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萌×2作品

エキスパートレビューアー2022

女性ひみたさん

レビュー数3

ポイント数19

今年度117位

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癒された〜

kindle unlimitedにて
絵柄もストーリーも疲れた時にもスッと入ってくる読みやすくて沁みる作品でした!
もう少しキャラの特徴が欲しかったけれど、苦労する善者が報われるのは気持ちが良いし、好きな人を目で追ってその人の為に行動して強くなる、そして友達も出来る過程が癒されました。
土屋が水谷の言葉を遠くから聞いて唐揚げを作り、それを何も知らない妹が喜んで食べるのも良い。
そして両者視点で描くのはくどいようで、土屋の見た目と内面が全然違うので、それがコメディでもあり心情がしっかり伝わるので、優しくて泣けました。

もっとおじさんで良かったな〜

おじさんと吸血鬼ってあまり見た事がなかったのと、鮭田さんの美しい絵が楽しみで購入しました。相変わらず線が美しい〜。
血を吸われた時に感じるとかはベタかもしれないけど表情が凄く良くて、でもおじさんなのにしぐさが女子?みたいだったりあまり年輪が感じられなかった。苦手な人にはベターなのかもだけど。
ノアがどうして陶芸を美しいと思ったのか、どう出会ったのか言及してほしかった。
そして白修正が残念(鮭田さんの描き込みいつも凄いので…)

出会いがまずかわいい

千夜一夜、お話しする子供に興味を持つ王様って最高にロマンチックでワクワクだなと購入しました。

王が神々し過ぎて「あわわわ」「うぅわわわ」「はわはわはわ」と言葉にならなかったり、足元に頭を低くしているので王にビックリされるアーシェがかわいい。
働き者で口から生まれたような快活なアーシェが王ラシードにおちょくられた時のリアクションも可愛いし、女との閨に疲れた王が子供(アーシェ)とお喋りしたりして夜を過ごす事を楽しみにする様子も良かった。男の子二人伸び伸び楽々寝る感じで。
王にとっては当たり前の甘いものや肉を嬉しそうに美味しそうに喜ぶアーシェに、ラシードも菓子や乳をせっせと用意したりどうしたら喜ぶのか焦ったりするのもかわいい…
だんだんアーシェを好ましく思うラシードの直球な言葉や行動、慌てたり照れるけどちゃんと言葉にするアーシェ(決定的なことは身分から言えなかったりするけど)がどちらも甘々。歳の差や体格差、経験差が好きな人には会話もエッチも堪りませんでした。

「男の大事なものをちょん切られたくはありません!」
「あるのか、男の大事なものが」
「それはあります」
「ほう?どれどれ、見せてみろ」

こんなん可愛いだろ。

それとグッときたのがマアディンの「謙虚は美しいが卑下は逃げだ」という言葉でした。
権利や立場をしっかり認識し、相手のために(相手から向けられる心を大切にするために)どうあるべきか考えることも大切だし、それが自分のためにもなる。恋に関係なく、覚えていようと思いました。

麻薬みたいに惹かれる

この作品を読んでいて不思議なのが、顔超怖くてデリヘルオーナーの筋間サンも、女好きで軽い陽介も、設定自体は全く惹かれないのに、
陽介が筋間さんのキスや快楽に弱かったり好意を引き出したくて必死になるところや、
筋間サンが優しい言葉をほんの時々口にしたり独占欲強強なところに、麻薬みたいに惹かれてしまいます。
基本陽介視点だけど、双方から見たお互いの魅力がバチバチ伝わる感じがすごい。
いつも素敵な表紙からしても、二人が一緒の時緊張感漂ってる感じ、秘密を二人で共有しているようなところも格好良い。

陽介を飼ってる場所は別宅だろうなとか、筋間サンにご執心のツカサや男に襲われそうになる陽介が見たいとか、読みたかった展開が多くて私はお祭り騒ぎでした!
フ◯ラされて出したものを唾のように吹きかけられるのも良い。
少し顔や身体に違和感を感じるところが幾つかあり、そこはちょっと集中できなかった…陽介も、一度はめられそうになったのにまた着いていくのは流石にありえない。

筋間サンももう陽介を痛めつけることは無さそうだし、剃刀のような怖さは無くなりましたが(耐性がついたのかもしれない)、相変わらずスーツ脱ぐ姿とかかっこいい。もっと大きいコマでビシッとした姿描いて欲しいな。

眼福

3話までの感想です
見るからにタチな良い男がネコになる話好きなので絵柄も綺麗で眼福です
リキとの一夜のあと、他の人を相手にタチに回っても満足出来ない…タチをお願いしても断られる…タチが少ないのも納得だ、ネコの方が気持ち良いと割とすんなり認める晴臣。
不自然な会話やリアクションが個人的に気になるところもあり、漫画としてまだ荒い気がします。それにタチのリキがそこまで上手そうに見えない気がするのですが、最後まで楽しみに読もうと思います

理性的

元パートナーである王太子から暴力を振るわれ「お前が誘ったんだ」というベタな言い分と背中に打たれた傷を持つ麗しい騎士ハリス。彼が辺境伯キアランと「私の反応が媚態のように感じることがありますか」等々静かに会話するところが良かったです。キアラン自体は口も悪く良い性格ではないのですが、その理性的なところがハリスを安心させ心が絆されていく(そしてキアランの我慢強さを信頼して身を寄せ、図らずもキラアンを試していく感じ)はお話の流れも言葉使いも丁寧だなぁと思いました。
サブスペース(他の小説であまり具体的に書かれることが少ないので良かった)に入った翌日からキラアンを意識し過ぎて避けちゃうハリスが可愛かった…。

