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発売を楽しみに待っていたビッチ部の2巻。タイトルはちょっとアレなものの、鮮やかな色遣いの表紙&タイトルの文字の色がエメラルドグリーンという保護色に守られ(?)タイトルが読みづらいのでリアル書店でも買いやすかった☆
という事でレビューを。ごめんなさい、ネタバレ含んでいます。
表紙をめくってすぐのカラーの口絵はやっちゃん。
1巻では数少ない常識人の一人、のイメージでしたが、この絵で彼が持っているのバ〇ブ。あれれ?と思いつつ読み始めました。
序盤はやっちゃん視点のお話。
やっちゃんって、明るくって親切で良い人、のイメージでしたが、実は巨大な猫被りさん。でした。
加島くんとは従兄弟の関係のやっちゃんですが、子どもの頃、親切で、明るくて、みんなの人気者だったのは加島くん。そんな加島くんに憧れを抱き、その気持ちがいつしか憎しみにまで到達してしまっていて。
加島くんのようになりたい。
そして、彼の鼻を明かしてやりたい。
それだけがやっちゃんの行動の原動力。
加島くんは遠野くんが好き。
だから遠野くんと付き合っちゃえば加島くんをぎゃふんといわせられるんじゃね?
という思考回路に至った彼は…。
という出だしで始まりますが、2巻はモーリモリ学園恒例の輪姦学校…ならぬ林間学校でのお話がメイン。
1年生から3年生までシャッフルされグループ分けされる彼らですが、まあ、基本は「ヤリチンビッチ部」の皆さんのドタバタコメディ。
1巻でちょっとずつ小出しにされてきていた部の皆さんのバックボーンや想いが、少しずつ見えてくる巻でした。
1巻ほどはカラミはありませんが、それでも所かまわず、相手もかまわずの濡れ場はあります。
でも、下品になり過ぎない。
彼らが本当に恋してる相手への想いが透けて見えてくるからなんじゃないかな。
蓮っ葉な態度やビッチさんな行動をとりつつも、みんな、恋する男子でめっちゃ可愛いです。
ビッチ部の部員ではないけど、百合くんに恋してるジミーくん(本名・藤咲くん)も大きな存在感を醸し出してました。「あの」百合くんについていけるのは彼しかいないと思う☆
2巻ではあまりエチシーンはありませんでしたが、最後の書き下ろしがエロかった…。
童貞くんを喰っちゃう百合くんと田村くんのお話。
1巻のあのアホでエロい(褒めてます)空気感はこの最後の描き下ろしで堪能できました。
突き抜けた個性を持つ面々がたくさん出てきながら、彼らの秘めた恋心(秘めてない奴も一部いますがw)や複雑な関係を上手に描き切るのはさすがおげれつさんといったところか。
3巻も楽しみです。
一巻でもちらちらとでてきましたが、
今回はやっちゃんの内面にせまった回から始まります。
明るくて可愛くてみんなのアイドルだったやっちゃん。
その本性は実は性格がかなりきつくて…
小さい頃から誰にでも愛される人気者の加島くんに憧れ真似をしています。「優になりたい」から「優に勝ちたい」になるまで拗らせています。
加島くんの遠野くんへの恋心に気づいて、それを利用することにするのですが。
話の流れとしては、林間学校でのみんなの楽しいあれこれ。そして、やっちゃんの本性が遠野くんにバレるまで、というところです。
この作品で好きなところは、キャラクターの設定がきっととても細かいのでブレがなくて、回を追うごとにそれぞれの個性がさらに輝きを増すというところです。
今回も本当にみんなかわいい。
やっちゃんに、他の人には見せない一面を見せてもらえて(口汚く罵られて)一日中ぽわーんと脳が溶けちゃってる田村先輩も。
わかりにくいけど、実は後輩と仲良くしたくて林間学校楽しみな鹿谷くんも。
百合くんを崇めすぎてやばいジミーも。
遠野くんに対して、ザ・恋する男子高校生という感じの加島くんも。
多くて書ききれていませんが…。
こんなにもぶっとんだタイトルとお話なのに、友情、エロ、恋、秘密、劣等感、みたいな青春のいろんな要素が、ごく自然にちりばめられて、その全てが萌えになります。
