かしこまりました、デスティニー (下)

kashikomarimashita destiny

恭依从命

かしこまりました、デスティニー (下)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神282
  • 萌×268
  • 萌33
  • 中立7
  • しゅみじゃない13

--

レビュー数
25
得点
1788
評価数
403
平均
4.5 / 5
神率
70%
著者
さちも 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
ポーバックスTHE OMEGAVERSE PROJECT COMICS
シリーズ
かしこまりました、デスティニー
発売日
ISBN
9784865891973

あらすじ

不器用でまっすぐな執事長×元主に恋をする執事

西園寺(さいおんじ)家の執事長をしている久藤(くどう)は自分にも他人にも厳しい強面。
東條(とうじょう)家の元御曹司•葵(あおい)とともに西園寺家で働くようになった東條家の元執事•宮内(みやうち)
とは犬猿の仲で、口喧嘩が絶えない日々。
宮内のことを口達者で執事のくせにロンゲないけすかない野郎だと思っていた久藤。
しかし宮内の葵への恋心を知り、次第に宮内を放っておけなくなる。
葵との主従関係が解消されて自由に恋愛が出来る状態にありながら、葵の恋路を応援する宮内。
久藤は押し殺した気持ちを独り抱え込む宮内を、抱きしめずにはいられなかった。
気付いた時には、片想いの、片想い。

意地っ張りな執事2人の不格好なシンデレラストーリー。

表題作かしこまりました、デスティニー (下)

久藤(α)/ 次郎付き執事兼執事長
宮内(β) / 元葵付き執事

同時収録作品かしこまりました、デスティニー

西園寺次郎 α
葵 Ω

その他の収録作品

  • とある使用人の独白(描き下ろし)
  • かしこまりました、運命(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数25

優しい人

幻の作品となりかけてるシリーズ
紙なら探せば見つかるのかな。電子で買いたい人もいるだろうな。

◾️久遠×宮内
さちも先生の作品ではこの2人が頭2つぐらい抜けて良いです!!関係性も展開も良い。やっぱり数多の試練を乗り越える様が王道のトキメキを与えてくれるものよ。失恋&主従好きとして宮内のポジションはたまらなかったのだけど、そこにぶつけられた久遠がいいんですよね〜真っ直ぐで。初手で「無様」と罵られながらイク攻めて。SMモノでもなかなかないぞ。

主従関係での恋愛感情、犬猿の仲、その上さらにβ受けと障害目白押し。宮内の出自はさらに盛り過ぎな気もしたけれど、まぁここまでやるなら振り切った方がよいでしょうと!久藤のレイプ被害にあった過去も、攻めにはあまらないソレ。「無様」といい、パンチ効いた攻めだ久藤。そして親に泣いてすがれる久藤は本質スレてない感じがすごい。本気でグレてたらそんなこと出来ませんて。まぁ彼も次郎程ではないにしろ大切に甘やかされて育ったのよね。家庭環境に影がある人物に光をもたらすにはやはり根っこが温かいお相手でなければ。名前も"優しい人"だしな〜

やや宮内の気持ちの変化が駆け足な気もしますけど、Answerがあると思えばね!

0

あの方の幸せが私の幸せ。自分の人生を生きる事を教えてくれる人。

(誰よりも『幸せ』になれ!俺よりもだ。」葵の強い言葉に何度でも、何度でも号泣。

次郎と葵がめでたく番い。ずっと愛する葵の幸せだけを願って来た、宮内。
自分の幸せよりも、葵様の幸せが全て。
言葉は少々悪い、自称ひねくれ者の宮内の、心の救済の物語。

そんな宮内の苦しい胸の内を思い、惹かれずにはいられない久藤。
固く閉じられ、何かを諦めてしまったかの様に見える宮内に、自分の人生を生きる事を、信じられる想いを、不器用ながら実直に伝えようとする久藤。
強面の久藤の思わぬ可愛らしさが見られる巻でもあります。
宮内は、打ち捨てられた子供であったという経歴と、β性であるという事で。αとΩの様な、運命には関われないと、何処か諦念している。
αである久藤の事も。それでもその胸の内には、『誰かの特別でありたい』と願った強い想いは消せなくて。燻り続けている。
宮内は確かに幼ない葵の「特別」であったし、結ばれる「運命」は次郎だったけれども。
それは「特別」であった事に変わりは無いのです。

