神獣の花嫁~黒狐の烈しい求婚~

shinju no hanayome

神獣の花嫁~黒狐の烈しい求婚~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
3
得点
15
評価数
8
平均
2.4 / 5
神率
0%
著者
淡路水 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
Ciel 
媒体
BL小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
価格
¥676(税抜)  ¥730(税込)
ISBN
9784796412131

あらすじ

獣医師である晶良は、尊敬する叔父の家畜専門病院を継ぐために北海道へやってきた。
叔父に付いて修業を積む中、一人の男と出会う。
彼は玄翠という地元一の権力者で敏腕実業家でもあった。
そして恐ろしく端正な容姿と紳士な立ち居振る舞い…
謎めいた魅力を持つ玄翠に晶良は次第に惹かれていく。
ところがある晩、怪我を負った玄翠が晶良の自宅前に倒れていた!
困惑しつつも手当をしようとすると、突然キスをされ押し倒されてしまう。
さらに玄翠は「これが私の本当の姿だ」と黒い狐に変化して――! ?

表題作神獣の花嫁~黒狐の烈しい求婚~

朝宮玄翠、謎めいた魅力を持つ敏腕実業家
結城晶良、診療所を継ぐ為北海道に来た獣医師、24

その他の収録作品

  • あとがき:淡路水、Ciel

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数3

かつての約束の本当の意味

今回は大地主で農場や会社を経営する実業家と
後継として診療所にきた獣医師のお話です。

受様がかつてある約束をした攻様と
再会して彼の支えとなるまで。

受様は獣医師です。
東京の大学、大学院と進みますが
長年十勝地方の村営家畜診療所で
獣医師を務めている叔父の後継として
勤務することが決まります。

もともと受様は
動物を宥める事が得意だった上
叔父の住むこの地を訪れて
動物たちと触れ合った事が
獣医を目指すきっかけとなりますが

小学校に上がる前の年の夏、
神社にお参りに来た際に
奥宮のある山の中で3日間も
迷子になるという体験もしていました。

村の年寄りたちはその事件を
神隠しだと言っていたのですが
受様も大人になって振り返ると
おそらく何かの結界を超えて
神域に迷い込んだのではないか
と思う様になりました。

そこでの記憶はあいまいですが
人間の言葉を話す黒い狐に助けられ
離れがたくなった受様は黒狐と
また会ったら彼の嫁になるという約束を
交わしていました。

夢と現実が一緒くたになったような
不思議な思い出なのですが
受様はこの地に住んでいれば
またあの黒狐に会える様な気が
していたのです。

そんなある日
受様は件の神社の境内で
やり手と評判の実業家と出会います。

彼こそが今回の攻様です♪

攻様はここら一帯の地主でもあり
いつもなら人見知りが激しい受様なのに
なぜか奥宮での不思議体験を話すほどに
するりと打ち解け親睦を深めていく半面、

建設中の高速道路の計画が変更されたり
牧場の牛が羆に襲われる事件が起こり
村が不穏な空気に脅かされ始めます。

そしてちらちら雪が降る夜、
受様は外からの鈍い物音と
微かなうめき声を聞いてしまいます。

そっと外を窺った受様が見たものは
家の前で血を流して倒れている攻様で
手当を申し出た受様でしたが
攻様は強引に受様に口づけてきて!?

アイヌの人々にカムイと呼ばれ
妖力を持って地を統べる黒狐の攻様と
神界に棲む者たちと交流する力をもつ
神子である受様の恋物語になります。

攻様が大怪我を負ったのは
村で頻発する動物殺傷事件を起こしている
羆と対峙した結果でした。

その羆とは昔恋人に裏切りで
恨みを抱いた青年を喰らって
悪神となったかつての山神であり

攻様もまたカムイと呼ばれる神獣で
かつて受様を助けてくれた黒狐が
彼の本性だったのです。

攻様達は長く羆の力を封じていたものの
神と人間達の距離が疎遠になった現代では
徐々に攻様の力は落ちていき
封じ切る事が出来なくなっていたのです。

攻様が十全な力を発揮するためには
受様のような神子と番う事が必要で
どちらかかけても悪しき気が
はびこりやすくなるといい

羆との対決で負った怪我を癒すため
受様の体液を強引に摂取した攻様でしたが
これ以上の迷惑をかけないからと
受様たちの記憶を消して
全てをなかったことにしようとします。

そこから受様がどう行動するのか!?
そして暴走する山神はどうなるのか!?

山神と攻様の因縁に端を発する
動物の失踪事件や
道路建設による自然破壊等、
攻様の力の減退に関わる
神子と神獣との関係等

2人の恋の進展に
良い感じに絡まり合っていて

ハラハラ&ワクワクしつつ
2人が結婚式を挙げる幕引きまで
たいへん楽しく読めました♪

タイトルから
もふもふなスパダリ系攻様が
受様を強引に口説くのかと思ったのですが

実態は嫁となる受様のほうが
攻様にプロポーズしております♪
しかも2回もですよ o(^o^)o

タイトルイメージと違うけど
受様が攻様の退路を断って止めをさす
シチュは大好きです♡

受様と結ばれた事で
攻様の尾の数が増えていくというのも
なかなか萌える展開でした。

本作の攻様はもふもふさんですが
耳付きとか尻尾付き姿はなく
完璧人間か、狐姿です。

その為、
2人の絡みシーンもどちらかなので
獣姦が苦手な方はご注意下さいね。

今回はもふもふファンタジーから1作
鳥谷しずさん『愛しのオオカミ、恋家族』を
おススメしてみますね。
こちらもおチビちゃんが癒しになってます♪

3

幻想的なモフモフ花嫁奇憚

こちら、モフモフの花嫁ものです。
Ciel先生のイラストもあってか、舞台である北海道の繊細な情景描写もあってか、終始幻想的な雰囲気。
世界観に浸ってうっとりと楽しめました。


