表紙から分かるのですが、攻めがめっちゃ犬です。
BL界ではよくワンコ攻めって言いますが、こちらは顔も性格も本当に、犬。
でも身体は人様で、かっこよかったー。
獣人(獣頭)がOKな方、
バディ好きな方はぜひ!
主従関係がしっかりしていて、受けが主人。帯に受けの台詞「来い、抱かせてやる」がありますが、マウント取り合いセックス。台詞通りかなり潔い男前。
そして、主人の命令(コマンド)には絶対服従だけど、自分が信頼してて大好きな主人に従うのは当たり前で「俺の犬」と呼ばれれば嬉しくなっちゃう、そんなマジモンのワンコ攻め。
2人はバディ組んで警察として仕事をしているし、「相方とは恋愛禁止」が暗黙のルールの中で甘さがない関係のはずなんだけど、お互いの気持ちと信頼がしっっっかり描かれていて大変良きでしたー。
そのバディ関係を2人がプライド持ってるのが最高で、
どんな形でも一生一緒にいるの確定じゃん…?と思わせる結末に唸りました。
一見ただのバディなんだけど、2人にしか分からない甘さがあるのがまたいいのですよ。
受けの元相方がちょっかい出してきたとき、「他の犬に唾つけられてんじゃねーよ」(文字通り)と受けに怒る攻めも独占欲と嫉妬と主人愛と犬感強めで良かった。
警察のお仕事として、オフの時でも事件に巻き込まれ体質な2人(あるある)だし、詳しい説明なくともツーカーで動けるお仕事バディのワクワク感も大変良かったです。
もっと見たくなる2人だし、他のバディも気になります。
シリーズ化しませんか???待ってます。
真っ直ぐ想いを伝えてくれる年下敬語攻め×感情表現控えめな美人受けの静かにゆっくり距離を縮める2人の恋愛。
大きな見せ場は少ないながら、モノローグや心理描写は細やかで可愛いお話だったと思います。途中の観覧車やキスシーンなど、少女の頃に読んだ漫画を思い出すようなピュアな胸キュンシーンもありました。
が、全体的に個人的萌えはなかったかなぁ。
2人ともイケメンですが、目に感情が乗らない作画に見えてしまって終始感情移入できないまま終わってしまった。。
攻めの一途さや受けが恋に目覚める過程、2人分の恋のときめきはこれでもかってくらい詰まっていたと思いますが、それ以上に掴まれる要素はなかったかなと思います。ゴメン。
ちょっと珍しい芸能人もの。
芸能人であることの悩みが深掘りされているのと、攻めと受けの関係が丁寧に描かれていたと思います!
受けの悩みや攻めの精神的な成長、相手の影響を受けて自分が変わることなど、心理描写も丁寧で無理なく、細やかでした。
きれいな絵とお話のまとめ方が美しくて良かったのですが、個人的には萌えに刺さるポイントが薄めだったかな。
試し読み部分(冒頭の)攻めの軽い感じや、そこそこに人間関係築いてるけどちょっと冷めたような目。そしてバイトながらきちんと線引きする、プロとしての冷静な出張ホストの顔。
それから受けは舞台上とエロいときのカワイさのギャップ。
それらに惹かれた購入してみたのだけど、攻めが本気になるにつれワンコ化してから、包容力満点で良いんだけど善良すぎて物足りないような…。(ワガママ)
受けの素顔は陰キャという設定はとても良いんだけど、本人さえも素の自分は見ないことにしてたイジ…っとした態度があまり好きでなく。。
きちんと水準以上にまとまった漫画と思うものの個人的に刺さるところがなかったので、こちらの評価にします。
年下包容力ワンコ攻めや人間的な成長が好きな方、お互いに悩んで迷って目の前の人に向き合って出す答えがよい方などにオススメ。
幼なじみの再会もの。
里先生によると「描いたことのないテイスト」な今作品。
個人的にはこの空気感はやっぱり里つばめワールドだよなぁと思いました。
全体的に流れるしっとり感、眼の表情で語り、2人の距離感が分かる描写に唸りました。
それから、言葉少なくとも攻めが受けに対して何となくオラオラした大好きオーラ醸し出してくるの堪らんかったです。
攻めは飄々としたイケメン坊主で遊び人。
受けは落ち着いた佇まいで穏やかな健気美人。
2人共に奥底に重たいものを抱えていたけど、お互いへの愛情は真っ直ぐで、言葉なく想いを通じ合わせる描写はえろかわキュンでした。
が、願わくば、もう少し2人の抱える感情が見たかった。
過去の2人のお互いへの想いや、再会してからの熱さ…そして受けの苦しみや攻めがどんな気持ちで(離れる前)見てきたのかなど…。
そうした深掘りがあまりないから、淡々と読めるし空気感が重くなりすぎていないのもあると思いますが、その2人の積もらせた熱がもう少し具体的に見えていたら、個人的にはもっと2人の関係にキュンキュンできたかなぁと思います。
あと、終盤これまでのチャラさがバレそうになった時の攻めの焦りっぷり…もうちょっとガツンとザマァ展開してくれても良かった!(見たかった)
でも星空を見て涙ぐむ受けや、攻めの肩に顔を埋める受けの、そのシーンが可愛すぎて心掴まれてしまった…。受けの優しさや健気で儚げな様子、、攻めが受けのこと好き好きなるの分かる気がするw
キャラクターやストーリー展開、各シーンの描かれ方はやっぱり素敵だったなと思います。
穏やかで優しく、ちょっと不思議で静かな恋物語。素敵でした。
単話の頃から注目してまとまるのをずーっと待ってました!
