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女性なみおちゃんさん

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しらこちゃん(猫)という癒し

コンビニバイトの尽くし系大学生君攻め
×
外面の良いツンデレ美形営業マン受け


+++内容+++

毎晩通うコンビニのバイト君が猫を助けるところを目撃し、なんやかんやの流れで同居生活をする事に。
外面の良い受けはペット厳禁の住居に猫を上げ住む家を追い出されてしまったバイト君を放っておけず、流れで同居生活を提案します。
その為、最初は嫌々で同居生活を始めるものの、自分の素の部分も受け入れてくれるバイト君との生活に次第に心地よさを感じ始めます。

そんなある日、バイト君に「かわいい」と言われた受けは意識してしまい...?

++++++

年下攻めの甘々王道ストーリーだと思います。
特にシリアスなシーンもなくハッピーエンドです。
甘々系が好きな方は普通に好きだと思いますが、内容が甘々一本なので、個人的には凄く刺さる何かが特になく...でもここら辺は完全に好みだと思います!
構成が良くない訳でも絵柄が良くない訳でもないので、王道ハピエンが好きな方にはおすすめだと思います。

表紙=中身

表紙カバーのデザインと中身のテイストが同一である点は凄く良いと思いました。
表紙の雰囲気が好きな人は内容にもまず外れがないんじゃないかなと思います。

余白を残す事でどことなく柔らかい印象を与えている点は上手いなと思いました。
被写体の切り取りを上手に魅せるのも上手いので、❝指名される写真部員の写真❞という所の説得力もきっちり表現しているように思いました。
私の好みとは外れるのですが、題材を上手く料理している点の評価は高いです。

表題作と同時収録の二作品で構成されていますが、同じ高校が舞台で尚且つキャラクター同士の繋がりがあるので話のボリュームも満足いくものだと思います。
デビューコミックスでこのクオリティなら今後も注視していかなければならないような気がします......

導入など描き込みが惜しい

力が勝利をバイクに乗せ、犯罪集団・ザクを憎む理由を語る序盤のシーンのコマ割りとフキダシはもう少し工夫が欲しかったかなと思いました。
肝心な導入にあたる部分を、バイクに乗る2人の後ろ姿・引きのコマで語らせているので、ここを丁寧に拾って読まなければ、読み手は世界観に入りにくいと感じました。

巻き込まれた力が勝利と手を組む事への説得力を出さなければならない大事なシーンなのに、ほぼフキダシの語りだけで説得力を持たせようとしている点なんかはもう少し頑張って欲しかったかな。
個人的に、漫画は絵と文章が合わさって漫画だと思っているので、文章で乗り切られるとちょっと残念に思います。

読者へのわかり易さや物語への入り易さを突き詰めたら、あのシーンは前方からのアングルでキャラクターの表情を入れた場面を描き切るべきシーンだったように思いますが、作画コストから、正面からバイクや後方の追手も描きたくなかったのだろうなという点を感じました。

後ろ姿や風景だけで導入部を進める事に関して抵抗がある訳ではないのでそれはそれで別に良いのですが、その選択肢を取るのであれば、背景を含めた場面を丁寧に書き込む事が必要だと思いますし、あのテイストをBLに落とし込むなら尚の事そうではなかったのかな?と思いました。

先に挙げた序盤のシーンもそうですが、後半の港の突入シーンなども肝心な所が今一つ描ききれていないので、BLだから珍しくあるだけの展開・作品に価値を下げているという印象。
恋愛パートの部分は決して悪くないのですが、抗争パートは作画コストの面からの逃げのコマ割りが多くて少し残念に思えます。
見開き1ページ!突入!バーン!!!......みたいな大それたものは流石に高望みなので求めてはいないのですが、描けそうな作家さんが手頃なものしか描かないのはやっぱり白けてしまいますね。

描けるだけの画力がないのならば仕方がないですが、描けるだけの画力のある作家さんだと思いますので、そこは本当に残念。

あくまでもBL漫画なのだから充分評価するべき内容なのかもしれないと思ったりはしたのですが、あの内容でBLを描きたかったのなら、もう少し描き込みをして絵に説得力を持たせて欲しかったです。