後半はサラッと流されてしまいましたが、次郎の父・太郎の、失踪した元妻が、使用人との間に作った子供が宮内らしい、という事が明かされていて。その元妻は、西園寺家を出て以降、運命の番に出逢って幸せに暮らしているという。元妻が、太郎との間に次郎を産んだので、次郎と宮内は母違い(⁈)の兄弟であったと明かされるものの。元妻が、使用人も、太郎も、生まれた子供・次郎も捨てて、運命の元に走ったと見れば、そんな胸クソな話は無い!とも思うんだが。これ、要りました⁈っていう。宮内の産みの親(母親)はαを憎悪したまま、貧困の末に他界していて。その後の宮内少年の暗い影となっている。
運命に翻弄されて、運命に負けたカップルも確かに現存するこの世界の中で。
強く生きて行こうとする、久藤と宮内の葛藤と幸せは「〜Answer〜」へと続く。

葵の熱くて優しい言葉を受けて「かしこまりました。」と言う宮内。
この言葉こそ、ああ「かしこまりました、(私の)ディスティニー(運命)」なのだなぁ、としみじみ味わってみるのだ。

0

元々純粋だからこそ、取り繕うようになってしまう

 水と油だった久藤と宮内がメインの物語、ワクワクしながら読み進めました。メインキャラになって宮内の少し冷めた部分というか、物事や世の中を斜に構えて見がちな性格がよくフォーカスされていたので、実は彼の葵に対する感情も、上巻で読み取れたもの以外に何かあったのだろうかと構えました。が、そこには疑いの余地はなかったようでほっとひと安心。彼の人生を知れば、Ωと蔑まれながらも自分よりは確実に恵まれた環境にいる葵に、黒い感情を抱いたってけっしておかしくはなかったと思います。けれど、そこで葵のために尽くそうと心に誓った彼は、自分で思っているほど捻くれた人間ではないんじゃないかな。

 宮内の葵に対する感情は、主人への敬愛であり、人間としての好意であり、劣等種として陰口を叩かれ続ける中で、手と手を握り合って生きてきた自分の半身のような存在への情でもあるように感じました。それだけ複雑で深い絆を培ってきた相手が、他の男の伴侶となる喪失感は、きっと凡人には想像できないほど大きい。十分ハピエンでしたが、真にそれを埋められるだけの存在になるには、久藤が宮内と過ごした時間はまだまだ足らないと思います。単純に時間で比べるなら相当の根気が必要なはず。でも恐らく近い内に、葵と宮内の過ごした時間を軽く超えてしまうような想いの深さを、久藤は宮内に感じさせてくれるのかなと期待しています。

0

受けのあまりの切なさに泣く、、、

「久藤(‪α‬)」×「宮内(β)」の執事カプのお話です


もう、これは、泣ける(断言)。
私は、ほんっとに「涙腺崩壊」というか「精神崩壊」ってレベで泣けました。
その泣けたポイントをご紹介、、、

葵(‪運命の番と結ばれたΩ)が妊娠した事が発覚した事で、ずっと葵の「一番」になりたいと願っていた宮内は、久藤の前で昔を思い出して涙を零してしまうのです。
久藤はそれを見ておもわず抱きしめてしまい、それによって自分の恋心に気づきます。

このね、宮内の回想シーンから泣くまでのとこが、本当にたまらない……
「宮内はね、ぼくの王子様だよ」
なんて言う葵は、性別を意識することなく、これから自分がその性別によってどれだけ苦しむのかをまだ知らず、無邪気に笑うのです。
そんな幼い頃から葵を守り、愛し、「一番」の存在になりたかった宮内は、
「誰…よりも…っ」
と、零して泣きます。
βだからβだからと、このシリーズで1番「性別」というのに苦しむのは、断言します、宮内です。


あともう一つ…宮内がずっと美しい。可愛い。尊い。
街中に2人で出かけた時に、見知らぬΩが発情期になってしまうのですが、
その時に宮内が久藤を連れて裏路地へ行くんです。
それって、なんていうかもう、「久藤に運命の番がを見つけて欲しくない」ってことじゃないですか
「自分以外の所へ行かないで欲しい」っていう想いの前兆だと思うんです

それに、久藤に「この運命じゃご不満か」と言われたあとの照れ顔……
もう、めちゃ惹かれてるやん!!!