「刑事に〜シリーズ」を読んでいて、あの二人甘々のDomSubみたいだなぁ、と思っていたので、高月さんのDomSubが出ると聞いて滅茶苦茶楽しみにしていたのですが、思っていたより理性的な会話が多く(それはそれで読み応えあるのですが)エロ少なめだったのが意外でした。田辺の方が溺愛Domっぽいなぁと思いました。
あとD/Sパートナーをもつ騎士制度はかなり無理があると思う…。

闇の男と坊ちゃん

繊細で美しくてとにかく魅力的な絵柄と作風、コミックス発売待ちに待っておりました。
絵に込めた優しさ愛しさ、二人の対比や空気感は素晴らしいです。私が特に好きだったのは、千夏が佳澄の下駄を履かせてあげるコマ。千夏の黒い服と腕時計、佳澄の和服の裾と足袋が描かれた対比にキュンとしました。千夏の隈がどんどん薄くなる過程も良い。もう少し佳澄が、名前も含めて男らしさがあったらなぁ。

設定や物語がふんわりとし過ぎなのか、駆け足なのか、展開は好きな感じなのに絵以上にグッと刺さることが出来ず。雨の中の綺麗な人とずぶ濡れの暗殺者、洋服と和服、まろい曲線で前髪短い受け(頸可愛い〜)、汚れた手、電車で逃避行と和風宿、等々ツボは抑えまくられているのに物足りなく感じてしまいました。
けれども絵と二人が素晴らしいので読後感は心地よいです。

子供になっても大人になっても切なくて良い

見た目は5歳児・頭脳は大人・純粋なリリが、漸く離宮から助けに来てくれたユージーンに、大きくなったり小さくなったりして振り回すのが可愛いです。リリは子供の姿であればユージーンに抱っこされるしベタベタできるけど、大人の姿になった時のようなキスはされない。でも大人になるとユージーンはそっけなくなる(Ωだし意識し過ぎて)のが切ない…という、どっちに変身しても美味しくて萌えました!
ユージーンの匂いに安心して頭をぐりぐり擦り付ける子供のリリも可愛いし、リリの匂いに惹かれて鼻で擽ったり首を舐めたりする酔ったユージーンも萌えた。

子供の姿に15年留めていたから大人になって何度も発情期が来るのも、それが寂しい思いからくるというのも可愛いしエッチで最高でした‼︎リリに発情期が来ればユージーンがしっかりずっとそばにいて甘えさせるのも良い…仕事を放り出すのではなく側近が有能なのもデキる王。

でもリリが寵妃と言われる事に喜びしか感じなかったり、男として王子として矜持を見せるシーンがないのは残念でした。人と離れて暮らしたとはいえ王子らしい言葉遣いもなく、5歳にしても子供っぽい(でも「まただっこしてくれる?」に拒否出来る者は居ない。可愛い)でもその子供っぽさや寵妃への戸惑いの無さはずっと幽閉された孤独の影響なのかもしれないですね。

セクサロイドをネタにする会話上手なセクサロイド

絵が安定していて毎話カラー表紙が美しい!アンドロイドの目の色綺麗ですよね。
ロボットに感情が生まれる話は往年のロマンですが、求めてないのにセクサロイドでスパダリなコメディという設定が好きでした。そしてセクサロイドということをネタのように会話に入れてくるのが良い。

研究しているリヒトは天才肌だけど周りとの折り合いがつけられない頑固さ。道に捨てられていた(BLお馴染み)ロボットのデルタを家に持ち帰り、そこで製作会社の技術に感嘆してる様子が面白いです。
セクサロイドなのにエロシーンは少なめですが、デルタの働きで頑固なリヒトが人に助けを求めたり打ち解けたり出来るようになるのはスカッとしました。
でもこんな頑固者で研究熱心な男が実はセクサロイドと…って滾る。
kindle unlimitedにて

胃痛持ちに共感

kindle unlimitedにて
靴川さんの作品はやっぱり面白い。表紙は微妙だけど…
優等生のレールを踏み外さぬよう小綺麗に演じるが実はドSな伊集院、妹にストーカーしていた馬鹿な猛流。伊集院が素の性格で振る舞うことに居心地の良さを感じたり、猛流の可愛さにのめり込んでいくのが面白いし、エッチの時の猛流がとにかく可愛い。そして愛すべき馬鹿。前髪短いのもポイント高い。
交流することで相手へ好意を感じ、優しくしたいと思い、言葉のすれ違いで誤解と距離が生まれ…という流れがありきたりのようでいて、すごく面白く読ませます。

伊集院は猛流の前では鬼畜顔で好き勝手してるのに、常に良い子であろうと時に胃を抑える様子がなんとも痛々しく健気に感じる。そして助けてくれる猛流の優しさは全ての胃痛持ちに刺さります…笑
落ち込みながら気を遣ったメール送るのを目撃されてるのも可愛い。
それでも彼は最後までその姿勢を簡単に崩さないところ良かったです!