幻の作品となりかけてるシリーズ
紙なら探せば見つかるのかな。電子で買いたい人もいるだろうな。
◾️久遠×宮内
さちも先生の作品ではこの2人が頭2つぐらい抜けて良いです!!関係性も展開も良い。やっぱり数多の試練を乗り越える様が王道のトキメキを与えてくれるものよ。失恋&主従好きとして宮内のポジションはたまらなかったのだけど、そこにぶつけられた久遠がいいんですよね〜真っ直ぐで。初手で「無様」と罵られながらイク攻めて。SMモノでもなかなかないぞ。
主従関係での恋愛感情、犬猿の仲、その上さらにβ受けと障害目白押し。宮内の出自はさらに盛り過ぎな気もしたけれど、まぁここまでやるなら振り切った方がよいでしょうと!久藤のレイプ被害にあった過去も、攻めにはあまりないソレ。「無様」といい、パンチ効いた攻めだ久藤。そして親に泣いてすがれる久藤は本質スレてない感じがすごい。本気でグレてたらそんなこと出来ませんて。まぁ彼も次郎程ではないにしろ大切に甘やかされて育ったのよね。家庭環境に影がある人物に光をもたらすにはやはり根っこが温かいお相手でなければ。名前も"優しい人"だしな〜
やや宮内の気持ちの変化が駆け足な気もしますけど、Answerがあると思えばね!
◾️駿人(inアメリカ)×優士(叔父)
優士の人となりがやっと紐解かれました。いつの日にか運動会で家族以外の中に居る学生の駿人をカメラ越しに新鮮に見つめた優士でしたが、友人の中に居る優士はあぁこういう人なんだなと。そして1人になるとこうなってしまう人なんだなと。コウのモノローグがまさにです。これ、モノローグなくても読者は察せられると思うんですけど、モノローグを秀良子先生がわざわざ入れた意味よ。より強く、そこに残る。必要とされたくて、居場所が欲しいタイプなんだろうか。
もしも駿人が国枝さんと付き合ってうまくいって、優士の居るところに帰らない未来を選択していたとしたら、優士はなんだかんだ学生時代の友達に紹介された女の子と付き合って、なんだかんだそれなりに生きていったのかもしれない。それもまた人生。
結局、優士の感情が恋愛なのか分からないですけど、彼らは双方が双方を必要としていて、一番幸せな形におさまったのなら良いことなんでしょうね。
とても面白い作品でした。8年楽しませてもらって、どうやらまだ楽しめるようで、ありがたい。
きっかちゃんの予言通りバリクソいい男に育った駿人が童貞とか。たまんないね!
◾️主水(モンティ,広告代理店エリート)×愛論(メロン,いちご)
やっぱり未散先生好きだなぁ
道で受けを拾う系漫画も未散先生が描けば自分好みの作品になるという。結局描く人次第なんです。先生の作品には"いい仲間"も出て来がちですね。主役CPのいずれかが人を惹きつける魅力ある人間なことが多い。
現実味と非現実味の塩梅が好きでした。SNSでバズる展開は予想通りだったけど、それでトントン拍子に借金返せちゃうって流れではなかったとこも好き。しかし引っ越しはしたほうがいいと思う。
ラブを自覚した後から特に漫画全体のラブ感がもりもりで尻上がりに好きです。主水の淡々としつつもメロンラブな様もかなり良い。そんな電子書籍おまけ1枚だったので、紙購入の方でソコ推しなお仲間は是非。
38歳!!!上巻の感想書きつつこの2人が38歳という事実を再度噛み締めてくらっくらしてます。はぁ…妹は離婚するし、同期は減ってくし、部下はやんちゃだし、責任はあるし、親も倒れる…そんな年齢で神谷はさ〜初めてさ〜〜あー!!最高!最高!!
あまり取り乱した感想を書かないのですが、なんかもう良すぎて落ち着いてられません。
描き下ろしのケーキのくだり、神谷さん可愛すぎてどうした?電子限定おまけ漫画は2人とも可愛すぎてどうした?
梶さんは元々でろっでろに甘いし、「ごめん」が言えるスーパーいい男でしたけど、これでなんでバツイチなのか。まぁ仕事してるとこまで見てないとアレかな〜部下のポケットにタクシー代突っ込める男はやっぱ独身なのかな〜
心の叫びみたいになってきました。つまり最高でした。
夢のような本でした。上下巻!2冊も読める!上が終わってもまだ!!まだ読める!!!
いや〜これは神以外ないです。大人の働く男セクシーすぎるでしょう。ただでさえ寡黙なガタイ良い攻め(梶)×ツン気味インテリ美人受け(神谷)なんて大好物ですのに、ここまでしっかり働かれたら言うことありません。今まさにこの作品はオフィスラブの頂点に立ちました。
職場でのキスシーンがたまらん。何も言わずにキスするのたまらん。横からのアングル、ワイシャツが胸筋でぴちぴちしてるのがたまらん。ストーリーも作画も、これを私は読みたかったんですと声を大にして言える。
演出もめちゃくちゃ上手いんですよ。傘のシーンとかね。わざわざ心内のセリフを書かずにしっかり全てを伝えてくれるこの漫画力。それでいて"無駄な"すれ違いなどさせずにテンポよく進めてくれる漫画力。里つばめ先生…好きです。
特定分野の内容がしっかり描かれてる作品てやはり面白い!自分の知らない業界のあれやこれやが自然に出てきて興味深いです。
おげれつたなか先生の今までの作品とはだいぶ違う印象でした。童貞攻めは童貞攻めでも、そこまでモッサリしてなかったし。コメディ要素や変顔も限りなく薄く、エロもいつものようなどエロではない。おげれつたなか先生の作品が苦手だった方も再挑戦してみるといいかもなと思う雰囲気です。逆に今までのアレが好きだとびっくりしますけど、また違った良さがあります。
恋愛部分よりゲーム作りにかなり重きが置かれていたので、恋愛部分の添え物感があったかな。一冊完結で両方バランス良くは難しい。この葛藤は創作以外でも言えることで、人と比べるってホント鬼門。良くもなり悪くもなる取扱に注意が必要な"人と比べる"。
あのサイトの雑記、専門のお友達の女の子はひょっとしたら読んでたのかな〜