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エキスパートレビューアー2025 ソムリエ合格

女性maguboさん

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2人のバランスが良くなってきた(重め方向に)

読み切りました。
濃厚で異常で激重でした。

かなり一方的だった2人の関係が、今巻でバランスが取れるようになってきて、個人的には尻上がりに面白く感じました。
色々ツッコミ所はあれど、思っていたより収まるところに収まった感はあるなという印象です。

攻めが常軌を逸していて普通にストーカーだしとにかく怖い。BL界の攻めとしても稀な人ですね。
骨壺プロポーズしてましたが、受けが先に亡くなったら血肉をすすりそう…なんて思ってしまった。

あとえろが毎回激しくて、ちょっと痛そうに見えてしまいました。
トぶくらい気持ちよい以上に限界突破していそうですが、激しいだけが愛じゃないよ。笑

個人的萌えはほとんどないですが、BL界の語り継がれる人気作というのは理解できました。すごかったです。

重たく暗いど執着を見せら続ける中の一握りの安心

ヒーリングパラドックス一気読み。
1作目がハマらなかったのですが、続編がすごいと聞いているのである意味楽しみに読みました上巻。

重たく暗いど執着を1作目同様かそれ以上の深さで見せられ続ける中、
一人静かに感動したことがありまして、
上巻の終盤ですが、
2人が会話してる…!
お互いの(受けが攻めのことを)知らない時間について、
きちんと語り合おうとする様子が描かれていたことに
ある意味安心しました。

迫力のあるエロシーンはすごいですが、
やっぱりそれだけだとただエロだけの繋がりのようにも見えてしまうし
(個人的にそういう関係に萌えがないので)
受けが攻めのことを知ろうとしている姿や2人で語り合う様子はとても良かったと思いました。

20年以上の激重執着と、それに絆され受け入れる受けの普通じゃなさがまた上巻で更に浮き彫りになりましたので、そのまま下巻へいきたいと思います。
この2人の結末が気になる。

2人はハッピーだけど、少し心配な結末

1月に2巻が発売されると知り読んでみました。可愛い表紙とキャッチーなタイトルで気になっていた作品。

SランクDomのイケメンモデル男子×Natural(Subかもしれない?)なキャンキャン系明るめ男子

たんぽぽというニックネームは親しみやすく可愛さ満点でしたが、ずーっとキャンキャン言ってるか赤面してるか流された上に逃げてる印象で…個人的には少~し読みにくさを感じてしまいました。
攻めのコマンドに何故か従っちゃうというところから勘違いが始まりますが、普通にSMプレイで喜ぶMくんなんだろうなぁ~。

DK同士の若さや甘さも感じれるし、攻めの執着や愛が重ためなところはお好きな方にオススメしたいです。

個人的にはDomSubという設定の上で、薬を過剰摂取していたようなSランクDomの相手がNaturalで本当に大丈夫なのかな…って少し心配な結末でした。ダイナミクスは感情とは別のところの問題だし、本能が満たされないのは確実なので…。
サブドロップの心配があるかどうかの話では終わらないというか。

Dom×Naturalの珍しいCPですが、その辺りを考えるといっそのことたんぽぽちゃんがSubかSwitchであったらなぁと思ってしまいました。
2巻でその辺り解消されるのかな。

躊躇ってごめん。感動した!

BLの結婚に興味ないんだよな…
ごちオメ4巻読むのどうしようかなーーー
と思ってた過去の自分を殴りたい。

結婚&番おめでとう!感動しました!!!

ただ2人がイチャイチャらぶらぶしてるだけじゃなく、
新しいキャラクターも加わってお仕事面で奮迅する2人が良かったし、
その中で2人の絆や愛情がしっかり伝わってきたので、
とても満足度の高い一冊でした。

漫画雑誌や編集部、漫画化の苦悩など、
リアルなんだろうなぁと思える箇所が多く(靴を舐めさせる上司はさすがにですが)、それを楽しく漫画に落とし込まれていて先生お上手だなぁと思いました。

新キャラ編集長も「なんだこいつ」と思ったけど、普通に性格悪いキャラクターなので、宇迦野にやり込められてる様子を見てスッとしたし、調査書で暴かれた裏側でちょっぴり興味を惹かれたりして。
憎めない奴で一周回って気になっちゃいます。

