ボタンを押すと即立ち読みできます!
もう一度繰り返しますが、
電子書籍版には【帯・カバー下描き下ろし・特典ペーパー】未収録です。
何故こんなに言うのかというと、それを知らずに読み始めた私は、最高の読了感を迎えた後、最後の最後に、上記の内容の記載をみて、大変に気分を害したからです。商品購入ページには、その記載はなかったので。とてもとてもショックを受けました。
せめて、カバー下描き下ろしは見たかった……電子書籍版を買う方、本当に注意してください。
何かと頼りないけれど、やっぱりαだから身体能力が優れに優れている攻・夏目。
これぞα!という容姿端麗さ、能力の高さに巧妙に隠したΩの本性がえっちすぎる有能エリート上司受・冬川。
冬川部長、めちゃくちゃ可愛いです。
努力の人なので、自分の性別にとっては当たり前の発情期も、薬と根性で捩じ伏せます。女も抱きまくり、仕事もバリバリで、周囲からαだと思われている冬川部長。本当に素敵です。
抑制剤をよくトイレで打ち込んでるんですが、その姿も大変えっちです。夏目くんに、是非乱入してきてほしかった笑!
夏目くんは、なにかと真っ直ぐなので、隠しごとも下手くそだし、一生懸命に頑張ってるのも好ましいしで、冬川部長もどんどんその可愛さに夢中になっていくところが可愛かったです。
冬川部長、魅力しかないのに、自分の魅力に自信をなくしたりしてるところもめちゃ可愛いです。
当て馬・過去の上司、今の取引先、引き抜き相手の春園さん。
すごく悪い男……!
過去に、冬川部長を抱いている時、春園さんは指輪をしたままなんですが、そこの描写がなかなかえもいです。
冷たい金属の温度にハッとして、奥さんを気遣う冬川部長に対し、割り切った関係だと冬川部長の気持ちを切り捨てるような春園さんの台詞。
まだ、可愛げのあった素直さも垣間見えた冬川部長が、αに見えるように武装し始めたのは、このこともきっかけかもしれないと感じました。
えっちシーンは、大変冬川部長がえっちです。
肉厚ムチムチで、いろんなアングルから堪能できます。必見です。
これから昇進していくと言われている夏目くんに、追い抜かれないように冬川部長ももっともっと頑張っていくんでしょうね。
冬川部長には、これからも一番でいて欲しいので(プライドの高さが本当に可愛い)、その時の頑張りなど、続編があったら是非みたいー!!!と思ってしまう作品でした。
夏目くん!!!冬川部長を幸せにしてあげてください!!!!
やみと先生による、ギャグ系オメガバース。
しかし、やっぱりオメガバースには闇がありますね…
Ωである事を隠し、仕事がデキるいい男、を意識的に実践している部長の冬川。
容姿や能力が優れている、イコールαである、という社会通念がしみ込んでいる世界観。
なので周囲は皆、冬川はαだと思い込んでいる。
そして、使えない部下・夏目。
彼はいつもオドオドして、仕事でも失敗ばかり。
冬川は夏目を怒ってばかりいたが、ある日社内で発情し、居残りで残業していた夏目の「急性発情」で犯られ、なんとうなじまで噛まれて「番」になってしまう…
そう、夏目は実はαだったのです。
「うっかり番」になってしまった2人の運命は…⁉︎
…ウググ〜ッと歯嚙みする冬川と、ひたすらアワアワする夏目の対比はギャグ志向です。
うっかりで番なんてバカだね〜あははは〜という目線を誘導されるのですが、実は冬川にとっては、この世界で認められるためには「実はΩ」だという事は知られてはならない秘密なのだし、なぜあんなに夏目は消極的なのかといえば、学生時代にΩの親友を発情で襲ってしまった過去をαとして恥じていた、という過去があるからだし。
決して明るくて楽しい物語ではないのです。
その上、冬川には、Ωであるがゆえにβの上司に遊ばれた、という過去まである。
その上司が当て馬として現れて、冬川と夏目を引っ掻き回す展開もあり。
根底にはΩという存在の不憫さ、みたいなものが漂いつつも、表面的には素敵上司がダメ部下にアンアン言わされて、というエロ部分と、だんだん絆されていく心の部分、夏目と冬川のあまりのアンバランスさに対する笑いの部分がテンポ良く展開していきます。
