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闇しかないこの先の未来で、お前だけは俺の光でいてくれ…。
面白かった!!
もうこれに尽きる!
実はこのシリーズ、ずっと前に読んだっきり、電子版の発売が無かったので読みたい気持ちが落ち着いちゃってたんですけど、最近やっと続きを出してくれまして、『銀月夜』で再燃。
そっから『七色』と『瑠璃色』を一気に読みました。
途中『花シリーズ』の須王と巴の話は、もう巴が不憫で不憫で、悲しくて堪らなかったんですが、あれ、ヨハンのラブストーリーだったんでしょうね・・。誰よりも須王を想ってるのは自分だと証明するような、須王のためになるなら、須王にさえ憎まれてもいいっていう恐ろしい程の主従愛。そして憎んでくれて構わないと覚悟していたのに須王には全部自分の思惑がバレてるってとこが・・そして、そこは恋愛じゃなかったっていうのが切なかったんですよね。
そして、今回も物語はハラハラドキドキ一触即発状態だったんですが、不死身のド天然受けキャラ二人が織りなす蓮の追走劇は、腹抱えて笑いました〜〜www
前巻の光陽が自分は誘拐されるんじゃなくて、こっちから直談判に行くんだから追いかけて来ないで、と梁井に連絡入れて、絶句させるシーンに引き続き、今回もやってくれます。
手錠を外そうと試みる巴の発想が、いくら不死身でも危な過ぎて、それに光陽が引いてるのに噴き出しました。
面白過ぎる・・!!
バカ過ぎて可愛い・・っ
うちに持って帰りたい・・!
この二人にメロる攻めの気持ちわかるな〜。癒しですよ。ワンコよワンコw
最後の最後まで、光陽のどこまでも楽観的発想もピカイチでした(笑)
もう噴き出さずには読めませんw
このシリーズで、こんなに明るく楽しく読めたのこの最終巻だけじゃないかな?
本当に作者様には楽しませて頂きました。
これはまた、ふと光陽と巴の掛け合いを思い出しては、読み返したくなる作品かも知れません。
たぶん、そっちに力入れて書いたんでしょう。最後は大団円・・かな?
ただ銀のくされっぷりが可愛くなかったんで、もう一回くらい佐倉にやり込められて鳴かされて欲しいとこでしたけどね(笑)
アンリミでシリーズ一気読みしました。
最後の二巻も本当に面白かったです。綺麗に終わってくれて、シリーズ通してハラハラドキドキ目が離せず、「えっち邪魔くさいなあ、一巻で一、二回くらいでいいのになあ」という点意外は(笑)パーフェクトなシリーズでした!
「七色」で主人公サイドと組織のよくわからぬ戦いが始まり、光陽くんと同じく「いやなんで戦うの?」と思いましたがそれを闘争本能というサイヤ人理論で突き抜けたっ(笑)
サイヤ人理論バトルに若干引いていたところに、vs人間バトルが始まり俄然緊迫感が増して面白くなりました。
昌史のあれは切なかった。幸せになってほしかったなあ。
閉め方も綺麗で私は十分満足しました。素晴らしいまとめ方だと思います。
桐生の病室で須王が何かを物色してた、あのさりげない伏線が最後に生きてくるところとか、うまいなあと思いました。
あ、佐倉・銀CPお気に入りの私としては、この二人のラブが最終巻で堪能できなかったのは残念でした。妄想で補います。
元々、人外物はあまり好みではないので、読む機会も無いのですが、全巻図書館に揃っていたので手を出しました。
獣人とは言え、ほぼ人間体なので(エロシーンも)あまり気にせず読めました。
シリーズ化されているので壮大なお話になっています。色々なことが色んな人達(獣人達)にありました。あらすじやネタバレは漁れば出てくると思うので個人的な感想ですが、最後は受けの光陽が締めてくれます。キャラクタ的に明るいので、こういう終わり方が良かったのかもなって思いました。
でも、出てくる受け(光陽と巴)はやっぱり好みじゃ無いな(苦笑)
お気に入りは蓮と須王なんですが、須王の方は巴との関係は萌えず仕舞いで…後は銀ももう少しバックストーリがあっても良かったのかななんて思いました。でもそうなると書ききれなくなるんだろうな。
出てくるキャラクタ達はそれぞれに個性や想いがあって、それらを上手くまとめられていて、着地させているのは凄いです。難点はエロがちょっとマンネリというか、パターン化されてしまっているように思えたのが残念。どちらかと言うと、恋愛を進めるっていうよりは、エロはお話の小道具的な位置付けです。まぁ欠かせないってことになっているのもありますが。恋愛における心の動きよりも人間対獣人、組織対その他、という争いの観点で物語が進んでいくので、そういう意味で読んでいて面白かったです。
後は、最初からシリーズものだったんじゃなくて、続編が出るかどうかって感じだったようで、ちゃんと単体でのエロ詰め合わせが小出しに盛り上がる感じには出来なかったのかも知れませんね。そう思うと、2007年から2011年まで8冊のシリーズを完結されたのは改めて尊敬します。
身の回りにも実はいるかも知れない獣人達!
あ、アレックス…あなたこそ不死身じゃ無いのか?って思うくらい元気でしたね。普通の人間だとは思えない活躍ぶりでした。
どこかで慰安旅行のSSが読めたらイイのにな。存在するんだろうか〜
ネタバレなしで書きたいと思います。
『凍る月シリーズ』最終巻です。
前巻最後、獣人対人間の様相を見せていました。
そのことに決着をつけるためこの巻では、『凍る月』の主人公である梁井と光陽サイドだけでなく、組織のトップである須王サイドからの視点も多く書かれています。
章ごとに視点は変わりますが、その時は章題に視点主の名前がつけられていて、わかりやすい仕様になっていました。
相変わらず梁井と光陽は等身大なカップルで好きです。
梁井が、泣く光陽の涙をなめるシチュも久々でしたし。
獣人は餌という存在なくしては『人』という形態を保てませんし、餌も契約した獣人が死ねば自分も生きていけないという一心同体です。
それはもちろん須王たちも同じなんですが、読み進めるごとにお互いがお互いでなければダメだという思いは、梁井たちの方が大きいなと感じました。
結果的にホッとする着地点で良かったです。
ここまで読んで、あとがきに書かれているような『しんみり路線』では立ち直れない(苦笑
ラストの締め方については、ハテ…と思わされる部分は確かにありました。
ただ、シビアな内容だったのに甘いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしはこの結末に満足です。
シリーズ、まとまりました。
読み始めてしまったら一気の電子版。別の巻のレビューでも触れましたが、最初は”読み放題対象だから”と気軽に手を出したのに、途中の対象外の数冊は別途購入して読破しました。
最後の方の風呂敷のたたみ方は、正直駆け足だな…と感じるところもありましたが、バトルではなくLOVEがメインの「BL」の落とし所としてはそんな感じになるのでしょうね。
シリーズ通して、「危機感なさすぎなんじゃないの?」という感じだった主人公の光陽くんですが、抜けぶりが見事すぎて、これはこれでブレなくていいか…と力技で納得させられた感じでした。そして、序盤にちょこっと出てきたきり忘れかけていたあの人があの人とつながりがあって重要な働きをするなんて!
実際、ツッコミどころは多々ありますし、銀(と佐倉)はもう少しなんとかならなかったのか? などの思いもありますが、全体としては少年漫画のようなワクワクも味わえて楽しいシリーズでした。ありがとうございました。