1740さんのマイページ

神作品

エキスパートレビューアー2023

女性1740さん

レビュー数11

ポイント数139

今年度27位

通算--位

  • 神6
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

先生はハッピーエンドって言ってるけど(笑)

メリバですよね?

求めていた愛を手に入れられなかった人たちが拠り所を欲した為に、相手や周りの人を傷つけて自分まで苦しむ辛いお話でした。共依存の末路です。
それぞれのキャラクターたちは幸せに終わったと思いますが、読んでいる方はスッキリしないかもしれません。「真っ当な幸せ」ではありません。
それでも、納得の終わり方だったと思います。

過去の親世代の話が明るみになったり、子どもたち世代がしてきた後片付けなどもあったり、最終巻らしいまとまりがありました。


時代物らしい暗さと官能、そしていろいろな感情がむきだしになっているのがたまらない作品でした。
白いブリーフや靴下ガーターやはだける着物。エロいです。
言葉遣いや時代背景、異質の生きにくさなどとても丁寧に描かれています。

でりこ先生の作品は舌が濃厚でエロいです。口や舌の表現がとてつもなくエロいです。
登場人物はみんな美しくなまめかしい表情と身体つきをしています。


1巻の初めの頃に「この子の壊れるところが見たい」と攻めの典彦は思います。
でも結局、壊れたのは誰だったのか…
カマキリに喰われたのは誰だったのか…
檻に閉じ込められたのは誰だったのか…

育郎が典彦に再会した時の笑顔と典彦の呆けた表情を見たら、それだけでよかったと思えます。

最終巻を読み終えたら、もう一度最初からじっくりと読み直したくなります。

エロサスペンス。最後までどうなるのかわからず面白く読めました。


唯一の良き女性キャラのさち子さんもとても素敵で魅力的な人でした。みんなの憧れであり、たぶん、彼女が一番強くてよくできた人間ですね。

愛日と花嫁 コミック

渚アユム 

とても素晴らしい絵と物語とエッチでした

繊細で綺麗な絵柄で、優しい物語が描かれています。
これがデビューコミックスとはビックリですね。

哀しい笑顔が美しく、黄金のイヤリングの輝きが切ないはじまりでした。
突然Ωになったルカが生贄として行ったはずの場所で、守り神のクロと過ごすうちに心からの笑顔が溢れてきます。

守り神のクロには秘密があります。
それはぜひ、ネタバレなしで読んで知ってほしいです。
1冊ですが、物語も絵柄もエッチも大満足できる作品です。

ルカのミスで初めて身体を重ねる時にクロの色っぽさとルカの愛らしさは、オメガバの激しいセックスだけじゃない美しい交わりがありました。
でも二度目の発情の時に普段の純粋そうなルカが妖艶にクロを誘う様子もめちゃくちゃよかったです。
そして…番になる時のは、もう最高です!!このシーンだけでもうこの本を買う価値があります!!

「好きだから守りたい」「誰かの特別になりたい」「みんなと同じでいたい」
心に響くメッセージがたくさんありました。

この物語は「知識」を得ることで世界を広げ、笑顔が増えて幸せになれると伝えているように感じました。

ほんとに素晴らしい作品に出会えました。

考えさせられる物語

世界があと10日で終わると知ったら、あなたはどうしますか?

後悔したこととは何か、したかったこととは何か。
ふたりと+αのロードムービーは、人間性が浮かび上がっていきます。

上下巻、とても丁寧にふたりの気持ちと状況が描かれています。
上巻の攻めのクズっぷりで、なかなかふたりを応援できない方もいたかもしれません。でも、大丈夫です。下巻ではちゃんとその理由もわかりますし、理解できます。受けのように絆されちゃいます。

あまり詳しくレビューを書けません。
ネタバレなく読んでほしい物語だからです。

エロはそれほどないです。でも、なくても構わないと思わせるほどです。
人生最後のセックス。そして…。
まるで一本の映画を見終わったように感じる終わり方でした。じわじわと考えさせられます。

ラストは読者に委ねられます。
世界は終わるのか、新しい夜明けなのか、ふたりはどうなるのか。
それは読んでいる時の自分の気分次第なのかもしれません。



おまけのページで「if」があります。
だからもし、バッドエンドもしくはメリーバッドエンドみたいで嫌だなぁという人への救済もあります。

最高のラスト

「俺が好きなら跪け」の続編です。
プロポーズを受けて、めでたしめでたし…ハッピーエンドの後のお話かと思いきや!!まったくもって前作とふたりの関係が変わっていません。
でも、前作よりも好き好きアピールをしまくる加藤と赤面が増えた松田を見ていると、今作こそは大丈夫だなと安心しながら読めました。

とにかく里先生の描くスーツ・サラリーマンは最高ですが、ツンデレのメガネ受けはもっと最高です。
感情を見せないようでありながら、はらわたが煮えくり返ったり嫉妬したりして自分の気持ちをなかなか認められない松田が可愛いんですよ。そんな松田をじっと見つめて守る加藤もかっこいい。振り回しながら振り回されているふたりは今作でも楽しませてくれます。

