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貴公子のお相手さがしは前途多難!
中盤からストーリーが劇的に動いていくことにビックリ!
顧客のイケメンαに気に入られた結婚相談所職員、っていうだけの話じゃなかった。その裏に隠された過去と、再び再会し執着されている関係性との繋がりが非常に数奇な運命のもとドラマチックに描かれていました。
なぜ神宮寺に執着されているのか。
それこそがαが自分の番であるΩにしか反応しない本能的な欲求だったとしたら、すごくストンと落ちましたし、海里のことを何がなんでも…という神宮寺の行動諸々は納得。神宮寺に惹かれていながら頑なに拒否する理由はまさかの…で、過去から続く海里と神宮寺との関係は容易に切ることができないことを見せつけられました。
それにしても。海里に子どもがいると分かったときからの展開はすごかった。
やはり結ばれるべき運命なのだなとハッキリした瞬間でした。
神宮寺が海里の子どもを見て一瞬で気付いたところは、さすが。海里が罪悪感で神宮寺を見てきた想いと、忘れられない大好きな想いとが交錯する気持ちがとても切なかったです。
自分がつけたうなじの噛み跡に嫉妬したり、結婚しようと言ったのは実は2回目だったりと、過去を知らない神宮寺の的を得ない行動には焦らされましたが、最後はきちっとハピエンでまとめてくれたところは期待以上の読後感でした!
その後のお話とかすごく気になる作品だったので、いつかと願っています^ ^
時間がそれなりに経っているので難しいと思いますが、期待だけ。
2人のラブラブがいっぱい見たいし、千里にきょうだいが増えてるのかもと思うと妄想が止められません(笑)
題名は結構シンプルですが、この作品において結構重要なワードだなと思います。攻めが受けにプロポーズする場面が、多分3回かありますがどの場面も違う気持ちで読むことができます。
物語の前半は、受けのことを好きな攻めが受けに好きなってもらえるように頑張るお話で、受けも段々とそんな攻めのことを好きなるのかなという感じかなと思って読みました。ですが後半になって、実は受けと攻めは過去に出会っており、本当は受けは攻めのことが好きで…という意外性のあるお話でした。
よくあるオメガバースのストーリーだと思います。シングルのオメガと金持ちアルファのお話です。
ですが、他のお話と違う点がひとつあります。それはΩのずる賢さをかいていることです。言い方を変えるとαの苦労を書いているというのでしょうか。
オメガバースは基本αが優位でΩはかわいそうという書かれ方が圧倒的に多いですが、このお話はΩが発情期を利用してαをひっかけたり、αだからという理由でΩから金をたかられたりとなにかとαが苦労している場面がかかれています。また、自分には被害者意識しかない、かわいそうじゃない、寧ろそれはどうなんだと思うようなΩを見ることもできます。
なにかあればαに問題がありΩは悪くないというオメガバースのテンプレートを覆すストーリーがすごくよかったです。
ですが、私は発情期を利用してα(攻め)をひっかけるΩ(受け)のやり方に引いてしまい(お互いが好き同士だからいいものの)感情移入が最後までできなかったので評価は中立にさせていただきました。
こんな、オメガバースのパターンは初めて〜。
アルファの神宮寺とオメガの海里が、お客様と結婚コンサルの関係だけど、最初にあった時点で運命感じて〜最後にはハッピーエンドなんだろうと読み進めたけど・・・
途中から、いやぁ〜まさかなぁ〜!?と、思ってたら、海里の子供の父親が神宮寺だったとはwww
そー来たかぁ〜!と、感動と笑いの渦。
えっ!?海里に最初からそんな素振りあった?って、読み返したら、ちょいちょいこれかな的なのはあったのね。
神宮寺と千里の初のご対面は、なんか描写的に良いシーンだった。
結婚式で終わってしまったけど、その後の一家の団欒読みたかった。
ほのぼのオメガバース的なので、続編欲しいわぁ〜。
最初はほのぼの、でもこの設定オメガバースじゃなかったら読んだことあるような…と思ったら!
えーー!そんな過去が?
番になっても記憶がなければ、そばにいても何にも感じないの?
もっとあの時ちゃんと話し合っていたら…。
そんな過去があったのに、海里は晴臣の婚活を進められるの?好きだから幸せになってほしいから?
うーん、良いお話なんだけども。なんかいまいちもうひとひねりあると、ぐっと良くなったんじゃないかな?
何様だ!なんですけど。