が起きている時だから「気をつけて早く帰れ」なんて言っちゃったりするんです。

そして、イザって時は身を挺して若い者を護ろうとする(女子を護るわけではないんだけど)。
「ほだされ」属性が付いていますけれど、オヤジの「ほだされ」は、何て言ったら良いのかな、ちょっと一般的なほだされとは違うような気がするんですよ。「大きな愛」とでも言うか、見守り感が強いような感じ(?)。
「うちの職場のオヤジども、この本読んで阿久津氏を見習え!」と言いたい(ま、読んで感想を話されても困るわけなんですが)。

ここから、ストーリーではないですがネタバレします。インパクトを求める方は読まない方が本編での笑いを堪能できると思います。






名作「淫猥なランプ」のシリーズと「鏡」になっているように思いました。
ランプはオヤジ攻め、妖精はオヤジ受け。
ランプのキファーフは下ネタお下劣ギャグを飛ばしてばっかりですが、今作では健気で良妻の攻めである犬山くんが「官能小説用語表現辞典」で勉強したような言葉で阿久津さんを口説きまくります。
何たって「荒ぶる俺の龍」だし「恥辱の褥」ですからねぇ。BL帯かよっ。
だけどLOVEの部分はキュンと来ちゃうんだよね。
とても洒脱でございました。

1

ツカミはおバカ

…と言ってもいいかな?決してdisってないですよ!ないですけど、中原先生の繰り出すオヤジギャグに慣れてない方にはちょーっと難易度高いかも〜。
まずタイトルから何のこっちゃ感がありますね。
主人公が40才DT?
いえいえ。読み進めるとわかるのですが、主人公は「妖精ハンター」の方なんです。
でもそこまで行き着く前に、「男にモテる魔法」をかけられた阿久津喜晴が、部下で一回り年下の犬山から官能小説の淫語で口説かれまくってるシチュエーションをクリアしなければ。
実は阿久津家の血筋は、40までDTだと妖精化する家系。
阿久津の兄・洋平は、渋いモテ男の弟に似ても似つかぬブサメンのイジケ野郎で、当然DTで、悪い妖精になってしまったのです。そして積年の妬み嫉みで弟に呪いの魔法をかけた。
良い妖精の阿久津の従兄弟・斗真が、洋平を含む悪い妖精を捉える「妖精ハンター」だったのです…
阿久津は非DTで妖精ではないのですが、斗真に頼まれて犬山と一緒に洋平を捕まえようとする。
…書けば書くほど読者を減らしてしまいそう。でも楽しそう、と思った方は是非読んでみて!何じゃそれ?と思った方も是非読んでみて!
エンタメの申し子、中原一也先生ワールドのさすがの濃さが堪能できますよ!

1

楽しかったです

のっけから愉快です。
中原一也先生の作品は好きでたくさん読みましたが、文章がちょっとだけ毛色の違うような、おやつをいただけたような作品だと感じました。
ちゃんと中原先生の味もします。
おっさん(37歳)が男・オスに異様なもて方をし始めた秘密、妄想癖ワンコ、必殺アイテム、人外等々の設定が愉快です。
もちろん他作品に出てくるような、ダークサイドに住まう色気汁あふれる「狩る側」攻め様&当てられまくり「狩られる側」の受け様というカプたちも好きなのですが、全然スーパーじゃない普通のリーマン、上司&部下というのも良いですね。
作家買いに加えて、今回は表紙買いの側面もあります。
おっさんリーマンの背中にファンシーな翅(本編に準じてこちらの字で)というソロ表紙に吸い寄せられてしまいました。
タイトルを見ると、このおっさん童貞なんだろうかと購入前は考えましたがそうではなかったようです。
このおっさんのお兄さんが童貞のまま40歳を迎え妖精化して魔力を得、昔からリア充だった弟に向けて妬みやら恨みやら嫉みやらを魔法にしてぶつけた、と。
魔法をかけられたおっさんは部下(妄想ワンコ)と共に兄妖精を捕まえるため奮闘するというお話でした。
感情移入にやたら大きく振り回されることなく、バックグラウンドも壮大すぎず、楽しーく気軽に読めます。
最後は少し駆け足な感じがしなくもないですが、いろいろ事情があったのでしょうか。
あと一作おかわり欲しいなーと思っています。

2

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