電子限定おまけマンガ付
里つばめ先生のエリートシリーズ。
『俺が好きなら跪け』のスピンオフになります。
東都第一銀行本店M&A事業部次長 梶 孝臣と営業第二部次長 神谷 恵一のお話。
同期の飲み会の帰りに、自宅に帰るのが面倒でホテルに泊まることにした梶と神谷。
ダブルベッドで寝ていた梶が目を覚ますと、騎乗位になっている神谷がいました。
「事故みたいなもんだと思って 忘れろ」
その日から、梶の中で何かが変わって…。
CRAFT SERIESで連載している時からコミックスになるのを待っていました~。
こちらの作品は『俺が好きなら跪け』より、せつなさと色気が加わった大人テイストの仕上がりになっています。
里つばめ先生の丁寧な絵柄と絶妙なストーリー展開、そして個性的なキャラで他のシリーズ同様に物語に惹き込まれました。
また、銀行内部の会話や打ち合わせなどリアリティがあり、お仕事BLとしても読み応えがあります。
ファンの方には加藤と松田のCPが本編だけでなく帯にも登場するので嬉しいサプライズになっていますね。
東都第一銀行本店ライバル同期の2人。
M&A事業部次長の梶はワーカホリックでバツイチ不愛想のノンケ。
営業第二部次長の神谷はクール美人でインテリ独身のゲイ。
そこまで親しかったわけではない2人ですが、神谷が梶の寝込みを襲ったことで関係が大きく変わります。
「事故」としてなかったことにしようとする神谷に対し、梶は意外にも「俺とつきあえ」と迫りました。
おそらく、梶は神谷のことが心のどこかで気になっていたのでしょう。
…梶の好きなタイプは、スラっと背が高くて気が強いインテリタイプ!
おぉ!神谷にピッタリ当てはまる(笑)
ちなみに、神谷はかなりの美人ですが…隠れビッチです(笑)
もしかしたら、それも梶の独占欲を掻き立てる要因の一つなのかも知れませんね。
上巻では、大人だからこそ「上手くやれない」2人の恋愛の駆け引きを見守れます。
いつもは冷静で落ち着いている梶と神谷ですが、情熱的になる場面もあるのでドキドキしながら読めました。
ノンケの梶に神谷は本気になれないようですが、下巻では梶の想いが伝わるといいな~。
このお話の上巻には当て馬として、神谷の別れたセフレ 杉本が登場します。
彼女がいるのに神谷と別れたら軽くストーカーになったクズですが、最後は梶にトドメを刺されました(笑)
脇キャラとしては、加藤と松田以外に梶と神谷の同期で営業第一部の宮川次長が登場します。
宮川次長は下巻でも登場するのでチェックして下さいね。
Hシーンは、すごく良かったです!
2人はベッドでも駆け引きをしているので甘さはないのですが、エロティックな雰囲気で臨場感がありました。
最初の寝込みを襲われた時とは異なり、自分の意思で丁寧に神谷を抱く梶。
そんな梶の「離したくねえな」のセリフにはキュンキュンしました (〃ω〃)
きっと、神谷はこんな抱かれ方をしたのは初めてだったのでは?
一生、神谷を離さないで~!
描き下ろし『キックオフ』
本編のプロローグになります。
期待を裏切らない面白さで、『俺が好きなら跪け』にも負けず劣らずのクオリティです。
里つばめ先生のファンの方はもちろん、大人のラブロマンスがお好きな方にもご満足いただけると思いますよ。
果たしてノンケ梶の本気はゲイ神谷に伝わるのか?
上下巻が同時発売で本当に良かった(泣)
「俺が好きなら跪け」スピンオフ。
めちゃくちゃ良かったです…!!!
萌えすぎて何度天を仰いだことか+゚。*(;///;)*。゚+
「跪け」が若者らしい青臭さが魅力としたら、
こちらは熟成された大人の"ー間ー"が絶品の味わい。
メンズラブの萌えが特大に詰まっていました…!!!
なんていうのかな…。
良い感じに肩の力が抜けた気負いない大人感もあれば、
大人だからこそすんなりいかない難しさもあって。
流れに身を任すのが心地良い甘さを見せた次には、
キリッとしたビジネスマンの顔に変貌したり。
近づいたり離れたりの距離感が絶妙!!!絶妙ッッ!!!
