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表紙を見て、「やった♬」と、小躍りする。加島 × 遠野 が進展することをずっと願ってた。すごーく待ってたよ♡ ヤリ部の面々が個性強過ぎて、それぞれに気になることが多過ぎて。それぞれに魅力的だから、私は一周回ってこのカップルが一番気になってる。
2巻の終わり、皆んなが予想したと思う。雨の中、二人っきりになってしまった、やっちゃんこと、恭介と遠野。恭介の、従兄弟である加島への憧れと嫉妬を拗らせていたことを初めて素直に話せたことで、恭介は多分、遠野を好きになってしまう。これはアカン‼︎ そうなると思っていたよ‼︎
ただ、その気持ちに何となく恭介は気付いて無くて。この気持ちは何だろう、くらいに思っている。加島の想いびとである、遠野を横取り出来たらザマァだな、と思っていただけなのに。ミイラ取りがミイラになる的な感じで、どんどん遠野を意識してるサマが可愛い。憎めない。
ヤリ部がいつでもエッチOKな筈と言うので、上級生に迫られる遠野をカッコ良く飛び込んで助けたりして。恭介はどんどんイイトコを見せてたりして。恭介の部屋で一つのベッドで寝起きしたりは前からしてたけど、これはアカン‼︎ 加島、出遅れておる‼︎ と、ハラハラしてしまう。
加島は加島で気持ちが抑えられなくなって、ちゃんと告白もするのだが。好かれることが多かったであろう、優等生の加島は何だか弱い。押しが弱いのだ。いやーん、もっと頑張れー‼︎ と、手に汗握って応援するしか無い。ああでも、屋上での再告白は良いですね。遠野の表情も、繋いだ手もいい。遠野は遮っちゃったけど、「遠野の好きなとこ」全部、聞いて見たかった。このシーン、とても好きで、何度も読み返してはキュンとする。
プリンは…、きっとフラグだよね。頼まれれば譲っていたプリンの様には、遠野だけは譲れない!と、頑張って欲しい。そして、遠野が加島を好きにならずにはいられないエピソードをどうか描いて欲しい‼︎‼︎ 私はもぅこのカップルを全力で応援してる‼︎
描き下ろしでは、とうとう加島のリビドーが炸裂した妄想がちょこっとだけ見れますが、ウブな遠野がそこまでになるのは、きっと遠い先。(遠い目。)そして、これは『彼シャツ』なんだろうか? と、そんな日が来ることを楽しみにしてしまう。
恭介が猫を被らずに居られるのは、実は田村の前でもその筈なんだけど、田村は田村で、素直になれないので、相変わらず、恭介に「ブス、ドブス!」などと言って進展しない。
しかも部内で乱れているのは前からなんだけど。(田村は百合くんともよくヤッてたしね。)鹿谷先輩ともヤッていて。ちょっと意外な絵面なので驚かされる。鹿谷先輩はドMかもしれない変態だけど、教師と不毛な関係を続けるより、これはこれでアリなのかな?とも思うのだ。
2巻が清々しい林間学校で、エチ度が低かったからか、百合くんとジミーの絡みは濃厚です。ジミーは子供の頃から自傷癖があったので、不穏な記憶がフラッシュバックしたりするけど。多分そこから卒業出来たと思います。そして、百合くんも、初めて好きな人と繋がれたことに感動したんじゃないかな。
明美部長は卒業生のミナミ先輩(美人!)と付き合ってたぽいし。糸目くんと何があるのかは今回も謎のまま。同じく卒業生の秋澤先輩と紺野先生(どちらが攻めなのか?)も付き合ってるみたいだし。続きが気になるカップルが沢山いるので、次に 加島 × 遠野 が見れるのはいつになるんだろう…とヤキモキしちゃうけど、楽しみに待ちます。
今作を読んで、私はBLに無限の可能性(笑
を感じました。
その意味で一番感動したのは、百合くんによる“ローターの散歩”です。
“ローター”の“散歩”ですよ!(二度書いた)
空気入れて飛ばすカエルのおもちゃみたいに、
百合くんが無邪気にペットのローターを散歩させている姿、
そして足音まで自前で付けている姿に、感動すらしました。
すごい、この世界は私の想像力を遥かに超えている!