きちんとお仕事して周りの人たちと助け合ったりトラブったりもしながら、ラブやセックス以外のお話もちゃんと面白く読ませてくれるのは里先生ならではです。

今回、ふたりが抱き合うシーンでセリフがない箇所があります。
そこがとても素敵でした。絵だけで感情を伝えてくるなんてさすがだと思いました。

結局、松田は完全に落ちたわけでもないのですが、あとは時間の問題でしょうね。


どれだけ媚びるんだろうか?どう媚びるんだろうか?
タイトルを見て、どうなるんだろうと楽しみにしていました。

そして…やられました。
最後の最後です。
最後のページです。

最後に「はあぁぁぁぁ…」と仰ぎ見たくなります。

最高にいいエンディングでした。

ハッピーエンドのその先

まず、表紙から最高に美しくしすぎませんか!
わたしの中では「次のちるちるアワード表紙部門にノミネートされるに違いない」となっているほどです。
また、13話のカラー扉も素敵です。これは電子だけなのかどうかわからないのですが、雑誌掲載のカラーイラストだと思います。


BOBは一度読んだだけでは理解しにくい考えさせられる設定と訴えてくるテーマがあります。
同性かつ異種同士でヒエラルキーも違うふたりの愛は、現実でもある知らないふりをしている差別や迫害のことも頭に浮かんできます。
疲れている時だったり、ただエッチを楽しみたいという時だったりするのなら読む時ではないのかもしれません。少し思い見る余裕のある時にぜひ読んでください。
その分何度読んでも新しい発見があります。艶麗な絵柄に夢中になれるはずです。
ぜひ、難しそうとためらわずに読んでもらいたいです。

1巻では物語の導入としてBOBの世界観や家族・恋・カップルの説明が描かれていました。
2巻では1巻で結ばれた芙蓉と春雷がメインで、ただのハッピーエンドで終わりじゃない、その先の困難や危機が訪れます。
BOBの世界にある格差や差別に偏見に負けず、ふたりの愛し合う気持ちで幸せになってよかったです。
もちろん、家族愛もバッチリ。みんながそれぞれの愛を応援しています。新しく誕生した弟も可愛さ満点!

個人的にはネタバレはあまり詳しくせずに読んでもらいたいです。
ただ、受けの春雷の男気ある行動と強さが大好き!とだけ言わせてください。
あんじ先生の作品の中でBOBが一番好きです!!

映画のような作品

うわぁぁっってなりました。
ちょっと安易に手を出してしまった自分に反省。
この作品はじっくりと時間と気持ちに余裕がある時に読むべきマンガでした。
まるで映画を3時間、ちゃんと映画館で観た時のような疲労感と満足感が得られます。

そしてこの作品、今年のちるちるアワードにノミネートされていたんですね。
投票前に読んでおきたかった!!と遅い出会いに絶望です。

ネタバレなしに読んでほしいです。
…というか、うまくあらすじをまとめられません。

読んでみてください。
騙して騙されて、やられてやりかえす。なにが嘘なのか本当なのか、ふたりの言葉・態度も気持ちも分からないまま上下巻をノンストップで読むこと間違いなしです。

そして、絵柄の迫力は抜群です。絵柄が女性向けっぽくないので、好き嫌いはあるかもしれません。でも、とても美しい顔をふいに見せます。
もちろん人物・背景だけの絵の上手さだけじゃなくて、エッチの時の構図・アングルも素晴らしいです。
めちゃくちゃエロい顔や体位をします。

絶望に啼け…タイトルもいいですね。
読んだ後にくるものがありました。

最高に美しくてエッチ

電子での発売を楽しみにしていました!
「セックスアンフレンド」を読んでからの相野ココ先生のファンです。
どの作品も丁寧な絵柄に美しい顔を描かれていて、とても魅力的です。とくに恥ずかしがる顔やエッチなシーンはとてもエッチでとても素敵です。赤面する受けと攻めが大好きなので大満足です。

今回の設定も興味深かったです。
好きな人の声にヤラれる。いや好きな声だから好きになっちゃう。
自分の声に興奮している相手を見て興奮しちゃう。
なんですか?そのかわいいループは!読んでいるこっちが興奮しちゃいますよ!
攻めの声じゃないとイケないなんて。ええ?受けは最初からゲイなの??ん??と思いながらもふたりの関係がどう進展していくのか楽しみでした。

明るく好青年の南くんのMっぽい可愛いらしさが暴かれていって、口下手な烏丸くんが頼れる男になってきて、ふたりの魅力が話を進むごとにどんどん増していきました。
コンプレックスがあっても純粋さがあってがんばっているふたりは応援したくなります。
ふたりして相手を好きなのにどうしたらいいなか分からなくて苦しくなる感じもたまりませんでした。
いや~、両片想いってやっぱり最高ですね!

もちろんふたりが両想いになってからのエッチは妄想以上にエチエチでした。
電子特典のふたりは最高です!!エロいです。めちゃくちゃエロい構図です。おススメですよ。

南オタ友達の明虎くんが個人的にめちゃくちゃ好みのキャラなので、続編ではぜひもっと活躍してほしいです。

ドラマCDって聴かないんですが、このマンガで声優さんがどう演じるのかちょっと聴いてみたい気がします。
烏丸くんの声ってどんなんだろう…。

高校生、両片思い、ピュア、大好きな方はぜひ!

