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梁井轟(人間と獣の混血である「獣人」 美術鑑定家)×鳳光陽(20歳まで生きられないと言われ過保護に育てられる 獣人の「餌」)
シリーズ3作目(「凍る月~灰色の衝動~」)が出たのをきっかけに「3作もシリーズが続いているなら結構面白いのかも…」とようやくこの1作目を読んだのですが、何でもっと早く読まなかったんだ!とすぐに後悔しました。
冒頭では光陽が何か特別な宿命を抱えて生まれ、普通の人とは違う能力を身につけているということが分かるのですが、この謎めいた導入部を読んだだけで見事にハマってしまいました。ちなみに冒頭から4分の1くらいまでは主人公(攻)の梁井よりも、むしろ光陽の幼馴染・亨の方が何かと登場しており、こっちが主人公だったっけ!?と思わず誤解しそうになるのですが、本来の主役(梁井)がなかなか登場しなくても全く飽きさせず、ちょっと長めの序章という感じで楽しめました。
満を持してようやく梁井が登場し、そこから「獣人」と「餌」の関係や、生き残るためには「契約」が不可欠だという事実が分かります。(本来の「契約」はそれこそ血肉を“喰らう”んですが、梁井が譲歩して精液を定期的に摂取することで合意)。
その後光陽(餌)を奪おうと獣人が続々と登場し、梁井とバトルを繰り広げたりとまるでライトノベルを読んでいるような感じの展開が続きます(嬉)。バトルがメインのライトノベルとしてはまぁ当たり前(むしろ少し控え目)くらいのシーンですが、BLとしては結構エグイ描写かもしれないので、そういうのを読みなれていない人からすれば痛いシーンと言えるかもしれません。でも全体的にはそんなに殺伐した雰囲気ではないので、あまり構えなくても大丈夫だと思います(たぶん…)。
じゃあ本来のBL部分は!?と言えば、こちらもしっかり楽しませてくれました。エロに関しては申し分なかったですし、ラブに関しても最初は「捕食者」と「餌」としての関係なのですが、すぐにそれだけではない兆しが見え始め(「契約」は精液を摂取する(口でする)だけでいいのに挿入まで行うとか)、梁井の方は光陽に「好きだ」と気持ちを伝えています。それに対して光陽は、最初からあまり嫌がるそぶりもなく梁井を受け入れてはいるのですが、「好き」という気持ちまではまだ自覚しておらず(恋愛経験がないお子ちゃまなので)、とりあえずは身体だけは好きにしていいですよみたいな感じで、完全にカップルになるのは次巻以降に持ち越しになっています。
微妙な二人の関係も気になるところですが、それ以外にも光陽の幼馴染・亨が実は獣人だったり、バトルの決着がつかなかった獣人・黒澤(かなり悪どいことを平気でやるキャラ)の存在だったり、今後につながる伏線がどう展開していくのかとても楽しみです。
ん〜後を引く面白さにドキドキ、きゅーんしました。
今回は獣人と餌。
設定がまるでヴァンパイアと美しき女性のようなきれいではかな気、、、とはなりません。
相手はケダモノゆえ、荒々しいです。ガルルル
幼い頃から外へ出ることを禁じられてきた光陽。
出かける際もたくさんの香をたかれいつももったりとした匂いをまとわなくてはいけない。
自身の出生の秘密を知らぬまま育つ光陽。
20歳までの辛抱、そう信じていたのにある日を境に捕食者に狙われるようになる。
もう、光陽のまわりは獣人だらけです。
家族と幼馴染の享以外に親しい人間がいなかった光陽は赤子同然。
純真無垢なため、人を疑うことを知らないためおかげで捕食者でありながら光陽を大切に思ってる染井は死ぬほど危険な目にあいます。(笑)
餌ゆ捕食者がわらわら現れます。ワラワラ
染井にだまし討ちされかけた光陽だったけど実は優しくて照れ屋なうえどこか子供っぽい染井を嫌いになれない、むしろ一緒にいると安心するようになる。
しかし、大事な唯一の友達、享まで獣人に、、、。
享に告白され、染井にはヤキモチやかれだか二人はケダモノ(笑)
この先がおもいやられる終わり方してます。
あー次早く読まなくてわ(^ω^)
今更ながらに電子で購入。読んでみて面白かったです。
本当は、人外モノって獣カンを期待して買ったんですが・・エッチは人の形でした(笑)いや、スミマセン;そういう気分で。
ちょっと受けが純粋過ぎるおバカちゃんなんですが、だからこその可愛がられっぷりといたぶられっぷり、って感じです。
攻めは口が悪いけど意外と優しいんで、受けを監禁まではしないんですが、血で繋がり、受けの体に異変が生じると攻めに通じるという、サクリファイスとガーディアンの関係は、エロさが無くても結構萌える要素。
この作家様の作品は以前に『跪いて永遠の愛を〜』を読んで以来だったんですが・・すごい良かったです。
読みやすかったし、ファンタジー的な所の描写もすんなり頭の中に入ってくる。それぞれ色々思惑がある訳ですけど、受けが純粋培養なんで、どうにも想い通りにいかない。そんな受けにどんどん惚れていってしまう攻め。これがいい。
久しぶりに続編も読みたいと思える作品でしたv
ミルクオオメさま
初めましてこんにちは、ココナッツと申します。
わたしもこのシリーズハマりましたがあまりレビューが上がらないもので、嬉しくて思わずコメントさせて頂きました(*^^*)
この本編は主軸の二人側視点ですが、その二人の敵となっている組織側をえがいた『花の残像』『花の慟哭』もお勧めしたいです!
まだまだこれからも読む楽しさがミルクオオメさまにはあって、なんだかとっても羨ましい気持ちです。
久々に読み返したくなりました、ありがとうございます(*^^*)
いやーおもしろかったです!
光陽は20歳までしか生きられず、死なないためにはある者と「契約」をかわさなければなりません。
そして光陽の前に現れた梁井という男が光陽に「契約」を取り付けようとします。
なんで光陽は20歳までしか生きられないんだとか、梁井は何者だとか、だんだん謎がわかってくるのがおもしろいですよね~!
内容はファンタジーですが、バトルシーンもあってハラハラしながら読んでました。
でもちゃんとBL要素もあってw
1巻の段階ではまだ光陽の気持ちは恋かわからないといった感じ。
梁井は光陽が欲しくてたまらないみたいですがw
続きものということで最後はすごく気になる終わり方でした。嵐の予感…早く次巻を読まなくては…!
光陽は獣人のための美味しい餌。
獣人の梁井と契約することで光陽は寿命を延ばすことができるが、話はそれで終わらない。
獣人達の餌は数少ない。
美味しい光陽をめぐって、他の獣人達とのバトルあり、愛ありなお話。
ストーリーも面白いし、エロエロ描写もすごい!
梁井は光陽のことを好きみたいだけれど、光陽のほうはまだ梁井のことをなんとも思っていないのが焦れったい。
光陽の幼馴染み、亨の存在も気になる。
この先はどうなっていくのか、続きがとても気になる。