はふーーーーー(∩´///`∩)(魂抜ける音)
この緩急が萌えにドスドス刺さって床ローリングで悶えました////
また恋愛を抜きにしても同期の信頼感がみえるのも良きなんですね。
ライバルの側面もあるけれど共に戦ってきた仲間でもあり、言葉にしなくても通ずる部分もある。
特別仲が良いわけでも悪いわけでもない。
そんな2人が物陰でチューしてたら堪んないですって!ほんとも~~~~~~~ッッ!!!!(///Д///)~33
というメンズラブが上下ジックリ味わえて最高でした♡
さてさて。上巻の感想です。
攻め:梶(上巻表紙の人)はノンケ。
受け:神谷(下巻表紙の人)はゲイ。、、、です。
始まりは突然でした。寝ている梶の上で神谷が腰を振っている。
状況に追いつけない梶に神谷は「目瞑ってろ」と言ってセックス続行。
その後の神谷は何事もなかったような態度ですが、
梶の中はガラリと変わっていてーーーー。
梶が神谷に恋色や執着を見せるようになり、
神谷の中も感情も引きずり出されていきます。
上にも書いたけれど、距離感の緩急が萌え!!!!
職場の会議室。ふと言葉が途切れた「ーーー…」の間で
空気が一気に濃密になるのがも~~~~堪らんです////
それまで涼しい顔してた神谷が梶の首に手を回して、
梶は神谷の腰をグッと引き寄せて、
4Pに及ぶキスシーンに大興奮ッッッ(///Д///)!!!!
あまりにツボ過ぎてここのループ読みは抜け出せない。
そんで梶という男がこれまたイイ男でして。
武骨な愛情表現がストレートにくるんですよ~~////
「好き」とか言いそうにないキャラだと思ってたら…。
自分の駄目なとこはすぐ直そうとするのに愛情を感じる。
ホンットねニヤニヤが止まらなくなるんですよ~。
(↑この時点でまだ上巻の半分)
(半分でどんだけ床を転がっただろうか…)
最初のエッチは神谷の一方的な挿入行為のみ。
2度目はお互い素面で向き合ってっていう差も良きです。
梶のガッツキ加減も萌えるんですけど、
ノンケの梶に…という神谷の戸惑いも切なキュン…!
(対面座位に愛情を感じるのは私だけでしょうか?)
(なんか知らんがこのCPの対面座位がめっちゃ好きだ)
描き下ろしは冒頭の襲いセックスに流れた経緯を。
この時点では純粋な同期だったのに…と思うとニヤニヤしちゃいました♡
『俺が好きなら跪け』のスピンオフです。
前作の主人公・加藤&松田もチラチラ登場しますが、未読でも問題ありません。
(こちらもめっちゃ面白いので未読の方にはオススメです)
仕事ができるイイ男同士のやり取りにキュンキュンさせられた!
男同士の対等な媚びない関係に萌えまくりました。
里先生の描くスーツの男って、どうしてこんなにカッコよくて色気があるんだろう。萌え過ぎて辛い。
前作同様、東都第一銀行本店を舞台に描かれるバンカー同士の恋愛模様。
主人公は、第二営業部次長・神谷とM&A事業部次長・梶。
神谷は、クールで仕事のできる美人だけど、実はゲイでビッチ。
一方、梶は無愛想なバツイチのワーカホリックで堅物な印象。
真逆な雰囲気の二人ですが、ある日、目覚めた梶の上で神谷が腰を振っていてーー…!?
セフレと別れて溜まっていたと言う神谷に乗っかられ、そこから神谷を意識していく梶。
男らしく交際を提案する梶ですが、神谷にその気はなくて──
二人の恋の駆け引きですが、好きになった方が負けなのかな?
今のところ、梶は神谷に敵わない印象。
だけど、梶もやられてばかりではない。
都合よく神谷に誘われても、「ざっけんなよ」と一蹴‼︎
好きだからといって、簡単に尻尾を振らない梶がかっこ良くてトキメキました♡
それでも梶の執着愛は神谷の想像を超えていて、初めてともいえる男相手のセックスにも積極的に責めまくります。
セックス中の会話も全然甘くないなぁーなんて思っていたら、最後の「離したくねえな」という梶からの萌爆弾に爆死しました♡
はぁ〜ヤバい。
萌えすぎてヤバい。
バンカーとしてのやり取りもカッコよくて痺れました。
梶の事が好きな神谷と、神谷の将来を見据えつつも、どうせ続かない……と、最初から期待しないスタンスの梶。
神谷は難攻不落の梶を落とせるのか?