読んだ後の感想ですが… タイトルそのままです。
なんか、もう、あーあって感じになります。

宮田トヲル先生がはじめて描かれた高校生のBL。まさに満を持してです。
可愛らし絵柄とキャラ、そして優しい物語と恋愛模様をうまく描かれる先生なので、高校生同士のBLはぜったいにキュンキュンするはず!と期待をしていました。

予想以上に男らしいのに爽やかで純情な受けの守谷くんと、特別扱いも気遣いもできるイケメンな攻めの多田くん。
ゲームで1日付き合うふりをするだけなのに、なんだか気になっちゃう冒頭もいい。
過去の恋愛や自分の性格のせいで両片思いなのに、互いに好きだと言えないのさえかわいい。
まだ付き合ってないんかい!とふたりの友達だけでなく、読者も思うはずです。
でも一度好きと認めれば、両想いになっちゃえば、もう駄々洩れなふたり。

丁寧に描かれたキャラと綺麗な絵柄で読みやすいうえ、ピュアピュアな高校生の恋愛にキュンキュンできるし、話の流れで自然なエッチなシーンも最高でした!

三分の一しか入らなくても受けの身体のために我慢した多田くんも、その後入るように自分で慣らしていた守谷くんも、後日最後までやっとできた!っていうのもリアル寄りした。ただ感情のままに身体を繋げるのではなく、無理せず互いを想い合ってるのがふたりらしいなと思いました。

付き合うようになってからのふたりもかわいかったです。
(かわいいしか言ってなくてごめんなさい。これ以外の言葉がでない!)
初めての嫉妬をしたり、惚気たり、青春してます。
守谷くん推し女子の話を聞きながら多田くんが心の中で「でもその爽やかでかわいくてかっこいいのは俺のでーす」ってほくそ笑んでいるシーンがとっても大好きです。

おまけ漫画のピアスを開けるエピソードもキュンキュンです!!

1巻を通しての多田くんの好き好きアピールと守谷くんの甘え方は、なんか、もう、あーあ!!ですよ!
さあ、みんなで空を仰ぎ見ちゃいましょう!

高校生、両片思い、ピュア、大好きな方はぜひ!おすすめです。

エロくてかわいい

デビューコミックスのようですが、とても丁寧で安定した絵柄です。初めての人でも読みやすいと思います。
絵柄が綺麗で爽やかな内容なのかと思っていたら、思いのほかエロが上手に描かれていました。

普段は地味で存在感のない黒髪眼鏡で真面目なアナウンサーの受けが、思った以上にめちゃくちゃエロくかわいいかったです。
話数が進むほど、攻めの手によってよりエロくよりかわいらしい姿をどんどん見せてくれます。隠しきれない攻めへの愛情・欲情が上手に表現されていました。
攻めのアイドルは王子様モードのスパダリかと思いきや関西弁のヤリチン俺様野郎だったりして、そのギャップがまたエロいんですよ。ガンガン受けを攻めて思いのままに操って、ヘロヘロメロメロになっていく受けの様はまさに圧巻でした。

エロいとしか言えないのってレビューとして申し訳ないんですけど… でもホントにエロいんですよ。そして、そのエロさがいいんですよね。

デビュー作でちるちるアワード官能部門でノミネートされるのは納得です。

職業BLやおたくBLの良さもありながら、王道ラブコメとしてももちろん楽しめます。
個人的にはヤンキー攻めと黒髪眼鏡受けがとてもよかったです。

まだまだ続きが読みたい!

しばらくの間、気になってはいたけど芸能界のお話にはあまり興味がなかったし、3巻まで出てまだ続いているし、どうしようかと購入を躊躇していたんです。
そして4巻で完結したからと思って購入しました。
読み始めてみると…、もう最後までノンストップで読み切っちゃいました。そして、なんで終わっちゃったの?もっともっと読みたい!と今は渇望しています。

ただただ可愛く好き好き光線発射の天然で天才の宗純との男同士だからこその上手く進められない恋愛模様と、同じように音楽・楽器を愛するが故に相手の才能に対する尊敬と嫉妬と愛情が渦巻くアラタの内情が愛おしかったです。
これこそ男同士の恋愛だなぁと思いました。
そして、4巻の中で何年もかけて積み上げていくふたりの関係は最高によかったです。

心や距離がくっついたり離れたり…。立ち止まったまま前に進めないふたり。
最後のアラタと宗純のセッションは涙なくして読めないほど。やっとやっとふたりがまた並んで歩きだすんだという喜びにあふれていました。

ストーリーも絵もキャラも完璧です。
もっと早く読めばよかった!なんで今まで買っていなかったんだ~!!私の馬鹿!!と過去の自分に怒りを覚えるほどハマってしまったシリーズです。

その後に番外編で中高生のふたりを読めて幸せになれたので、ぜひまた他の番外編も読みたいと切に願っています。
ああ、これで完結…。でもまた続きが読みたい作品です。