“吸精鬼"と"情夫"の逃避行。

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表題作HEARTLESS

マヌエル, 20代後半, 吸精鬼の「情夫」
ナルコ, アルビノの吸精鬼

同時収録作品HEARTLESS

パトリック, 20歳前後, 心が読める「狩人」
オズモンド,40代, パトリックの目付役,

あらすじ

美しい容貌で人を誘い、
命を食べて現代を生きる“吸精鬼"。
共に暮らす"情夫"と呼ばれる男、マヌエル。
森の中でひっそりと暮らす彼らの前に、
異端狩りと称するカルト集団が現れて━━…
圧倒的なリアリティで描く、
本邦初のサバイバル・ホラーBL。

作品情報

作品名
HEARTLESS
著者
ニシンマスミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
電子発売日
ISBN
9784863497306
4.3

(97)

(64)

萌々

(14)

(10)

中立

(6)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
18
得点
412
評価数
97
平均
4.3 / 5
神率
66%

レビュー投稿数18

とんでもない名作です。

最初は「ダークファンタジーものかな〜」と軽い気持ちで読み始めたのですが、一気に引き込まれてしまいました。
人を惑わし体ごと食べてしまう美しい吸精鬼と、意思疎通のできないその情夫、そして人の心を読むことができるカルト教団の使いパシリ。不思議な三角関係です。
BLコミックスでこんなに作りこまれた設定とハラハラする作品はなかなかないと思います。海外の映画を1本見たような満足感がありました。

グロ表現あるので苦手な人は気をつけてください。
私個人的には不快ではなかったですが。

0

今は謎解きの途中

発売当初から気にはなっていたのに 何をどう勘違いしたのか? 触手だと思ってたんですよね

サキュバスの尾が触手に見えちゃったんですかね?
で 何が読みたいのか絶賛迷走中な今だからそこッ!って感じで

説明のしようがないくらい 人間の醜い心に翻弄される話なんだけど 生々しいクセに いろんなものに思いを寄せられて見ようによっちゃ めちゃめちゃハピエンで最後笑ってしまったんだが


えと 何をどっから説明すればいいですかね?
ネタバレってのが何処からなのかが定かじゃない現状 下手なことも書きたくはないんだけど


まず これがBLか?って言われたら 悩むところはあります

エロいのか?って聞かれたら 人によってはグロいかも?って答えます

愛はあるか?ってところになると カニバリズムをどう受け止めますか?って 聞きかえしちゃうかな?


醜いものや 怪しいもの 思い違いや 思い込みからくる蔑みや 戦き
そこから生まれる 過ち

1番醜いのは 悪魔や妖怪 疎まれる異種ではなく 誰の中にもある偏見や嫉妬 欲


お話自体かなりわかりづらい って言うか 謎が多いんです
伏線というのかブラフをバラまき過ぎで 誰にも目線を置けないし 回収も出来てない気がしてならないんだけど これってまたあたしが読みきれてないのかな?

最大に悩んだのが鹿の頭が放つ『劵族』『血筋の子』この意味がわからなくて

たぶんここが理解できないとお話の全容がわからないんだろうな ってのはわかるんだけど どこをみてもその所以がが見つからない

悪くないんだけど 風呂敷広げすぎちゃった感否めない しかもそれが青年漫画にあるような殺伐と言えばいいのか 哀れなほどの虚無があると言うか キライじゃないから読み取れない事が多いのが悔しい Orz

出来ることなら3巻くらいかけてゆっくり読ませてほしかった

うーーーーーん

キライじゃないんですよ
キライじゃないんだけど 理解できない自分が悔しい ほんとモヤモヤする 

1

他にはない!

表紙の美しさに惹かれ購入しました!

中を読んでみて
グロホラーがそこまで得意じゃないのですが

全部世界観のしっかりした
説得力のある行為だったので
するりと入ってきました。

なんか気持ち悪いなぁと感じる感覚が
そういう行為自体ではなく
人間の悪意やら欲望に起因するもので
何度も確認のために読みたくなります。

そして読んでいくうちに
驚異的な悪魔の力を持った存在の中の人間的な感情に心揺さぶられます。

吸性鬼と呼ばれるサキュバス(表紙の美人さん)はもう、天使です。
悪魔の体に清くて無垢なものを詰め込まれた
天使にしか見えませんでした。
行為はサキュバスなんでアレですが。
生活力もこの人が高かったからなんとかなったんだろうなぁ、と笑


そして最後のページで可愛らしい愛に
私は気付かされ
パタンと本を閉じた次の日にも一回確認しようって開いてしまいます。

この本は唯一無二の稀有なものと感じました。

そしてニシンマスミ先生の同人活動とかを見せてもらって

あれ、これこのお話マイルドな愛のお話ですわ!(他の作品もいろいろテーマありそうです)
と思いました。


あとひとつ、ネタバレに当たると思いますが
マヌエルが倉庫に探しに行ったシーンで禁忌をいきなり犯しやがってってとこ
なんだろー?って思ってたんですが
名前だったんですね!

鹿さんの悪魔の眷属に可愛がられて不憫に思われていたあたりのことをもっとしりたいです。

読解力の問題かな( ; ; )読み足りないのでしょうか。読むたびに新しい発見が…
エンドレスリピート。


ここで書くのは違うかと存じますが
ニシンマスミ先生の書(描)かれる
お話の紹介文が物とかが登場人物のようになっていてとても好きです(にっこり


あ、主要人物のパトリックも善人のように見せかけて善人?んんんん…?
んー…
人間らしい!!
という人物で好きです。


続きを…もしダメならスピンオフで鹿の悪魔の話とかを読みたいです。



1

白蝙蝠

表紙でピンときた方は漏れなく満足できるであろう1冊。探り探り読んだ前半から、読み進めるうちにどんどん良くなった。日本より海外でウケがよさそう。海外だとフルカラーで売ってそうな。映画でやるとB級とか言われるタイプかもしれない。私は好きでした。

善悪や正義が曖昧な作品は面白いです。それぞれがそれぞれの主義に則って生きてる感じ。パトリックの腰抜け加減もまた面白いのだけど、自分の身になれば彼を腰抜けとは笑えないよな。謎の能力こそあれど、一番普通の感覚持ってる。

0

題材新穎獵奇

首先,我認識 ニシンマスミ這位作者,是從她的商業誌《Heartless》入手的,會看這本書完全是被封面吸引進來的,之後才又回過頭去看其它創作。

這本書的題材很新穎獵奇(這位作者的書都是走獵奇路線),而且劇情詭譎。但畫風相當細緻,有點歐美風格的畫風,灰暗的心理層面。後來才發現《Heartless》根本就是這個作者的小CASE…不足為其,有看過的人都知道我的意思...。

ニシンマスミ所創作的書籍,我已經不會把它列入在BL裡頭的項目了,應該把它算在青年類。所謂的惹龍惹虎千萬不要惹到神經病!書裡頭的內容包含分肢、虐殺、心理病態...等劇情,過度血腥殘暴,絕不是什麼甜美的劇情。

以漫畫來說的話,我覺得《寄生獸》(日文:寄生獣/きせいじゅう Kiseijū)大概算是比較接近的系列,但個人認為《寄生獸》的病態程度倒是還好,比較偏向恐怖劇情。

話說,我買的可是法文版「無碼」版的(驕傲狀

1

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