ストーリーに進展があったのは、他の方々が書いていらっしゃるので割愛して
それでもキャラがブレないのが本当にうれしかったです。
百合くん はローターを散歩させてるし、
ジミー は相変わらず百合くんのベッドの下に潜っているし、
やっちゃん はお腹出して寝てるし、
鹿谷先輩 はブラ付けてるし、
そんな中での、突っ走ったジミーに言う
赤面した百合くんの台詞「も、やめろ…」は反則です。
あまりにかわいすぎて、百合くんの下品さが今やノーカウントになっている…。
この作品、はたまたBL世界の大きさを感じて、
まだまだ知らない楽しみがあるっ!と幸せをかみしめました。
正直、私はこの作品好きじゃなかったんですよ。タイトルの割にエロが全くエロく感じられず、ただのプレイにしか見えない。キャラが多すぎるためごちゃごちゃしすぎてストーリー的にもイマイチ浅い。
恐らく、あまり深く考えずキャラ萌えや、青春のわちゃわちゃ感を楽しむ作品なのだと理解しつつもやっぱりどこか物足りなかった。おげれつ先生の本だから読まなくちゃという義務感だけで読んでいました。
でも3巻は本当に良かったです!!ちゃんと恋愛要素あり、葛藤あり、萌えもある。
1,2巻は個々の濃すぎるキャラ紹介とギャグパート、3巻からようやく内面を掘り下げ、主に2カプ?に焦点を当てた切なめのストーリー展開に入ります。
2巻に引き続き、林間学校の肝試しでみんなとはぐれてしまい、雨が止むまで無人の校舎に避難中の遠野とやっちゃん。
みんなのアイドル・猫をかぶっていたやっちゃんが正体を現した事にショックを受ける遠野。正体がよりにもよって遠野にバレこちらもショック受けまくりのやっちゃん。
「猫かぶってる時のやっちゃん、ちょっと加島に似てる」と言われ、ずっと加島を真似てきた過去を振り返り、『見本』となる加島がいないと自分は人気者になれないと語ります。それに対し、素のやっちゃんを好きだって言ってくれる友達が少しでもいればいいんじゃないかと言う遠野。このことがきっかけで遠野の前では自然体でいることに決めたやっちゃんですが、天使だったやっちゃんに若干萌えを感じていた私としてはやや複雑な気分です…(たまには戻ってきて、天使のやっちゃん)。
無事心配しているみんなの元に戻り、保健室へ向かう遠野と加島。
行方不明の2人を心配し、何も出来なかった自分を責める加島は、遠野の手当をしながら、思わず「好きだ」と後ろから遠野を抱きしめてしまいますが(ここ本当にきゅんきゅん来るすっごくいいシーンです)、遠野に「なんで?男の俺?」と聞かれ「なんでだろう?」と考え込んでしまい…。
結局恋に理由はないと気づき、数日後改めて遠野に想いを告げ、キスするものの「付き合ってもないのにキスすんな!!」と怒られてしまい、お互い意識しつつも恋人同士には至らない2人。
一方、肝試しの件以来、やっちゃんも遠野に想いを寄せ始め…。
この三角関係だけでもややこしいのに、田村先輩も密かにやっちゃんに片思いしており、もはや誰が誰とくっつくのかわからない状態になっております。
さらにここで新キャラ登場。OBのミナミさんと秋澤さん。そして部活の顧問の紺野先生(イケメンです)。どうやら紺野先生は秋澤さんとこっそりつきあっており、ミナミさんも以前明美先輩と何かあった様子。糸目先輩も何か知っているそぶりを見せており、今後の展開が非常に気になります。
さてここで、3巻で一番萌えた2組目のカプ、百合くんとジミー。
今回遂に初Hです!!