うーーーーーん

恋愛パートは悪くないから中立寄りなんですけど萌ですかね、漫画の技術的な部分を重視しない人であれば問題なく読めると思います。

単体でも読めます

発売前にSNSの試し読みを拝見し、気になっていたので購入。
前作の方は未読の状態で読みましたが、単体でも問題なく読めます。

まず、続き物の作品において、前作を読んでいた方が楽しく読めるのは間違いないと思います。
ので、前作を読んでいる方の方がお得(?)です。
その点を承知の上での前作未読読者目線の意見となりますが、この作品に出てくる前作ネタ程度だったら大体の人は特に問題なく読めると思う───つまり、前作ネタはふわっと入っている程度になっています。
前作メインキャラが好きで、カップリングの絡みなどを期待して購入される方には少し物足りなく思えるかもしれない所は注意が必要かもしれません。

『大好評の<アイドル×オメガバース×イヌ耳>』の煽り文も気になって購入したのですが、イヌ耳は本当にイヌ耳要素しか無かったので、そこはちょっと、イヌっぽい+αもあれば性癖にも刺さったのになぁ...と残念に思いました。
キャラの耳に対して、モデルにしている犬種の公開もあったので、欲を言えばそこからネタを広げてくれたら...!本当に(私が)助かったのに...!
とは言え沢山の犬耳を見れるので、そこはそこで魅力的でした。
ちなみにアイドル・オメガバ要素は問題なく入っていました。
特に、アイドル要素について言えば、デビューリリイベファーストアルバム発売記念ライブと一通りの流れがあるのでしっかりアイドルしていると感じられました。

元婚約者に贈る歌のストーリー性は本当に良かったので、歌詞などの掘り下げがあれば、ちょっと泣いちゃったかもしれないです。
前作も買って読みたくなる作品でした。

+++
個人的な話になるのですが、絵師先生>作家先生 で追っている先生のファンです。
漫画の時の線画の線の細さが物足りなく感じ、自分の好みの線からは少し外れている(ある程度筆圧を感じる線の方が魅力的に見えるタイプ)ので、漫画は気になったものだけ追えた時に買っています。
しかしながら、絵は綺麗で魅力的なキャラを上手に描き分けて描く画力もありストーリー構成も悪くない作家先生だと思っています。
偏った性癖などがなければ、読んで一定の満足感を得られる作家先生です。

俺を見て。 コミック

百瀬あん 

表紙の圧がつよい

絵柄に通ってきた作品(同人活動)の名残がある所なんかは『ためになるね〜』みたいな感想が強いですね。
丸みのある鼻や厚みのある下唇なんかになるほどの既視感を感じるし、ここから最新刊までの絵柄の変移を読み取るのも改めて読み返していくと楽しかったです。

『10年越しに繋がるこじらせラブ』と帯タイの煽り文通りにこじらせまくってます。
あまりの回り道にしゃらくせ〜!ってなっちゃう人はいそう。そういう意味では好みの別れる作品だと思います。

個人的に、受けの年上院生が某バッテリーを足して二で割った容姿していて、そこばかり気になって中身が入ってこなかったという感想はありますが、初コミックスとは思えない表紙&仕上がりだと思います。

コスチューム萌え

8年の歳月を経て再会する、元剣道部の主将と副主将の再会BLです。
帯タイの『僕はずっと、君の最高の愛棒《パートナー》でいたかった。』という煽り文にグッときました。
表紙カバー絵に描かれている二人の表情が豊かで、読む前から何となくの関係性が伺い知れるのはとてもプラスポイントでした。

発売日から少し経過しているので中身についてのレビューは軽めに。

今回のような、未読(であったり買った記憶があいまい)の先生の本について、私は ①表紙絵②帯タイ③あらすじ④タイトルの順に攫って、それから購入するか否かを考えるのですが、今回は①(外カバーの構図・二人の表情)が決め手となって購入しました。
発売日から経過しての購入に思うのが『発売当初から店頭で見る度に気になっていた本、こういう本はフェアやら何かの機会には買うんだから、リーフレットや特典がついている発売当初に買った方がマジでいい』ということ。

……春之先生の本は発売日に買おう。
(剣道着とサバゲー服が最&高でした!)


tkb圧つよめ受け

20歳童貞大学生(ツレの弟)×28歳ホストクラブ店長 というカプに惹かれて買いました。

両片想いの展開ですが、シリアス要素は皆無の為、年下攻めが好きな方・頭空っぽにしてBLを摂取したい方におすすめな本。
ホストクラブ成分は冒頭と受けの見た目(色気?)だけで割と雰囲気な感じですが、そこは読んでいてホストクラブを舞台にどうこうしたかった訳じゃないんだろうなという事も分かるので、最後まで楽しく読めました。

