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エキスパートレビューアー2019

女性甘食さん

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残念ながら最終巻

柏枝先生の刑事vs.新聞記者の非BLミステリー。ホワイトハート文庫の背表紙緑(非BL作品)の方です。紫(BL作品)じゃなく。でも緑色シリーズも侮れないのです。十二国紀みたいに思わぬ萌えの詰まってる作品もあるし、椹野道流先生の奇譚シリーズみたいにカプ認定してる非BL作品もあるし(Hがないだけ。チューはしてる)うっすら匂い系のBL風味(Hシーンなし)を期待してしまいます。

そんな私のような願望の人が多すぎたのかちょっと中途半端な感じでシリーズ終了です。イラストも素敵だったので元同級生同士の常泉刑事×八木澤記者だったらどんなに良かったことか。右左逆でもいいよ。

2人の決して馴れ合わないけど利害が一致すれば協力するライバル関係は良かったけど、現彼女との事後描写(ってほどでもないライトな感じですが)は萎えました。元カノはいいけど現カノの存在はBLにいらんよ…って非BLだから全然いいんだけど、表紙は2ショットでそれっぽいだけにね…柏枝先生ファンとしてはちょっと期待しちゃうよね。

柏枝先生はミステリーを書きたかったんだろうし、ちゃんと最初の方に犯人が登場というセオリーもきっちり守ってらっしゃるけど、先生の他作品のように事件関係者にも男性同性愛者がいる設定とかね…あったらもっと良かったな。←しつこい。

BL脳になってしまったため何だか未練がましくあまりまともな感想じゃなくてすみません。

受けは最後までよく頑張りました

これは数年前のハーレクイン・ラブシックの超訳シリーズ。海外BL作品の元の翻訳があってさらにそれを日本のBL作家が超訳する…というよくわからないシリーズ。手間かかるし元の翻訳者に失礼じゃね?とも思ってましたが、今回は「デッドロック」シリーズで外国人が主役のお話も読み慣れてる英田サキ先生の文章だからか読みやすくて話にどんどん引き込まれました。

19世紀オーストリアと戦争中のプロイセン(今のドイツ)軍の大尉(黒髪口髭ダンディー)×中尉(金髪碧眼20代)が攻めと受けなんですが、導入部分から面白い。攻めが受けの裸の写真をニヤニヤ眺めてる所から始まり、2人は今回の戦いが終わったら除隊して駆け落ちしよう!と約束していたのに攻めが落馬して記憶喪失になってしまう。受けが切なくて1番可哀想なパターンです。
 
受けは療養の為に軍を離れる攻めのベルリン方面への帰省の旅に付き合うのですが、受けにとっては試練の連続です。攻めに恋人だった事を思い出してもらえないわ、攻めの召使いや攻めの元愛人にはネチネチ虐められるわ…物語の最後までよく我慢できたなと思います。

最初の方の攻めのモノローグでそれまでの恋人は庇護しなければいけないタイプばかりだったけど受けは逆に自分の事を守ろうとする凛々しくて勇敢なタイプ、との事で大好きな男前受けです。カッコいい受けが傷ついて弱ってるのがまた萌えるのよね。イラストもそんなアンニュイな雰囲気で素敵でした。

展開が早いので一気に読めました。面白かった!

ちょうど良い変態具合

最近の奈良千春さんの表紙イラストって人物は引き気味で背景の色をしっかり塗り込んだスタイリッシュ・アートな雰囲気が多かったので(そっちも大好きです)BLっぽく受け攻め2人がアップ気味な表紙が久しぶりで珍しいと思って表紙買いしました。受けは乳首になんか結ばれててエロいし(笑)
 
内容はエロいシンデレラストーリーというか、大真面目なコメディータッチという感じで面白かったです。会社社長の王子様(攻め)が探していたのは受けのガラスの靴ならぬ「陥没乳首」でしたっていうね。探し求めていた乳首にエロ動画で再会するなんて…設定が面白すぎです。

受けも深く考えずに乳首触らせるくらいならいいかーってノリだったのにいつのまにか恋に落ちていました。最初はお金目当てだったのにね。なんだかんだで流されすぎ。でもいいの。楽しいから。それがBLだから。攻めが真面目で誠実な人なのにちょうどいい変態具合なのがツボにはまりました。

男の人が乳首を攻められるのが大好きな人には超おすすめです。乳首吸引器?とか色んなアイテム出てきますよ。

サブキャラクターが好き

これは…面白いです。いわゆるオメガバースの話ですが、高月さんの代表的シリーズ「仁義なき嫁」のキャラクターになぞらえるとまた萌えるのです。

主役カプはある国の第二王子で第一王子より優秀な攻めアルファ・ゲラシム。ハイスペックで傲慢だけど魅力的っていうまさに仁嫁の周平タイプ。受けは王立薬学研究所の優秀な研究員・キリル。仕事が好きなのにオメガ性であるハンディを背負い悩んでいる美しい人。フェロモン出しまくって周りの男を狂わせる佐和紀と同じ立ち位置と考えて良いでしょう。

