先に読んだ複数の友人から「ことば、うりきれ」のセリフを聞いており、それはそれは楽しみに読み始めました!
いやぁ、おもしろかったです!!
ケサランパサランの方言がツボにはまりました笑!
関西人の私にはわからないところもあったけど
それがよりおもしろかったですね。
幼きリヒトが語った勇者像を常に目標に
頑張ってきたヴィクトールには胸を打たれました。
本当はあんなに弱っちいのに…!
リヒトへの風当たりがきついわ、聖女さまは
性根が腐っているわ、読みながらクッソー!と
思うことしばしばでしたが、最後「冒険者組合の誇り」の文字で涙がでました。
リヒトもよく頑張ったね!!
あと、アンタスが…!
途中でもしやとは思いましたがw
執事役が気に入っているご様子で、なによりです♡
タイトルから、片方が死ぬのを見届ける系かな…
とドキドキしながら読みましたが、
文句なしのハピエンで良かったです。
人間のリュカが瀕死の獣人ヴェルクを拾い、
生活を共にするようになります。
ヴェルクからは熱烈に番になることを求められますが、家族を失った傷がまだ癒えないリュカは
素直にその気持ちを受け入れられなかったのだけれど。
リュカが狩りの途中の事故で生死を彷徨い、
目覚めたあとは先祖返りで耳付きに!!
生きるか死ぬかを経て覚悟も決まり、
懸念事項の寿命も等しくなり、
無事番になったのでした。
リュカがエッピなお兄さんキャラで
ヴェルクが黒髪獣人の甘えん坊、最高です♡
腐友おすすめのこちら。
丸木先生の御本はシリアスめなものが多い印象でしたがコミカルなタイトル、楽しく読ませていただきました!
期待通りオタクにまつわる描写がストレートで
おもしろかったです。
今はあまり聞かなくなった「ホモ」描写も新鮮。
こーたろーが執心していたメイドさんとは身体の関係は無かったけれど、泉田さんが呼んだ高級コールガールとの性描写が軽くあります。
私はBLに女性との絡みが出てくるのは地雷なのですが、泉田さんのこーたろーに対する執着がヤバすぎて、過去の女たちは些末なことだと思い至りました笑!
バリエーション豊かなエッピシーンがお楽しみ
いただける1冊です笑♡