表紙の攻めの視線とタイトルが憎い!
絵も綺麗だし、キャラクターも良いし、お話もシリアスとコミカルさのバランスが良く、全体的にまとまっていて良かったです!
でも個人的に、あともう一歩…という気持ちも拭いきれず。
2人の細かな気持ちの描写や、ストーリー展開がサクサクしすぎているような面が気になってしまいました。面白いんだけど、その辺りちょっと端折られてしまっている気がして完全に感情移入できず乗りきれなさもあり…。もう少し深掘りされてたら神だったかなぁ。
ただデビュー作と思えぬほどレベルは高く、今後の先生の作品も期待して待ちたいと思います。
とりあえず攻めがめちゃくちゃカッコイイ。間違いない。
大人な2人と色気むんむんがたまらない~。
2人とも自己肯定感が高くて、自分の容姿やスタイルが良いことをしっかりと理解しつつ、それを人生にきちんと活用して生きてる強強キャラたち。
己を客観視し努力を怠らない姿勢、そして素の飾らない可愛らしさや親しみやすさも持っていて、とっても好きな2人でした!
こういうハイスペだけど嫌みのないキャラクター造形、リオナ先生本当にお上手だと思います。
受けが若く見えるけど37歳!
序盤では(ちょっと見た目若すぎやしないか…?)なんて引っかかったけど、ちゃんとその設定が活きるような展開もあって、途中から全然気にならなくなりました。
人生経験積んでる大人の男かっこいいー!
そしてエロ配信してる男らしい色気に溢れた年下攻めが見せる素の可愛さよ…。
クールなイケメン調と年上に素直に甘える大型ワンコ調のギャップが憎い!受けと一緒に恋の警告音が鳴り止まないんですけど!
「男を屈服させるの気持ちよさそう」「俺のセッ○ス何点?」なんて聞いてくるバカ者攻めですが、まんまと受けにしてやられてるのも良かったし、
その後のリベンジ展開や、
デートして手つないでお互いを知っていって…きちんと心を通じ合わせる展開が丁寧だったし、
愛あるセッ○スシーンも最高でした。
ちょっとした表情や身体の描き方、益々磨きがかかっておられて心掴まれる箇所が沢山ありました。
この2人のお話まだまだ読みたいな~。
電子限定SS「あの時の悠李」はグズグズめそめそしてる攻めが見れて良かった。ぜひ。
前向きで明るくへこたれない受けがかわいい!
まったく望みのない片想いを1年以上続けて、よく頑張ったね。逆転サヨナラ劇場がすごかった。
両視点あったので2人の心の動きが無理なく楽しめました。
攻めが「興味ない」からの「溺愛」に変わるのすごいなー!受け魅力あるもんね!と素直に納得できる受けの魅力。
かなり塩で鈍感で遅い思春期な攻めが開眼するところ、見所がありました。攻めザマァもちょっと期待したけど、そこは無かった。受けが攻めのこと広~~く熱~~く大好きだから。致し方ない。
受けの片想いが見事に成就する話、最初との落差がすごいけど、あまあまな2人にほっこりしました!
久しぶりに再読しましたが、やはり面白い!
まず文章がシンプルなので、小難しい文章読むほど余裕がないときのBL摂取に大変良かったです。
一つ一つは簡潔なんだけど、きちんと心情を追っているし、いわゆるラノベほど言葉が崩れていない(と思う)ので、言葉遣いがストレスということもありませんでした。
ワンナイトで一夜限りの名前も知らない関係のはずが、人生を共にするパートナーになるまで。
王道ではありますが、海外小説によく見られる2人のウィットに富んだやり取りや、両視点でお互いにハマっていく様子がありありと見えるので、大変楽しめます。
2人ともデキる男なのがまたいいんです。
海外小説は世界観がゴージャスで、それに見合うハイスペックさと、自分の人生に努力を惜しまない男達。格好いいです。
M/Mにありがちな流れるようなリバはないので(個人的には好きですが)、固定派の方も安心してお読みください。
蕎麦×わさび…!(擬人化ではない)
爽やかな亀井先生の表紙が良いですね。
爽やかで性格が良くて気遣いできて決して出しゃばりすぎず穏やかだけどイザってときは護ってくれる、かっこいいのに可愛いさバリバリ出してくる年下攻め。あ~~~~令和~~~~~!!!!!
そんな蕎麦職人な彼の仕事に対する姿勢や熱がこれまた良くて、出てくる料理もおいしそう。お店行ってみたいなぁ。蕎麦、食べたい。
受けも都会の男って感じでちょっとこなれててオシャレで何か可愛がってほしくなるような男前感がいい。でも案外かわいいタイプの人で恋人には尽くしそう。あと食レポの神。
受けの片想いで「好きになっちゃダメ」なんてモダモダしてて、いい歳&そこそこ経験積んでる男の恋がかわいい。
タイトル気づいたとき「あ・・・!」と思ったけど、その後何度も擦られていたw
攻めの実家の秘密にドキドキしながら、ちょっとの事件性もあって何だか最後まで静岡の清涼で爽やかな空気が漂っていた2人のラブでした。