みんなが前向きなハッピーエンドに向かっていくので、読後感は良かったです。
オメガバースなんだが、色々逆転している関係が面白いです。あとHが濃い。
神父さんがむちゃくちゃにされる吸血鬼ものでデビューされたやみとさん。
絵が力強くギャグテイストで好きなので、楽しみにしていました。
オメガであることを隠して、有能、ハンサムな完璧上司となった冬川。
一方、何をやってもドジな夏目。厳しい冬川は天敵。叱られてばかりいます。
ところが、冬川が抑制剤を切らしたところで、へっぽこアルファの夏目に襲われ、なんと首を噛まれてしまう。
お互い不本意ながらの番スタートで、体の関係先行。
しかし、普段バリッとオールバックを決めている冬川が、家で髪下ろしてるのが可愛かったり、
夏目が小さいのにすっごく力持ちで、冬川を楽々お姫様抱っこできたり、
とギャップ萌が続きます。
幼い頃オメガの友人を傷つけたことがトラウマになり、自分のアルファ性を肯定出来なかった夏目。
二人が出会ったことで、お互い自分自身を受け入れ、前向きに生きようとするのがいい。
冬川に認めてもらおうとめちゃくちゃ頑張って、夏目くんはとっても出世するみたいです。
すごくおもしろかったです…。
説明書きのとおり、表紙の黒髪エリート上司が受けです。尻にしかれている茶髪の可愛い子が攻めです。
もうこの設定だけで萌え…。
αとして振舞っているΩのエリート会社員冬川と、
周りからΩだと思われているへたれ部下夏目のお話。
最初は発情にあてられてレイプに近い形で関係を持ち勢い余って番になってしまうのですが、
そこから恋に発展するまで丁寧に描かれています。
すれ違いやら喧嘩やら当て馬やら、いろいろあって結ばれる過程に涙。。。
ラブラブエッチもあるので、エロ的にもストーリー的にも大満足です。
オメガバースなのに重すぎずギャグ調な描き方も個人的にグッド!!!好きです。
夏目にモーションかける冬川さんが面白かったです。
受けの心情の変化もさることながら、攻めの成長にも注目できる一冊。
個人的に、冬川さんと過去に身体の関係にあった、当て馬の春園さんが好きです。
夏冬春ときたら、秋はいないのかな?
あらすじも全く知らずに読んだので、割と読み始めてすぐに"アンタがΩかいっ!"って笑ってしまいました笑。確かに帯に"超エリートΩ上司"ってありましたねヽ(´ー`)
自信のなさげなαの部下と、自信しかないΩの部長…その対の性格な部分にはそれぞれ理由があり、そこがすごく共感できてグッときました。
αの夏目は、昔発情したΩの友人にあてられて傷付けてしまった過去を悔やみ、"αだから仕方ない"や"Ωが悪い"と言われたことに恐怖心を感じてしまいました。αだから優遇されてしまうこと、Ωに発情してしまうこと、その辛さは、"贅沢な悩み"ともとれるかもしれませんが、属性ではなく"人として"大切なことをきちんとわかっている人だなって感じて、とても好感が持てました。自分が自分でなくなるような恐怖…にも感じられ、オメガバースならではの抗えぬ欲望のようですごく興味深いなと思いました。
一方上司でΩの冬川さんは、"1番の自分が好き"と堂々とする自信家で、実際すごくカッコイイです。他人と比べて劣る部分は差を埋めればいい、そのために努力を怠らない人です。過去や性別など、変えられないものもあるけど、自分の手で変わるものの為なら辛いことはないと思える人です。みんながそう思えるほど強くないだろうし、実際冬川さんだって強くなくて、"強くありたい"と思っている人なんだと思います。自分に恥じない生き方って難しいですよね。冬川さんの今があるのは、もしかしたら、元の上司でかつて冬川さんの憧れだったβの春園さんの影響もあると思います。春園さんは、当て馬的存在として、冬川さんの元セフレで憧れで、今は夏目のライバル的存在?ですが、優しさと闇の両者を持ち合わせているような人です。
α、β、Ωが"そう見えない"からこそ、各々の属性に対するコンプレックスや悩みが伝わってきて、すごく面白いなと思いました!!おススメです(^^)