上下巻同時発売が本当にありがたい!
一気読み必至です‼︎
スピンオフ作品とは知らずに読み始めましたが、
ストーリーの理解など特に問題なく楽しく読了しました。
むしろ、こちらが良すぎたので原作の方も読んでみたいと思いました♬
ある晩、梶が目を覚ますと、同僚の神谷が自分の上で腰を振っていた。
ここで本書が今シリーズ初お目見えの私は恋人同士なの?と思いかけますが、
二人は東都第一銀行のM&A事業部次長と営業第二部次長、とそれだけの関係。
同性に、しかも同期に乗っかられておきがながら、
妙に落ち着いている梶になぜ…?と思っていたら
「お前が俺に惚れてんならつきあうかって言ってんだよ」
といきなり大胆な展開に!
まどろっこしい前置き抜きでいきなり始まるオフィス・ラブの予感に
一気に引き込まれ、鼻息荒くページを捲りました♥♥♥
けれど、この二人、そこからが意外に長かった(笑)
ノンケ&バツイチのくせに嘘みたいに躊躇いなく、
ぐいぐい迫る梶に対して、神谷の難攻不落っぷりよ…
普段はクールで仕事も出来て、その上美人な神谷ですが、
実は隠れビッチらしく、梶と体の関係も単に「溜まってただけ」で
梶のアプローチにもなびかず、のらりくらりと躱し続けます。
だけど、ふとした瞬間の神谷の憂い漂う表情や独白から
この人、本当は繊細でビッチどころか純情なのでは…と思えてきました。
過去の恋愛だとか結婚歴まであるノンケの梶と恋愛することだとか、
色んな不安要素から本気になるのが怖いだけなんじゃないのかな、と。
もう十分に梶に惹かれているとは思うんですよね~
だって、口ではつれないこと言っていても、他の男に言い寄られながら
梶を思い浮かべたり、挑発する体を装って梶を試すようなことしたり、
やっていることが可愛すぎる…!
梶の粗野で、むすっとした無愛想っぷりにもかかわらず、
対神谷限定のぶっきらぼうな一途さや誠実さもすごくキュンときます。
特に神谷にネクタイを選ばせるエピソードや元セフレ撃退エピソードでの
梶が男前すぎて、一刻も早く神谷が梶に落ちて欲しかったです///
表情は変わらないのに、神谷にベタ惚れしすぎているのが
ひしひしと伝わってきて、ニヤけが止まりませんでした。
GAPSシリーズもなんですが、里つばめ先生の作品って
このすんなりいかない、二人のじれじれ感がたまりません。
今回は両者共に30代後半の中間管理職ということもあり、
表面的にはベタベタしすぎることもないんですが、職場内で
こっそり注がれる視線とか業務中にこっそり触れ合う時間とか
大人の男たちの魅力溢れる男たちのラブを堪能させていただきました。
それでは、神谷のデレを期待して下巻へ!
里つばめ先生のリーマン漫画の何がいいかというと、仕事にプライド持っていて酸いも甘いも嚙み分けているキャラ+男女(男男)の嫌悪だったりだらしないところ(下半身事情も含)がリアル、そして何より恋愛<仕事なところ!それが本当にいい。
この作品も、一見薄味とも取れる恋愛要素なんですが、料亭でこさえる出汁みたいに深くて美味しくて一度口にすると病みつきになります。というか、悶えてしまう。
「俺が好きなら跪け」に登場したキャラのスピンオフですがこちらだけでも読めます。(キャラがバンカーなので、難しい用語なども出てきますが銀行で大きなお金を動かしている人たちという認識だけでもいいと思います)
受けはゲイ、攻めは元妻帯者で同期。お互い30代後半、どちらもそれなりの肩書きを持っている。魔が差して体の関係を持ったけど、そんな相手に今更本気の恋愛なんて……という受けの気持ちが所々透けて見えます。「相手に翻弄されたくない、イニシアチブを取るのは絶対に自分!」そう思っているのに、どんどん相手に翻弄されてバランスが崩れていく様がたまらないです。攻め側も一見薄情そうに見えて情に厚いところがグッときます。心の機微の描き方が秀逸なので、上下巻一気に読んで欲しいです。