それぞれがそれぞれの青春を精一杯過ごしていてかわいい。
あまりお下品な印象は受けないのも、そのせいかなと思います。
今回、やっちゃんについてはわりと詳らかになってきましたが、1巻から続く、キャラたちがふとした時の表情から匂わせる、それぞれの抱える思いは、まだまだあきらかにはなりません。
林間学校での川遊びや夕飯作りなどのキラキラした?青春コメディの流れの中に、挟み込まれるようにして、シリアス寄りだったりエロだったり、ピュアな恋愛模様だったりとキャラそれぞれの重要な場面が断片的に入りこんできて、お話に厚みを持たせています。
明美先輩と糸目先輩、二人の間に何があるのか。
百合くんとジミーの進展は。
田村先輩の恋も。
もちろん加島くんと遠野くんのピュアな恋も。
早く見たいという反面、ずっと続いてほしいとも思ってしまいます。
そしてやっぱり、基本的にギャグたっぷりです。笑いました。
個人的には、やっちゃんの素のほうの極悪な笑い方がおもしろかったのと、書き下ろしの百合くんのエラーで笑ってしまいました。
3巻も楽しみです。
大好きな作品の第2巻です。
個性的な写真部の面々(+サッカー部1名)がわちゃわちゃしているのが楽しくて好きなのですが、それぞれ好きな人がいたり、何か訳ありっぽい感じだったりで、物語としても面白いです。
最初はどうでもいいと思っていたキャラも、背景が見えてきて、どの子にも愛着が湧くというか…。こんなにたくさんキャラがいてひとりも嫌いな子がいないのがすごいです。
今回は潔癖で人嫌いっぽい鹿谷先輩がやたらと1年と仲良くしたがっている姿に不覚にもときめきました。特に描きおろしのクッキーの話!
もうひとつの描きおろしでは、百合くんと田村とモブが視点固定で3Pしてます。
いいもん見せてもらった~って感じでした。このふたりも大好きです。
限定版小冊子は小3・小6・中2の百合くんと田村です。どっちも全然かわってなくて笑ってしまいました。田村の方は今よりピュアだったのかな…?どちらも可愛いです。
あと、百合くんのストーカーだったジミーが、百合くんに負けず劣らずの変態でした。今後一層の活躍が期待されます。
なにより主人公の遠野君は誰とくっつくのだろう?!と楽しみにしてます。まだまだ結論が出るのは先になりそうですが…。
次巻が楽しみです。
2巻目から林間学校編が始まります。林間学校って初めて聞いたとき輪姦学校かと思ったのですがさすがに違いました笑。鹿谷くんが頑張って後輩たちに先輩ぶっているところが可愛くて萌えました!あー!!かわいい!!そして百合くんも結構登場してきて百合くん好きにはたまらないと思います!
限定版ではもう本当に百合くんのかわいさとアホさが際立っていてかわいい!!!百合くんは百合くんなんだな、と思えるお話でした。田村くんのつくった卵焼きを食べて「おいぢぃぃいい!!」って言って喜んでいる百合くん本当に天使です... 。是非紙であの百合くんをみてください!!
ほんと下品!でも大好きです。
pixivの時からちょこちょこ見ていたのですが、記憶にないシーンがちょいちょいあって、単に忘れてるだけなのか、書き足して下さってるのかはわかりませんが明美先輩と糸目先輩のおかしな関係が糸目先輩から言い出したことなんて初めて知りました。
特に今回の二巻は林間学校のお話でみんなの意外な一面がまた出てきましたね。特に鹿谷先輩!もうどこから突っ込んだらよいのやら、遠野くんもそりゃ劇画タッチで固まるわっ!百合くんが一番ヤバイ奴だと思っていたけど、違う意味で一番の変態は鹿谷先輩に間違いないですね。それなのに、スイカにかけて一番美味しいものが蜂蜜と答えたときの可愛らしい顔ったら、ズルいです。
それと、みんなでお風呂に入っていたときの糸目先輩の後ろ姿と言うか、首筋から肩にかけてのラインがカッコ良すぎです。その糸目先輩が後輩らしき男の子にせがまれて林のなかでやってるエピソード、終始雄っぽさが出ていて素敵でした。