冒頭から安定のコミカルさがあり、とてもテンポ良く、
最高の盛り上がりのままハッピーな結婚式と、特別にロマンチックな番契約まで読むことができました。

2人の幸せそうな様子が見れて良かった!!
これからも楽しみにしています。

No Title

エリートでDomと勘違いされているSub受け×低身長で可愛い見た目からSubと誤解されるDom攻めのCP。

受けが、会社ではキリッとしているのですが、プライベートではオロオロした様子が多く全編通してすごく乙女に見えました。表情も反応も…。
攻めは攻めで可愛さとDomらしさのギャップは格好いいと思うのですが、私服は小学生のようだし、キャラクターとして特に王子様でもちょっぴりSでもなかった印象です。

台詞まわしやストーリー展開などテンプレ感のあるシーンが多かったのと、会社や仕事の描写にリアリティがなく、全体的に世界観に没入することができませんでした。
私はDomSubのコマンドプレイが好きなので、プレイ=性行為であっさりエロに展開していくのも残念。
大変申し訳ないのですが、私には合いませんでした。

ハマらなくとも味わってみたくて

元々マッサージなどと称して客にエロいことする設定の漫画が好みでなく…
執着攻めと言えば!で名前を聞くこちらの作品も、きっとハマらないだろうと読まずにいました。が、やはり有名作一度は読んでみたいと読み始めましたが…

やっぱりダメかもーー。
攻めの執着がすごいのと、受けが落ちてくるのを待つ周到さや我慢強さ?などは、執着攻めが好きな方々に評価されるのは理解できます。
小説では割とぶっ壊れてるレベルの執着攻めは見ますが、漫画のがこう言うタイプの攻めってそんなに見ないかも。

でも、身体で落ちるタイプの受けも、それでいい(そこから落とす)と思っている攻めも好きじゃなく…ほぼ共感できずに終わりました。

とは言え、続編のがスゴイと聞いているので、ハマらなくとも味わってみたい不思議な期待感を持ちつつ読んでみようと思います。

この2人にまだ未開発な箇所があったなんて。

私、勘違いしてました。
欲望とエロに貪欲な2人はありとあらゆるエロを経験していると。

7巻で初めて知った衝撃の事実は、2人ともまだtkb未開発ということ…!
神も巻き込んだ超真剣なtkb開発の旅が始まって・・・
こんなにtkb見る事ある?ってくらい彼らのtkb眺め倒しました。
ラストの横島&レオの表情、1コマなのに秀逸でした。笑

開発話だけでなく、7巻もテンション高く、
一冊丸々笑ったし面白かった!
緩急ついて飽きのこない絶妙な塩梅で出来てますよね、ハピクソ。

葛谷の社員旅行に粕谷が付いて行っちゃうドタバタ沖縄旅行編好きでしたー。
家族旅行に行ったことがないという葛谷をさりげなく気遣い、
また次の旅行プランを自然と話す2人が良かった。
是非2人でまた旅行に行って欲しい。(多分ドタバタ)

今回の個人的萌えポイントは、
葛谷がナチュラルに粕谷に背中を預け、抱っこ&上目遣いのクズカス、
横島&レオからサラリと相手を護るクズカス、
ほんっっと仲良しが過ぎるクズカス。
そしてtnkにキスできるようになったクズカス。

いつか普通に(口に)キスするときが来るのでしょうか。
見たい。

そんな2人で良かった。

しみじみコトコト。
主役2人が同年代なこともあり、色々とリアルに気持ちが分かってしまうことが多い一読者です。
もう2人が駆け引きや恋愛最高潮!パートではないため、BL的ラブの萌えはこちらも最高潮にならないんだけど、じんわりと挟んでくるお互いの好きなところやグッときてる表情、そんなところに言いようもないエモさが滲んでいると思うのです。

今回は
伯父さんの世話をする朔太郎や、
2人で家の片付けする姿(とても心地よさそうなのが伝わってくる)、
ちょっとした複雑な感情や葛藤はありつつも、2人が見せる敬意と敬愛の姿勢に大切なことが詰まっている気がしました。

自分も最近引っ越しを経験したので、家探しで条件は良くてもピンとこないと嘆息する久慈の気持ちがよく分かって、ビビビ(古)じゃなくても、そこで過ごすイメージが出来るとか未来が見えるとか、そっと寄り添うような柔らかい直観が自分にとっての正解だったりしますよね。