「誰かにとって特別な存在」に自分がなるというのが、宮内にとっての夢なんでしょうね……(T^T)
巻の最後の方でのエッチで、噛み跡を残して欲しい、とβながら久藤にお願いしたりするのも、
「特別な存在」である証が欲しいのだと思います。
でもね、
そこで「俺は、お前をΩにしたいわけじゃねぇよ」と言う久藤も好き……
……ヤンキー顔な人ほど根は優しい理論は、やはり成立すると思うんですよね、はい。

…若干話が逸れました。
つまりはですね、
「完璧な執事・宮内」と「ヤンキー顔で周りから怖いと言われる・久藤」
⤴︎ ⤴︎⤴︎こんな2人なのに、一緒にいる時だけはすぐ照れたりしちゃう……
そう、ギャップ萌えなのですよ!!!


これだけ、愛する人の幸せだけを願ってきた宮内には幸せになって欲しい…
その一心です。
久藤の過去もかなり壮絶なものでしたので、お互い過去や性別に囚われすぎず、愛し合って欲しいものです(T^T)

次巻からもかなり泣けます

0

よだれたらしながら読んでました

αxβほど性癖にささるものはないですごちそうさまです…
αxΩも好きですけど、大体展開が読めているので、運命に関わらずお互いが好きという設定はもう最高でした…
しかも!プライドが高い受け!
大好きです。

1

最推しすぎる…

BL本の中で、一番好きな作品です!というか、久藤×宮内はレジェンドすぎるホモCPです…

久藤さんのイケメンみがすごいです…スペックがスパダリなのに宮内さんに対して優しすぎて切ないです!!あと、最中にかわいい…とか好きだ…とか言っちゃうところが罪だと思うんです

ほんっっっと!宮内さんが幸せになれてうれしい!!

1

執事達の大人な恋愛

上巻の続きかと思いきやまさかの執事編。

αとβという関係性での、一歩引いてしまったりぐいぐい押してみたり…
上巻の話が、運命に抗うお話ならばこちらは運命がないからこその、運命を欲しがるお話。どうしようもなく惹かれあってしまう執事達の、苦くて少し甘い恋愛は最高においしかったです…
シーンは他のに比べて少な目でしたが、こころの動いていく様子がじっくり描かれており心理描写がわかりやすい。また、簡単に二人がラブラブにならないという点も萌えるポイントです。
上下巻同時買いをおすすめします!

1

下巻の方がドラマチック

上巻で次郎と葵が結ばれた後、さて次は西園寺家執事長の久藤(α)x葵の執事宮内(β)のCPです。
葵が妊娠して、どうしても動揺して涙する宮内に惹かれ始める久藤。
宮内の事が知りたいから、自分の過去にあった事件を打ち明ける。
つられるように自分の生い立ちや汚されていた事などを話し始める宮内。
宮内は久藤に恋してたわけじゃなかったと思う。やはりどこか葵の喪失感、空っぽになったような感情、そこに入ってこようとする久藤にαの傲慢さを感じつつ、自分の体を投げ出したような感覚があったと思う。自分もお綺麗なカラダじゃあるまいし、みたいな。
でも抱き合って、確かに久藤の心が伝わってきたのかな…痛くない悲しくもない、それなら幸せなのか、の涙が溢れて。
(宮内の本当の出自、これは無くても良かったような気もします)

葵が産んだ双子ちゃん、宮内にとっても懐いています。
葵は自分の執事としての宮内に命令します。『誰よりも「幸せ」になれ 俺よりもだ』
知っていたんですね。自分の幸せのずっと後ろに静かに宮内がいた事。
どうしてもαとΩが中心になるオメガバース世界で、αxβの「幸せ」の形はまだ本作でも示されないけど、久藤!気合い入れて愛して下さい。

3

いただきました、デスティニー


上巻読んだ勢いのまま下巻をと思い、手にとってはたと。そういえばデスティニーってなんだっけ?(笑)
最後に驚きたくて最後に調べよう、思い出すなと思ってページを捲り始めたら、すぐネタバレしてくれました。ふ、ふーん?……かしこまりました読み始めよう▼