まず百合くんが上に乗っかりジミーが攻。
されるがままになりながら
『百合くん、好きです… 大好き』
『すきです…あいしています…』と繰り返すジミー。
更に今度はリバ。百合くんが攻です。
結局時間を忘れてやりまくってしまう2人なのですが、ジミーがね、ともかく幸せそうで感じまくっているのがすごく伝わってくるんですよ。
リバした結果、大好きな百合くんを丸ごと愛せておかしくなっちゃいそうなジミーが非常にかわいらしく、リバにはこういう側面もあるんだな~と改めて感心してみたり。
ヤリ部でいろんなH見てきたけど、今回初めて「ちゃんとしたエロいセックス」を見たような気持ちになりました。
バイブやモブ相手のHにはなんらエロさを感じなかったのに、今回なぜか感動すらしてしまったのはきっと、ジミーの深すぎる思いが実ったから。
愛あるHにはきっと何も敵わないと私は思う。
百合くんもね、たまーに、ぽろっと人間語話すんですよ。
そしてサングラスの下に見せた百合くんの涙をぺろっと舐めるジミー。
もう萌えしかないです。
描き下ろしは、前半ギャグなのですが、加島と遠野の甘酸っぱいお話が読めます。
1,2巻よりぐっと内容が濃くなり、ようやくおげれつ先生っぽくなってきたこの作品、これからもより深みを増すことを願って、神評価とさせて頂きます。
3巻ということで!DVD付きを必死に探しましたが、どこも売り切れで泣く泣くマンガのみ……
まずなんと言っても、作画の綺麗さ。安定のイケメン尽くしで最高でした✨おげれつ先生の新刊が出るたび思うことの一つが「男の子イケメンすぎ!」です。めちゃくちゃ美形揃いでありがとうございます。
推しについて。たむ先輩がチラチラ出てきててありがたかったです。やっちゃんを気にして「ブスブス」言いながら近づいてる感じ……ああかわいい!!さすが我が推し!!尊いよ!!不器用なチャラ男ごちそうさまです
そしてそして、加島イケメンすぎて
加島はどのカットでもめちゃくちゃかっこよくてほんとかっこよくてかっこいい(語彙力)
遠野にいよいよ想いを伝えて、遠野も意識し始めてて……いい調子です!好きになった理由がカメラ映りの美しさって!どこまでイケメンなんすか!もう!最高の二人なのでぜひくっついて!んでんで、やっちゃんはたむ先輩とくっつきますよーに
ジミーと百合くんいい感じですね…百合くんの本音が出たり、素顔がちらっと見えたり……今後の百合くんジミーコンビにも期待したいです!!
過去の先輩のエピソードも出てきて盛り上がってます!!大好きな作品です!!今後もずっとずっと追いかけます!!
未熟な読み手なので(^-^;、正直2巻まで、そんなに刺さってなかったのですが、3巻から「いやいやいやいやこれは…!」と今までの印象が覆ってしまいました。
林間学校の肝試し中に崖から滑り落ちて、仲間とはぐれた遠野とやっちゃん(矢口)。二人を心配する仲間の輪の中から、それぞれのキャラクターの性格(本性)が浮かび上がってきて興味深いです。さらに、雨宿りした廃校でうっかり本性を出してしまうやっちゃん。そこからやっちゃんの屈折した加島への思いが明かされます。(この辺の心理描写さすが…)天使の本性を知ってしまい、なかなかのショックを受けるものの、〝そのままでいい””好き度は変わらない”という遠野のやさしさにほのぼのします。そしてやっちゃんのスイッチ(?)も入ってしまいます。田村→やっちゃん→遠野←加島ってなんか、相関関係がすごいことになって、今後の展開もすごいことになりそうで、ワクワクします。
感情表現が、加島(一番わかりやすい)以外のひとたちが個性的なのですぎて、読みながら「これって?」と、パズルを解き明かすような楽しさを感じます。とはいえ、おげたな先生なだけに、実は加島にも複雑怪奇な裏の部分があったりして…と油断できません。今回は矢口だけでなくヤリ部の人々の本性が垣間見える表現がちょいちょい見受けられてゾワゾワしてしまいました。
百合くんとジミーがすごいことになってるんですが(壮絶なgive-and-take)、これから百合くんの素顔(ジミーはなんとなくわかってきた)が徐々に明かされるのかなぁとますます期待大です。
嗜好を超えて読ませるものがある作家さんだなと、本当に感心しまくってしまうのですが、もう、なんか、これは最終的にすんごい作品になっちゃうんじゃないんでしょうか…(の予感)。