今も、これからも、こいつと居ればしあわせ
とハッキリ感じられる2人で良かった。
そんな2人になって良かった。

自分を取り巻く状況の色々なことがリンクし合っていて無駄なものはなく。
しみじみコトコト2人をこれからも見守りたいと思います。

また2人で、2人の暮らしをつくっていくところが切に見たいです。
次巻も楽しみです。

伸び代しかない年下攻めの成長が生々しくて刺さった

うわゎぁぁぁぁ、すごく良かったです!!
俳優×芸能マネージャーの恋愛だけでなく、攻めの俳優としての才能の開花や人間的成長が段階を追ってしっかりと描かれていて、とても読み応えがありました。

読んで良かった!小説好きさんには是非オススメしたい。

芸能界を舞台にし、事務所もそこに勤める受けもとにかく任侠系で時代錯誤なくらいにキャラクターが出来上がっているのに、現代のイケメン若手俳優(攻め)が絶妙にブレンドされて面白い設定でした!

敬愛する大俳優のマネージャーから新人へ渋々担当替えさせられた受けの悲哀から始まりますが、このマネージャー変更は攻めが移籍に伴い指名してきたこと。
なぜ攻めは受けをマネージャーに指名したのか?
なぜ攻めは受けに早々に告白したのか?

両視点で描かれるので、それぞれの心情や行動原理がよく分かりました。

最初は攻めに全く興味がない受けが頑なですが、徐々に攻めの俳優としての才能を見いだしていくところ。
芸能界のお仕事BLとしても楽しく読むことが出来ました!
オイオイそれは…と、こっちも思っちゃう身体の関係を利用する過程なんかもありましたが…それも引っくるめて攻めが本当に俳優として自信を付けていく変化が見応えがあって好きでした。

そして、人間的な面でも、自分の未熟さを突きつけられ、何度も、もがいて成長していく姿がとてもすごく生々しかったと思う。
とにかく攻めが一途で、本当に受けを追いかけて芸能界へ入ってきた人なので執着も愛の重さも筋金入りです。

22歳×29歳のCPで、受けには唯一の敬愛する人が既にいるので、とかく受けが攻めをあしらう場面も多かったけれど、攻めが一心に受けを追ってきたことや受けに見合う人間になろうと成長していくところ。

徐々に絆されていく受けも良かったし、
年下攻めに多分に成長の余地があって、
強かで優等生な仮面を被れる一方で、
泣いたりがむしゃらに向き合っていく様が堪りませんでした。
年下攻め、めちゃくちゃいいですね。

2人の心がとうとう通い合ったシーンと、その後のHはお互いに気持ちがあふれ出していて最高です。
穏やかで幸せそうな2人の様子も見届けたので、もう大満足でした。

本を開いてすぐの刺激的な口絵カラーにはビックリですが、石田先生の美しい挿絵もとても合っていて眼福でした。
受けが強面なのに美しい~。

一冊でしっかりまとまっているのですが、すごく素敵なキャラクターたちだったので続編とかあれば嬉しいなぁ~。もっと読みたい2人です。
千地先生6年ぶりの文庫本とのことですが、他の作品も更に読んでみたくなりました!

あまり入り込めず…

チャラいイケメン攻め×薄幸ツン受けCPです。
定食屋さんを営む受けと常連の攻め、「甘い卵焼き」がサインの身体の関係。

攻めが軽薄な態度で誘ったり口説いたりしてくる中、受けがかなりの塩対応ぶちかましてます。
何だか薄幸そうなツンとした美人受けが好きな方にオススメ~。

帯下(表紙右下)に大地くん隠れてるの今気づきました!かわいいな。

それから、作中で受けの髪型は金髪(or色素薄いカラー)で根本が黒のプリン頭に見えますが、表紙では黒髪ですね。
口絵ではグレーカラー×根本黒なので、これが正解なのかな。
個人的にはプリン頭あまり好きでないので、いっそのこと表紙くらいの黒髪だった方が良かったなぁなんて。

終盤に攻めの秘密が明かされますが、途中なんとなくそうなのかな~と思っていたので意外な驚きとまではいかず…。
なんとなく表面的で、私は全体的にキャラクターにもストーリーにもうまく入り込めないまま終わってしまったなという印象です。申し訳ない…。