カッコいいスーパー攻め様と美しいスーパー受け様なのでお互い命の危険な目にも遭いますが、悪役を倒し最後は結ばれます。この攻めの腹心の部下・エラストが周平の右腕・支倉とダブり、愛する受けを守ってきたけど近くにいすぎて兄以上の存在にはなれなかったフェドート教授が岡村とか岡崎とだぶりました。

フェドート教授は世話焼きのお人好しであまり報われないという、私がスパダリよりも大好きなタイプの攻めです。ちょっと情けなかったり人間らしい人の方が好き。エラストも仕事は優秀でプライド高くて最初はちょっと嫌な奴だけど素直になるとめちゃ可愛いという大好きなタイプ。

なんとラストでこのフェドート×エラストを匂わせるシーンが。エラストはあんなに差別的で嫌な奴だったのにフェドート教授に言いくるめられたっぽくて可愛すぎる。こっちのカプの話が読みたい!絶対お似合いだよ。多分ベータ×ベータのカプだけど、普通っぽい人が努力して悩んでもがいてるのも大好きなので。

高月先生書いてくださらないかなあ。オメガバースとしての需要じゃないから駄目なんだろか。ならせめて仁嫁の岡村×支倉を…そっちのがもっと駄目か。岡村のファン多そうだから佐和紀信者の設定はなかなかはずせそうにないし。先生が支倉受けの魅力にも目覚めてくれますように。

仁嫁ファンじゃない方には全くわからない感想になってしまって申し訳ありません。

惜しい

大好きな作家とイラストレーターでスリリングなストーリー。好きな要素しかないのにちょっと乗り切れなかったのは本当に個人的な趣味で…刑事受けが良かった、というだけです。

SF的要素もあり切なくてロマンチックなラストでストーリーは面白かったのですが、本編と逆のロシアの血が入った研究者×剣道強い日本男児のSP刑事だったらどんなに良かったことか。受けの父親が酷い奴で借金のカタに高校の先輩である攻めを受けの目の前で全裸にするシーン…これも受け攻め逆の方が萌えるやつじゃないですか?!違うか。

でも攻めは受けと別れるのが嫌で涙しちゃう可愛い所もある人なので…やっぱ将来はリバで。沙野先生なら全然アリだよね。まあ刑事が研究者の体の隅々までエロい検査する所は刑事×研究者じゃないと無理だったけど。沙野先生はこのシーン書きたかったんだろうなあ。

今月もキャラ文庫3冊共買って全巻レビューしました。豊作だったけど…節約もガンバロ。

表紙はとっても素敵

yocoさんの表紙、相変わらず芸術的です。背景の小物や色遣いが全体的に絵画みたいで腐女子でなければこれがBL小説だとは絶対気づかないような構図。もちろんポップだったりエロかったりするキャラクター2人が全面に出ている、ザ・BLな表紙も大好きなので全てがそうなってほしいわけではありません。でも一般的なBL表紙の中にyocoさんの絵があると目立つので個性の一つだと思います。特にファンタジーには最適。

大人の絵本みたいな素敵表紙に惹かれすぎたせいか内容はそこまで自分には刺さりませんでした。男なのに嫁入りに行く…という冒頭や受けの心情は萌えましたが、相手国に着いてからはまわりくどいとか名前ややこしいとかちょっと思ってしまいました。ファンタジーは余程魅力的なキャラや早い展開のストーリーに引っぱってもらえないと乗り切れない所があるので。

あとエロもリアリティあるストーリーよりファンタジーの方がやりたい放題という勝手なイメージがあるので私にはちょっと物足りない感じでした。下品な感想ですみません。でもラストでちょっと驚く設定があったのでスピンオフあるかもと思いました。yocoさんの絵ならまた買っちゃうかな。

切ない10年愛

10年どころか小学生の頃から受けは強いサッカーチームにいた同学年の攻めに憧れていて、同じ高校に入り親友ポジを手に入れた後に恋心に気づいたけど高校3年間その気持ちを隠して友達の域を超えないようにしていた…切なくて大好きな設定です。

始まりは受けが攻めに接近したのもかなり計画的でコメディータッチですらあったけど、途中で攻めがケガをしてからはかなりシリアスな展開。全身全霊で攻めを密かに愛する受けの健気さには感動したし、好きなバンドのライブに一緒に行ったりイヤホンを2人で半分こしたり高校時代の青春萌えシーンはとても良かった。

しかし8年後に再会した攻めがちょっと残念な人でした。スポーツマンや社会人としては立派でも恋愛面では鈍感でお子様すぎるというか、悪気なく無神経な所のある人でした。受けがどんな気持ちで高校卒業後連絡を絶ったかというのを理解してない。真剣に自分への思いを打ち明けてくれた人に向かって「付き合ってみよう。ホテル行ってみよう」みたいなノリでモヤモヤしました。自分から好きとは言わないのに自分をずっと好きでいてほしいとか…子供か!

