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読後感、もうひと押し欲しかった。

ボリュームを一切感じさせず、夢中になって最後まで読める一冊でした。
受けはとにかくモブレされるし、攻めは理不尽なほど受けに意地悪するし、ハラハラしっぱなしで続きが気になって一気に読みました。
途中、辛いこといっぱいあるのですが、最後は結ばれてハッピーエンドです。

ですが、攻めザマァがちょっと不足かなぁと思いました。

攻めはもうちょっと後悔して欲しかったし、もうちょっと反省して欲しかったし、もうちょっと謝って欲しかった。
受けのプレゼントを捨てたふりするとかも、いまいち納得感が得られませんでした。それで受けは改心するどころかまた監禁モブレのきっかけになってしまったわけで…。

受けのこと大好きで最後は全て投げ打って受けを助けようとした。愛の深さはわかりますが、でも後悔、反省、謝罪というのは、愛とはまた別の、人としての誠意としての部分ですから。「全体的にごめんなさい」じゃなくて、具体的に一つ一つちゃんと謝って欲しかったです。

まったり…過ぎるかなぁ…

攻めもいいひとで受けもいい子で、不快感とかは全然無いのですが、ちょっと退屈でした。
オメガバ認知があまりされてない世界、という設定はうまいし不思議とリアリティあっていいなとは思いましたが。

スパダリと発情で一夜を共にしたら子供ができてしまった受けは攻めに迷惑かけたく無いみたいな感じで攻めと離れて一人で産んで育てる。
そこにスパダリがやって来て、数年後の再会。またくっつく。

まそれだけの話で。二人の間に大きな問題が立ちはだかっているとかもなく。

受けは結構幸せそうに子育てしてて不憫では無い
攻めはひたすらいい人。

うーーーーむ

もうちょっとドキドキハラハラする展開があったら面白かったかなぁと思いました

号泣

続編の「週末迷図」(私はwebで無料で読みました)まで含めたレビューになりますが、泣けました!この続編のラスト号泣です!
エロ一切ありませんがそんなの関係ないってくらい大満足です。読み返してまた泣くという。
最初は受けがいい具合に「イラっとくるムカつく後輩」で、それがどんどん可愛くなっていく描写がひたすらに萌えます。
そして攻めがスパダリで癒されます。でも余裕ブッこいてるテンプレスパダリ、っていうんじゃなくて、等身大スパダリとでも言いましょうか、リアルにいそうで(いますようにw)そこにキュンときます

そして心理描写が丁寧で、出てくる言葉がいちいちかっこいい

「そんなバクチ打つ?」←やだかっこいい…

受けが男の子感たっぷりでかわいい

「攻めと剣で手合わせしたいの!」とひたすらキラキラしてる受けの男の子っぷりに萌えました!
でもそんなザ・少年!ザ・男の子!な受け(いや年齢は大人ですがw)を、攻めは最初からエロい目で見てたんですねえw
最後のネタバレを読んでから、冒頭から読み直すとその対比にニヤニヤしちゃいました。
読後感さわやかで、読んで幸せになれるお話でした。
エロの量もほどよかったです

最後の二巻も面白かった

アンリミでシリーズ一気読みしました。
最後の二巻も本当に面白かったです。綺麗に終わってくれて、シリーズ通してハラハラドキドキ目が離せず、「えっち邪魔くさいなあ、一巻で一、二回くらいでいいのになあ」という点意外は(笑)パーフェクトなシリーズでした!

「七色」で主人公サイドと組織のよくわからぬ戦いが始まり、光陽くんと同じく「いやなんで戦うの?」と思いましたがそれを闘争本能というサイヤ人理論で突き抜けたっ(笑)
サイヤ人理論バトルに若干引いていたところに、vs人間バトルが始まり俄然緊迫感が増して面白くなりました。
昌史のあれは切なかった。幸せになってほしかったなあ。
閉め方も綺麗で私は十分満足しました。素晴らしいまとめ方だと思います。
桐生の病室で須王が何かを物色してた、あのさりげない伏線が最後に生きてくるところとか、うまいなあと思いました。

あ、佐倉・銀CPお気に入りの私としては、この二人のラブが最終巻で堪能できなかったのは残念でした。妄想で補います。

かっこいい二人の影のあるエロにとにかく萌えました!

本編や「花〜」のスパダリ×可愛い受けの王道カップルエロはたまに流して読んでしまう所もちょっとだけ、ちょっとだけある私ですがw、この二人のハラハラするエロはとにかく萌えたぎりました!
あの剣振り回して超かっこいいクールな銀が受けって!なにそれ美味しい!
もうよだれジュルジュルで堪能させていただきました!
銀受け、本当にごちそうさまでした。

そして互いに似た者同士、憎しみを糧に生きてきたような暗い魂が共鳴して結ばれてるような関係にゾクゾクきました。

アンリミで三冊一気読みしました

三冊分のレビューです。
まず一巻の序盤が本当に素晴らしかった!
花咲き乱れる中生まれた謎の子供、その正体が明かされるまでは上質なホラー小説そのもので最高にワクワクしました。
逆ハー風味のこの作品ですが、逆ハー苦手な私も地雷感(浮気者主人公やだなぁ)を感じずに読むことができました。
二巻、相手が亨なら仕方ないよね、だってずっとそばにいてくれた幼馴染だもん、と納得感得られましたし。この後まだ読んでないので亨がどうなるのか分かりませんが、幸せになってほしいなあwそしてその時の梁井さんの大人な優しさが最高にときめきました。この二巻のトキメキがあるからこそ、
三巻、梁井さんのブチギレなレ●プまがいな激しいプレイがすごく痺れる。ああ本当はこんなに辛かったんだね、梁井さん!みたいな
光陽くんも終始ピュア可愛くていいですね

一点、ちょっと苦手だなあと思ったのは…エロシーンが多すぎるかなあ、と。
ストーリーが面白くて先が気になる分、エロシーンでストーリー中断されると「はいここで一旦CM」的な「またエロかー!」気分になってしまい。
でもそこだけです!そこ以外は全部好きです