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赤い砂塵の彼方 【プリンスオブショコラ】ルビー小冊子付き

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表題作赤い砂塵の彼方 【プリンスオブショコラ】ルビー小冊子付き

アーリィ・王子
和泉潤・留学生

あらすじ

考古学を学ぶ和泉潤は、留学する途中立ち寄った中東の国アルスーリアの都市遺跡で金髪の美青年アーリィと出会い、誘われるまま一夜を共にしてしまう。
「再会したら本当の恋人になろう」―そう約束してアーリィと別れた潤は、王妃との謁見のため首都に向かうが、待っていたのは“国王夫妻、テロで死亡”のニュースだった。
呆然とする潤の元には「亡き王妃に代わって会いたい」という皇太子からの伝言が。
そしてその言葉に従い王宮を訪れた潤の前に皇太子として現れたのは、なんとアーリィで…。

作品情報

作品名
赤い砂塵の彼方 【プリンスオブショコラ】ルビー小冊子付き
著者
小塚佳哉 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778100490
4

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萌々

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中立

(0)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

インディ・ジョーンズのテーマで♪

「熱砂の王」の1と2の間に出たスピンオフ。

和泉潤は、英国留学する途中で立ち寄ったアラブの遺跡で出逢った
金髪の美青年アーリィと一夜を共にする。
実はこの美青年は、この国の皇太子。
国王が亡くなったことで、アーリィは王位を継がなければならないという状況なのだが、
当のアーリィは王位を継ぐ気がない…
単なるわがままなのか?その真意は?

遺跡のモデルは、インディ・ジョーンズで一躍有名になったヨルダンのペトラ遺跡。
テロリストに捕まったりのアクシデント、しゃれたエンディングの演出、
砂漠の国や「薔薇色の都市」と呼ばれる遺跡という舞台立てもあって、
娯楽映画のような楽しさがある。

このアーリィ王子、誰かを彷彿とさせると思っていたのだが、
少女マンガの名作「エイリアンストリート」のシャール!
挿絵はそっちのけで、ビジュアルはシャールくんで読んじゃいました(笑)
美形な上に、冷静で頭がよく、紳士的で(実はちょっとだけ策士だけれど)
なかなかカッコいい王子様です。

個人的な好みとしては、受けの潤が「役不足」(誤用の方の意味としてのね!)。
アーリィ、男の趣味がつまんないなーと思うのですが、
さんざん美食を尽くした挙げ句に辿り着くのはお茶漬けって感じか〜?!

是非とも!という程ではないが、王道に楽しいのでおまけして萌え×2で。


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