でもまあ最後に受けの思いは実り幸せそうだったので良しとします。川琴さんの地に足のついたごく一般の男の人同士のラブストーリーの雰囲気は大好きで作家買いして間違いはない方だと思います。

切なく読み応えあるストーリー

高遠琉加さんのシェアハウスもの。下宿ものと言っても良い。(依田沙江美さんイラストの「楽園建造計画」も大好きで全巻持ってます)このシェアハウス「限界ハウス」にやってくる人は辛い目に遭って心に傷を持つ人ばかりなのです。冒頭の主人公エピソードから暗くて重い。でもあとがきでこれはコメディータッチな方です(当社比)みたいに書いてあってびっくり。確かにシリアスで暗い作品が多いですが、文章もストーリー構成もお上手なのでつい読みたくなる中毒性のある作家さんです。

ストーリーは一度は自殺を考えるまで追い詰められた主人公(受け)が限界ハウスの人々との出会いでどん底から立ち直っていく…というものですが、受け攻め以外のキャラクターのエピソードも丁寧に書かれていて泣かせられます。本当にこのハウスの住人は悪人に関わって心を傷つけられた人達の集まりで気の毒です。最後は救われる内容だから良いけど、現実だとこんないい人達とも巡り会えずに泣き寝入りというケースも多いだろうな、と考えてしまいました。
 
他のキャラクターの今後も気になりますが、あの振られた男娼みたいな住人の子の救済作もあるのかな?来月ショコラ文庫で高遠さんの新作が出るみたいなのでこれのスピンオフ(イラストが別の方なので違うかな?)でもそうじゃなくても楽しみです。

遠いコロラドに思いを馳せて

一度も行った事ないけど。いいよね、BLで世界旅行気分を味わえて。私はコロラドの家の壁になりこのカップルの愛を見守った気分です。

攻めのザックはブラウンヘアで青い瞳、おっとりしたお坊ちゃん育ちの34歳です。受けのアンジェロは小柄で細身の褐色黒髪。親に捨てられ里親にも何人にもたらい回しにされて育った苦労人の27歳。気が強い。

リバが一回ありますが、攻めも最初の元彼との関係では受けだったし、長身ですがキュートな人なので違和感ありません。百合カップル?アンジェロのイラストは可愛くて萌えの塊だったけどちゃんと大きい人を後ろから攻めてる絵がありました。

ザックの元彼のトムはザックを都合よく利用する最低な奴だったのですが結果的にはこの悪役のお陰でザックとアンジェロが結ばれたと言えなくもありません。

両思いになってからもアンジェロは幼少期に大人に愛されなかった事がトラウマとなりザックと噛み合わない部分も多く本当の恋人への道のりが遠い2人でした。過去の思い出に苦しむアンジェロを焦らず辛抱強く待つザックの態度が包容力のある大人で素敵でした。前作の「ロング・ゲイン…」も好きだったのでそのキャラ達の出番も多く嬉しかったです。

レンタルビデオ屋さんのお話なので沢山の映画のタイトルや内容紹介が出てくるのも楽しみの一つです。映画好きの方はぜひ。

表紙が美しい

表紙のアジサイがとても綺麗でちるちるで紹介されてた人気作家さんだなと思って購入。分厚いけど通常価格でお得です。スピンオフみたいですが関連作を読んでなくても大丈夫でした。最後の方にチラッと出てきたのが攻めの元彼っぽかったです。今彼の方が美人で若そう。

登場人物の紹介。攻めは真面目だけど堅物ではない人らしい。受けは天然系ビッチ。可哀想な人を見ると興奮してすぐセックスしてしまう性癖らしい。病気大丈夫か?そして当て馬で受けと長く続いているセフレ。病んでて段々怖さが加速していきます。ラスト近くで彼の意外な正体がわかります。あの関係性でカップルになるBLも結構あると思います。

受けがユルユルで結構苦手なタイプでした。スレてる感じじゃなくてちゃんと大学生なのに「これの何がいけないの?」みたいなピントのズレた天然ちゃんでした。攻めと恋愛して俺は変わったぜ!となってるけど公務員の攻めよりだいぶ若いしこれから大丈夫かしら?でも梅雨彦って名前は素敵。

2人の出会いはハッテン場?みたいな公園で(攻めは知らなかったらしい)他のゲイの方も出てきたりして何だかリアルで面白かったです。