やはり、久藤(攻め)が良い子…。ツンデレだけどツンデレというより人間らしくて安心させてくれます。
その久藤の過去、遊んでいた頃の話の「妊娠の心配ないΩ」って何…?αに対してでも?オメガバースは奥が深い…

そしてその相手の宮内。上巻から泣かせてくれまして、早く幸せになってほしかった。宮内はここにいる誰よりも強いと思います。宮内が強いという葵よりも本当は…
だからこそ心配で、無意識の内に、上巻のふたりだって乗り越えた色々の先の嬉しいことではあるけれど宮内には傷を付けてしまうあれこれから救ってほしくて。 久藤ー!(宮内を)助けてー!!って途中から何度も。(笑) それが押せ押せ久藤!!に変わったりもしました。
宮内が身を引こうとするのは2回目です。葵の時も引いたのに…そんなんだめですよね!!許せん

…久藤が、宮内の生きやすかったであろう世界を見て尚「それじゃきっと逢えなかった」って。云う台詞が好き。お前はこっちの方が幸せだろうで終る久藤だったらギリギリしてました。歯軋り。
そこでΩにあてられるαである久藤の心配?する宮内が…!!(ぎゅーん)

跪坐いて手の甲にキス(幼い頃宮内が葵にしてやってた)をして「この運命じゃご不満か?」の久藤が…!

宮内は誰かの、葵のでも王子じゃなかった、お姫様だった……!(拍手)

「久藤は子離れができない母親っぽいけど宮内はなんつーか…兄貴が居たらあんな感じ」

一番共感しました。
そうしたら、まさかの…本当の兄…ゴホンッ関係でした……ここ重要。☝︎

本編の後のSS、外から見た宮内。とっても可愛くて、どうしてか「普通の(かわいい)」人だって思われている彼を見て涙が出ました。
もうひとつのSSは、"葵様"のあざと回収になります。んー、先に幸せになったひとがどれだけ幸せにできなかったひとの前で泣いてもそれは株上げになってしまうような気がして……黒いですが。葵がちゃんと、ごめんも含め宮内の為に泣いているのだったらいいなぁ。救われようとして、はいかん。

もっとえちくれ…は上巻でもいいましたので。笑

ただひとつ願うのなら、
久藤と宮内の御子くれ……っ!!(切実に)この目で拝みたい。愛でたい、です。

泣いて頼みます。いーい父ちゃん母ちゃんになりそう…;;

え? 絶対、かかあ天下だから。

1

運命に翻弄されながら、運命を信じる宮内が綺麗で…

主人カップルの上巻より、執事たちの下巻のほうが好きです。
というか、上巻は宮内の切なさを際立たせるための前奏曲で、宮内が幸せになってくれさえすれば…と願いながら読んだシリーズでした。

オメガバースのαとΩには引き寄せられて逃れられない運命の番(つがい)がいる。
執事の宮内は、主人の葵(Ω)に誰よりも幸せになって欲しいと願っているけれど、それはβの自分にはできない辛さ、葵が運命の番・次郎(α)と結ばれるのを助けるひたむきさ…
葵の幸せが自分の幸せだと、自分を殺している宮内が切ない。
でも宮内は残酷な運命を呪いながら、どこかで運命を信じたい純粋な気持ちがあるんですよね。

そこに次郎の執事・久藤(α)が登場します。
久藤は裏表がないタイプで、宮内の心を開かせるために、αでいい気になっていた自分がレイプされた黒歴史を話し、「他人のために幸せを諦めるのは馬鹿だ、頑張った奴は幸せになるべきだ」と怒る。
すごくシンプルで、真っ直ぐな久藤の言葉だから、捻くれていた宮内にも届いたのだと思う。

そしてエッチは久藤が慌てるほど、大人な宮内が積極的です。
久藤の想いを宮内が受け入れて、二人が一緒に生きていくことを決めたこの瞬間が、タイトル「かしこまりました、デスティニー」で、宮内は幸せな運命を手に入れるんだな。

描き下ろしは、葵の双子の子供達が宮内を王子様扱いする話。
そこで葵が「自分は二人の王子様に救われた」「幸せになれ。俺よりも」と宮内に命令するのが…泣けました!
宮内は葵と番として結ばれることはなかったけど、宮内が葵を長年大事にしてきた想いはちゃんと報われていて、胸のつかえがとれました。

8

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