ちょいちょい受けがちkびを強調するの、先生が狙って描いてるのか手癖なのか分からないんですけど、ちょっとつぼでした。
『この受けはtkbがセックスアピールって分かってるのか·····?ご自慢のふっくらツヤテカtkbで年下の攻めを落とすとかいう意思表示???』

というコスモを抱えないでもなかったですが、何はともあれ、疲れた時に効くエロキュンラブコメだと思います。

しまちゃんという設定の活かし方

❝しまちゃんにはパパが二人いる❞ から始まる、パパたちの運命の出会いから結婚までを紐解くオメガバヤンキー回顧禄───というあらすじに惹かれて購入。

あらすじと〖 しまちゃん家(チ)の番事情 〗というタイトルから、二人の子供である紫万(シマ)ちゃんベースで現在・過去に展開が進むお話かと、ストーリーテラーの神作な予感&期待をして購入した為、二人の過去編が9割で現在(しまちゃん)は添え物的な内容の情報量しかなかった事に、少し拍子抜けしてしまったのは否めないかも。

外側の情報から『(展開が)新しい。今までに読んだことのないBL作品だ』という期待で買ってしまったので、期待していた展開と中身が違っていた所が読了後の満足度を下げてしまったような気がします。タイトルのミスリードが痛かった。
作品の内容が悪い訳でも無いのに……タイトルと本編の齟齬が勿体ないと思ったのは自分だけでしょうか。

子供の頃のしまちゃんの回想+本編+大人になったしまちゃんに『あの時の馴れ初め──』などと突っ込まれたりする作品内容だったら〖しまちゃん家❝の❞ 〗感があって良かったのかもしれないです。

とにかく、タイトルに対して、しまちゃん成分が足りなかった。
オメガバBL作品でこれほど子供ちゃん成分を求めた事があっただろうか(いや、ない)。

しまちゃんに馴れ初めを伝えている前提の回顧録であるからだと思うのですが、オメガバース作品であるもののオメガバース的エロ度はそこまで高くない。
喧嘩シーンが魅力的ではあるのですが、そこも同じ理由からか、ひどく痛々しい訳でも無い。

しまちゃんという設定をつけてしまったが故に、オメガバースやエロや喧嘩のどれもが❝ほどほど❞の表現になってしまい、結果、突き抜けて刺さるものがなくなってしまっている印象を受けました。

オメガバの二人のキャラ設定も素敵、過去編のヤンキーバトル展開も素敵───全体的に悪い所はないのですが、上記の理由から少し物足りなさを感じましたのでこの評価となります。









オトモダチから始まるロックオン系うぶピュアラブ

(※タイトルは帯タイの煽り文です)

ガチな相手とは遊ばないチャラ男子
×
穏やかに過ごしたい地味男子
……のキャンパスBLです。

強気美人な幼なじみから❝チャラ男に言い寄られているから彼氏のフリをしてくれ❞と強いられていた所に、そのチャラ男との遭遇がある訳ですが、そこから始まるロックオンBLは大変エロがボリューミーです。
個人的にキャンパス内トイレでの濡れ場がちょくちょくあるのはキャンパスBLのいい所(???)だな〜とほっこり(?????)しました。設定を有効活用している作品はどんなものでもいっぱい評価したい。

依子先生の描くキャラクターは顔面偏差値が高いので依子先生ワールドの地味男子の概念は基本的にこれなんだな(眼鏡オフにするとちょっとイケメンという設定があるにせよ)……という見地もありました。

幼なじみ♀から当て馬()♂まで顔面偏差値が高い……顔の作画がいい作品が好きな方は先生買いして間違いない先生です。
お話の方は嗜好や性癖で好みはあると思いますが、展開の質は毎度良い先生です。

龍神×男嫁の異種恋愛譚

(※タイトルは帯タイの煽り文です)
和装姿の謎の男(龍神様)×新作を書けずにいる小説家(男嫁)のBLです。
神様のウロコ1️⃣とあるように元々長編予定だったのか話の展開としては起承転結の『起承』くらいまでのお話です。

人外度について
攻めが龍神と人外ですが、基本は人の形をとっている為(カバー表紙参照・白髪の男性の方)、基本的な人外度はそれ程高くありません。
受けが獣に襲われた時等に完全龍神化しますが、それ以外は人型なので、人外の姿とのカップリングが苦手な人でも苦手意識なく読めるかと思います。
描き下ろしの番外編では様々な部位の一部龍化が描かれています。
本編から番外編を通して一通りの龍化を収められており◎
人外度が高くはないけれど多様な龍化が描かれている為、個人的には人外BLの筆おろしの一冊としてお勧め出来る本だと思います。