じょじょさんのマイページ

レビューした作品

女性じょじょさん

レビュー数0

ポイント数0

今年度--位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

王道中の王道。可愛いお話でした。

幼なじみの両片想いで、ザ・王道という感じのストーリー運びです。
その分先の展開や結末は予測できてしまうんですが、安心して読めるので、重い話・暗い話を読んで心が疲れた時などに読むと、心がすぅっと軽くなると思います。
こういう王道ストーリーって、たまにすごく読みたくなるんですよね。

たくさんBLを読んでる方には退屈に思えるかもしれませんが、少女漫画的な胸キュンを求めている方は気にいるんじゃないかと思います。(今作の登場人物が女の子っぽいというわけではありませんが…)

ドロドロしていない三角関係

兄の央信・弟の絢人・兄の親友の澄一の三角関係です。
三角関係といっても全然ドロドロしていなくて、最終的に弟と親友がくっついた後も三人のいい関係が続くので、読後感は悪くないです。三角関係モノが苦手な方でも多分大丈夫ではないでしょうか。

主人公の澄一は長年央信に片想いをしていたのですが、作中では絢人にグイグイ迫られタジタジになっているシーンが多く、央信に対する気持ちでウジウジしているシーンが少ないのがよかったです。
流されやすいようで、大事なところではちゃんと自分の意志を通せる人でした。

絢人は、高校生らしい可愛らしさがありつつも、気を使える優しいいい子です。最初のエッチは強引だったけど、後からすごく反省していたし、澄一自身も最終的には一応合意していたので、まあ問題ないかと。

三角関係といっても、基本は絢人×澄一の物語でした。面白かったです。

楽しい気持ちで読めます

大好きな作品の第2巻です。
個性的な写真部の面々(+サッカー部1名)がわちゃわちゃしているのが楽しくて好きなのですが、それぞれ好きな人がいたり、何か訳ありっぽい感じだったりで、物語としても面白いです。

最初はどうでもいいと思っていたキャラも、背景が見えてきて、どの子にも愛着が湧くというか…。こんなにたくさんキャラがいてひとりも嫌いな子がいないのがすごいです。
今回は潔癖で人嫌いっぽい鹿谷先輩がやたらと1年と仲良くしたがっている姿に不覚にもときめきました。特に描きおろしのクッキーの話!

もうひとつの描きおろしでは、百合くんと田村とモブが視点固定で3Pしてます。
いいもん見せてもらった~って感じでした。このふたりも大好きです。

限定版小冊子は小3・小6・中2の百合くんと田村です。どっちも全然かわってなくて笑ってしまいました。田村の方は今よりピュアだったのかな…?どちらも可愛いです。

あと、百合くんのストーカーだったジミーが、百合くんに負けず劣らずの変態でした。今後一層の活躍が期待されます。

なにより主人公の遠野君は誰とくっつくのだろう?!と楽しみにしてます。まだまだ結論が出るのは先になりそうですが…。
次巻が楽しみです。

短編集だけど物足りなさはありません

内容も確かめずに作者買いしましたが、すごくよかったです。
特に気に入ったのは「部長に突かれて」「部長に抱かれなかった夜」の連作です。

「部長に突かれて」は、おっ!って感じのどんでん返しがあって(奥さんのブラなのに普通に男性がホックしめて着用できるって変じゃない?と脳内ツッコミを入れていたので、それも伏線だったんだと気付いた時は西田さんすごいと感動しました)物語としての緩急がすごく心地よかったのですが、何よりも最後の1コマの威力がすごかったです。

「部長に抱かれなかった夜」は「部長に突かれて」のふたりのなれそめの話で、結論はわかっているのだけど、結論に至るまでの過程が面白くて、互いに相手の正体に気付いてからの展開が最高でした。ほんと、西田さんってセンスの塊だな~と感心しました。

ちょいちょいある小ネタにいちいち笑ってしまいました。川野社長の顔…レイプ魔の顔…(笑)

花鳥風月 6 コミック

志水ゆき 

何度読んでも幸せな気分になります

皆さん書いておられますが、本当に「火弦が報われてよかった!」の一言に尽きます。

前巻の終わり方で、おそらく6巻で曜明と火弦の関係に何らかの進展がみられるだろうと予想はしていたのですが、これまで全く甘さを感じさせなかった曜明だけに、一体どんな風に火弦の想いに応えるんだろう…とドキドキしていました。
が、実際は予想以上に萌える展開で、久々に漫画読みながら転げまわりました。
一途な気持ちが報われるって最高ですよね!ほんっと火弦、おめでとう!

個人的に一番キュンっとなったのは、(曜明を怒らせたと思って)蹲って泣いていた火弦に、「腹の傷が痛むのか?!」と曜明が駆け寄ったところです。曜明がすごく慌てている姿に、本当に火弦のことを大事に思っているんだな~と感動しました。

私は偶々アマゾンで購入したので描きおろしのリーフレットも入手できましたが、別のお店で買った方はすごくがっかりされただろうなと思います。内容がすっごく素敵だっただけに…!

ウジウジ受が大丈夫ならとってもオススメです

「愛に嬲られる」の続編で、攻めの大貫と受けの新延が既に付き合っているところから話が始まります。
前作を読んでいなくても、作中にこれまでの経緯が少し出てくるので全く話がわからないということはないと思いますが、できれば前作から読まれることをおすすめします。
また、「愛に嬲られる」と「愛に溺れそう」は「好きになるとは何事だ」という作品のスピンオフでもありますが、こちらはちょっとだけ関係する人物が登場するだけなので読まなくても全く問題ありません。

受けの新延は既婚者である元コーチと不倫関係→あっさり捨てられた過去を持ち(前作で描かれています)愛されることに慣れていないためとにかく自分に自信がなく、攻めの大貫と付き合いだして幸せを感じながらも相変わらずウジウジウジウジしています。彼のウジウジっぷりをうざいと感じるかどうかで、この作品の評価が大きく分かれるんじゃないかなと思います。私は全然大丈夫でした。むしろ新延大好きです。
そして大人しい顔をしてけっこうエロい人です。前作ほどの変態性(いい意味で)はありませんが、なんだかんだでノリノリなのが可愛かったです。

一方、大貫は元々は人を愛せないタイプの遊び人だったのですが(これも前作の話)、新延と付き合い始めてからは一途に新延を甘やかす素敵な彼氏に変身していました。新延の面倒くささと付き合うには大貫位の彼氏力が必要なんだな~と妙に感心しました。
ふたりがすれ違ってしまった時も、自分なりにけじめをつけて乗り越えていたのが好印象でした。若さやまともな恋愛経験の乏しさ故に最初は失敗することがあっても、しっかり成長して同じ失敗は繰り返さない人だろうなあと思います。

途中から新延の元交際相手だったコーチが登場して二人の仲をひっかきまわしていきます。ほんとに最初から最後までイヤな奴だったので、ためらうことなく憎めました(笑)。

コーチのせいで二人がすれ違ってしまった時も、誤解が生じるわけじゃなく、互いに事実がわかった上で感情が追い付かない、という感じだったのがとてもよかったです。漫画を読んでいて登場人物が互いに誤解をする(読んでいるこっちは誤解だとわかっているのに…)のが個人的にすごく苦手なので。
最終的にコーチとは上手く縁が切れるのですが、もっとコテンパンに痛めつけてやってもよかったのに…とちょっと思いました。

すごく面白くて、もっと続きが読みたいなと思える作品でした。
もしあったら、もうちょっと甘えられるようになった新延とますます彼氏力に磨きがかかった大貫のラブラブなところが読みたいなー。