内容ですが、謎めいた魅力を持つ敏腕実業家・玄翠×叔父の診療所を継ぐ為北海道へやって来た新米獣医師・晶良による、再会もので花嫁ものです。

尊敬する叔父が勤める家畜専門病院を継ぐべく、北海道へやってきた獣医師の晶良。
偶然出逢った紳士的な青年・玄翠と親しくなります。
次第に玄翠に惹かれて行く中、大怪我を負った彼が自宅の前で倒れていると言う出来事が。
手当てをする晶良ですが、突然キスされてー・・。と言うものです。

晶良ですが、実は幼い頃にこの地で神隠しにあい、助けてくれた黒い狐に嫁入りする約束を交わしてたりします。
そんな彼が出会った謎めいた男・玄翠。

こちら、最初に幻想的な雰囲気と書きましたが、こう特に「彼の正体はー?」みたいな謎を煽るストーリー運びでは無いんですよね。
あらすじやタイトルからも分かる通り、早い段階で玄翠の正体は分かります。
また、玄翠が護り続けているこの地で起こっている、不気味な出来事ー。
羆に襲われて、動物達が次々死んで行きと続きます。

あのですね、ストーリーとしては興味を煽られて面白いのです。
小さな動物から始まり、徐々に牛等の大型動物が襲われと、なかなか不安を煽られる不気味な出来事の連続。
村を襲う羆の正体。
また、悲しい村の歴史。
そして、力をどんどん無くしているらしい玄翠ー。

が、なんかアッサリなんですよね。
特に山場なんかがですね、怨み辛みに狂って化け物になってしまった彼が、そんなあっさり改心するものなの?みたいな。
いや、元々晶良が持つ力なんかが働いたのは分かるんだけど、やっぱりアッサリに感じてしまう。
う~ん・・・。
このサラッとした感じの描写だからこそ、幻想的な雰囲気になってる気もするからいいのかも知れないんですけど。
なんとも判断が難しい感じです。

とは言え、主役二人の恋愛部分には萌えるんですよね。
ずっと昔に婚姻の約束を交わしていた二人ー。
玄翠がですね、とにかく健気なんですよー!
晶良には、平凡でありきたりな幸せを掴んで貰いたい。
だからこそ、連れて行く事は出来ない・・・。
また、玄翠は終始、紳士的で優しいんですよね。
そんな彼だからこそ、欲望を抑えきれず晶良を襲ってしまうシーンに萌えると言うか。

そして、健気で真っ直ぐな晶良のキャラにも好感を持ちます。
消えてしまった玄翠を想い、彼が自身の気持ちを見つめ直すエピソードには切なくてグッと来る・・・。

あとこちら、エロ濃厚です。
淡路先生ですが、わりとエロ濃厚。
玄翠がですね、普段は紳士的なのです。
が、エロになると結構強引。
「私がここを作りかえてやろう」みたいな(≧▽≦)
今回は獣姦もありなので、苦手な方はご注意いただきたいのですが。

と、掘り下げはちょっとアッサリな気がしますが、全体的には好みで特に二人の恋愛部分には萌えました。

6

頑張る黒狐

Ciel先生の挿絵だしケモミミっぽいし、と購入。
今一つ萌え上がれず、さらっと読み終えてしまったので中立にしました。
本編210Pほど+淡路先生のあとがき+Ciel先生のあとがき(爆笑!!!)です。

舞台は、北海道十勝地方の山麓にある小さな村。酪農、農業が盛んで、そこにある村営の家畜診療所で働く昌良。獣医である叔父の後を継ぐべく東京から引っ越してきたのです。
小学校にあがる前、遊びに来て3日間行方不明になったことのある所ですが、なぜか生まれ育った東京より、こちらの方が自分の故郷のように感じていて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受け叔父(獣医)、攻めさんの側近やお手伝い、お子様方3名、羆さん、悪党少々。
攻めさん側近の白銀が渋そうな感じで、もちょっとご活躍いただけると嬉しかったな。

**以下 より内容に触れる感想

攻めさんはスパダリ黒狐さん。受けさんを巻き込んじゃいけないと、やや悲壮感を漂わせて頑張ろうとする方。受けさんは、妖などにとってはとても美味しいそうに見える「清らかな方」という設定で傷ついた動物さんたちをあっさり宥めちゃう、ちょっとした異能あり。

お二方とも、いわゆる健気さんに分類されるのだろうと思うのですが・・・・

二人が、お互い「この人でないと!」的盛り上がりを感じられなかったんです。やっぱり悲壮感漂わせて頑張るのは受けさんの方であってほしいのかな、自分。なんだか今一つ盛り上がれなかったです、設定などは好きなはずなのにおかしい。なんか悔しい一冊でした。

2

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